#43《登校拒否》回復への小さなステップ
2学期スタートから1週間
初日はお休みしたものの
その後は【登校支援教室】だけど
毎日登校できている
一人で歩いて行くことは出来ていない
姉たちはそれぞれの別のお友達と登校する
一緒に行こうと言ってくれてるのだけど
男の子くんはそこに入りづらいのか断り
母に頼ってくる
そして毎日歩いて一緒に登校してた1学期は
どこへやら
母の私に歩いて登校を付き添う元気がない(笑)
ので
車で送る毎日でした
そんな最近の日常の中で見えた
小さなステップアップ
3つです
[小さなステップその①]
車で送るので
姉たちの出発より10分ほど遅れても余裕である
その10分で急いでお化粧する私に
『ねぇ、(送ってもらうのに)こんなこと言ったらダメだと思うんだけどさ、』
と男の子くん
『早めに着きたいの』
「え💢じゃあ歩いて行きなよ。」
せっかく登校に前向きな話の内容なのに
どうして私はこうも少しのイラつきを抑えられず
全て口に出してしまうのか
自分にため息が出る
「あ、うそうそ。どうしてなの?」
優しく(したつもり)聞き返す
『15分まで入れないから、入り口の前にみんないるんだけど、そこでみんなに会いたいの。』
「ん?みんなってクラスのお友達?」
『うん』
・
・
・
な、な、なんということでしょう♪
お友達に会うのが嫌で嫌で仕方なかった1学期
会わないように
時間をズラして
道を変えて
登校してた1学期
なのに、、、✨
やはり
ちゃんと心が修理されていったら
自ら外に向かうということなのか
[小さなステップその②]
男友達と放課後に遊ぶ約束をして帰ってきた
しかも一年生の時は仲が良かったけど
途中から(お休みが続くようになってから)苦手な相手として名前があがっていた二人
今はその二人も男の子くんも
二年生の今は全員バラバラのクラス
確かにヤンチャ組な二人
不登校になってた頃の男の子くんからしたら
完全に苦手な相手だと思う
それでも
不登校になる前は仲が良かったのだ
その二人と久しぶりに放課後に遊んだ
一年近く久しぶりかもしれない
遊んだ後
とっても明るかった
とっても元気だった
とっても幸せそうだった
[小さなステップその③]
『明日の朝は双子の相方の女の子ちゃんと歩いて登校する』
と自ら言い出した
確かに毎度毎度
チクチクと
「歩いて行きなよ~」
「お姉ちゃんと行けばいいのに~」
とか言っていた
(はぁ、本当に私は黙っていられないのか)
つい本音が
駄々漏れだ
でも
双子の女の子ちゃんのお友達が一緒にいるのは
嫌なんだそう
・
・
・
わ、わがまま~💢
そしたら女の子ちゃんが
『お友達に先に行ってってお願いしてみるよ❤️』
ってまさかの神対応
無事に歩いて登校出来た
まだまだ教室へは入れていませんが
少しずつ少しずつ
彼のペースで頑張ってるなぁ
と思う
今日も愛おしい