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詩歌

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本
詩、都々逸、短歌など。 意味のない呟き含む。
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クニナガ

#詩

クニナガ

クニナガ

詩(タイトル未定/やり場のない感情についての詩？)

　私の身体は　アイアンメイデン
　胃の辺りにいる　ちいさな私が
　さんかくずわり

　もやもや　いらいら　しくしく　だらだら

　お腹の真ん中　奥深く
　おもたくなったり　ちくちく　したり
　
　ときたま　すかすか　あばらのゆりかご　で
　雨を　浴びてる
　すきま風　浴びてる
　何にもなくて　凍えてる

　私の身体は　アイアンメイデン

　やり場のない感情が　自分を刺してく

クニナガ

クニナガ

詩『語り書け衝動』

　手がかるい　手がかるい　手がかるい
　かるい　かるい

　今日は　口が　よく動く

　指がすべる　指がすべる　指がすべる　
　指がすべる　指がすべる

　つるつる　とした　画面の上を
　アルファベット　整列した　盤面の上を

　今日は　なんだか　手がかるい　
　舌もまわる　まわる　まわる

　だけど　けどけど

　頭　まわらない　中身はない

　中身はないもの　書いてる　話してる

　からっぽ　

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クニナガ

クニナガ

詩『嘘をかく』

　嘘が好き

　ワタシの嫌いな世界から
　ワタシを遠い世界に連れてってくれるから

　嘘は嫌い

　口から溢してうっかり落とせば
　皆がアタシをわらうから

　嘘が好き

　在りもしない物に　世界に　存在に
　形を与えてあげるから

　嘘は嫌い

　嘘つきだと罵って　馬鹿にされてしまうから
　皆だって言ってるくせに　ね？

　好き　嫌い　好き　嫌い……

　パラパラ捲る　サラサラ綴る

　嘘は好き

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クニナガ

クニナガ

詩『おもいちがい』

　好きな人
　好きだった人

　あなたを想っていたはずでした
　あなたの全てが好きなはずでした

　ですが　どうでしょう？

　わたしが好きだったあなた
　
　あなたは本物ですか？
　あなたは偽物ですか？

　わたしが想っていたあなた
　わたしが想っていた……

　理想？

　わたしの想いは　本物ですか？
　わたしの想いは　偽物ですか？

　……　そう　きっと　そう

　理想　憧憬　敬愛

　わた

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クニナガ

クニナガ

詩『やめられない』

想う気持ちが
重くなるから
面影のない
裏に逃げるの

想うこと

止めたい　

止めたい

止めたい　から

君の前から去ったというのに
君が
君がいないと

面白かった
世界が
面白くない

世界が白一色
何もかもが一緒くた

なにやっても
単調で
おもしろくないの

クニナガ

クニナガ

詩『反対心体』

　なりたくないのにおとなになった
　こどものままで二十歳むかえた

　心を置いて　身体は老いる
　
　こどもの頃は　みんなが言った
　大人っぽいね　大人みたいね
　悟っているね　耳年寄り

　そうしないと　いけなかったから
　良い子でいないと　いけなかったから

　だけど　どうして
　気付けば　周りの人たちが
　私よりも　こどもだった　人たちが
　私よりも　大人になっていた

　周りは　変わるのに

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クニナガ

クニナガ

詩『落ち葉をためる』

　風がひんやり
　木々がなく

　ざわざわ　ざわざわ　　
　ないている

　めぐる　めぐる
　季節を感じ

　ぽっかり　空いた
　むねのなか

　かなしさ　むなしさ
　吹き抜ける

　ひらひら　ひらひら　
　落ちる　木葉

　焼き芋したい

　ふと思う

　空いた胸に
　楽しみ　ひらり