「すとれすふりー」な考え方!
初めて、十数年前の病気のことを書こうと思います。
私は30歳の時に、視神経の奥に未破裂脳動脈瘤が二箇所見つかりました。
経過観察をしていた33歳頃、それは少しずつ大きくなっており、それが破裂すると「くも膜下出血」を起こすので「このままでは息子さんの20歳を見ることはできないかもしれませんよ」と言われ、ちょっとした予防手術をしました。
だから、私の頭の中には小さなプラチナコイルが入ってます!
プラチナ😍
高級でしょ?(^_−)−☆ (←そこかい✋)
ちょっとした手術といっても、場所が場所だけに、失明の可能性の同意書に押印させられたり、造影剤を使って放射線室でカテーテル術をするから、髪の毛が抜けるかもと「ウイッグ」を買ったりとか、私としては、不安で怖くて、小さかった息子達にビデオレターを残そうかなとか、その時は真剣に考えました。
でも、泣けてきてとてもじゃないけどビデオレターでは喋れなかったから、2人にはお手紙を書きました。
当時小学校2年生と4歳だった息子達。
その手紙どこやったんだろう?笑笑
少し前に聞いた時は、「どっかにある」とか言ってたけど(笑)
引っ越した時に失くしたかな?(^◇^;)
おかげさまで、今長男は21歳。次男は17歳。
無事に長男の20歳を見れました。
下の息子が20歳になるまであと3年。
凄腕の医師のおかげで、予防手術は成功したし、
その後特に何があったわけでないし、
あと3年くらい、間違いなく大丈夫でしょう🙆♀️たぶん。
これは、そんな深刻な病気だとは、自分では全く思っていませんし、そもそも予防手術をしてほぼ完治してます。
が、この時からちょっと人生観が変わったのは事実!
手術の日まで、頭の中に時限爆弾を抱えているような感覚でしたので
いつ人生が終わるかわからないんだから
もう我慢しないで、好きに生きたい!!
って思うようになりました。
と、思って、自由な道を歩み始めたんですけど・・・
実は、その数年後の方が、ものすごく気持ちを押し殺した感じになっちゃうんですけどね(笑)
それはいつか話せたら話します(;'∀')
それより、まあ、当時、なんでこんなものが私の頭の中にできたのかなー?と思って医師に聞いたら、「若くして脳動脈瘤ができる人は遺伝が大半」と言われました。
でも、うちの家系には脳血管疾患の人が1人もいません。
私のひぃおばあちゃんが、若くしてお風呂場で突然死したらしいけど、当時は突然死は全て心臓マヒと片付けられていたから、もしかしたらひぃおばあちゃんはくも膜下出血だったのかもしれない、という疑惑はあるのですが、詳細は不明。
そんなわけで、ひぃおばあちゃんと同じなのか、はたまた私だけ特別なのかわからなかったけど、ともかく、医師には治療前もその後も「極力ストレスのない生活を心がけて下さい」と言われたんですよね。
脳血管疾患はやはり、過労とかストレスが大敵ですからね。
でも、私、当時からお気楽だったつもりなんだけども・・・
と、思いつつも・・・
まあ、確かにいろいろあったか(笑)
いや、でも、何があったかよりも、医師に「ストレスのない生活をして下さい」と言われた時に、真っ先に思ったのが、
「いやいやストレス社会の中、ストレスを感じないなんて無理でしょ!」
「苦労のない人には、ストレスを抱えざるを得ない人の気持ちわからないよね」
「だいたいどうすればストレス感じずに生きられるの?じゃあ教えてよ!」
と思ったんですよ。
たぶん、その考え方がストレスを生み出していたことにその時私は気づいていませんでした。
確かに生きている以上はストレスをゼロにすることは無理だと思います。
また、逆に適度なストレスはパフォーマンスを最大限に出せることもあります。
適度な緊張感がある方がいい仕事できるみたいなね!
だからすべてのストレスが悪いと思いません。
けれども「自らの考え方が生み出すストレス」は極力持たないほうがいいと思います。
なんだろう、例えるなら
心配のタネを自分から見つけにいくみたいな・・・
人と比べて、自分の満たされてないところを見つけるみたいな・・・
幸せなのにあえて、不安の材料を探しにいく…
極度の心配性というか…
ある意味これは心配性の母からの遺伝要素も強い気がするけど(;^_^A
当時はそうだな、心配のタネを探しにいく感じはあったと思う。
ま、いっか~
なんとかなるさ~
がなかなか思えず、先回りして考えがちでした。
が、前述していた国家試験に何度も挑戦したことや、息子達の子育て、いろんな出会いがあって、そして、自らが経営を始めたことで、さらなる出会いがあり・・・
考えてても始まんね~(笑)
ていうのと・・・
何があってもなんとでもやりようがある!
ピンチはチャンスだ!!
って思えるようになったことで、
以前の転ばぬ先の杖を考えすぎて心配していた自分がウソのように消えて
ちょっと楽観的過ぎるくらいになりました(;^_^A
もちろん、マネジメントとしては、リスク対策や先を見る力、慎重な行動も必要でしょう。
でもね。。。
今は、このスタンスの方がちょうどいいみたいな気がします(笑)
そのうち、もう少し私自身が慎重派になるか
それとも、例えば慎重派な人と一緒に何かをするか
猪突猛進で砕け散って、どこかに飛んでいくか(笑)
それは、全くわからない・・・
でも、わからないことは不安ではなく、
わからないからワクワクするわ~~~(≧▽≦)
先日、ちょっとストレスフルな電話をしないといけなかったんですけど💦
さあ、どんなストレスフルな会話になるか・・・
さあ来い!楽しみだわ~♪
と思って、かけたら、案の定凄かったんだけど(笑)
なんか笑えてきて楽しめました(^▽^;)
これだわ、たぶん、
ストレスすらも楽しむ✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌
これが「すとれすふりー」ね!!
といっても・・・
私でも傷つくこともあるんよ💦
だから、何を言っても傷つかないなんて思わないでね(´;ω;`)(笑)
でも・・・
極度な状況下でも「笑えた」私は、強くなったなぁ~笑