money 忘れちゃだめ紙切れ money 塵も積もれば山 money 時に死を選ばせる 生きるために今日もmake more money rykey「paper」 少し派手になった身なり 颯爽と歩く街 俺は小分けのpushを続けながら 扱う量を少しずつ増やしていき ちょっとした卸売的なことも始めていた 上から降りてきたものをまた下に卸す その間で通行量として商品の値段に 数百円でものせれば多少の儲けになる 車も利君が用意してくれたので 配
君も見たか あの家は夜になると窓からガキが出てくる スルーできねぇ筈のストーリー 口に出すまでの順序とタイミング 夜な夜な出るベランダからは 夢物語の続きがあったのさ rykey 「ホンネ」 ⚠︎フィクション⚠︎ 5月某日 あるマンションの一室 利君 「梵が3000 ×が2500 ペンが11000 白がg13000やから」 「元の金額だけとりあえず封筒に入れて行って それ以上儲かった分は取っといて良いから」 「白の客だ
まるで俺は何かの物語の中に 照らし合わせてみる あの愛の話 目の前に見えてる確かな光 手を伸ばせるなら ポケットに入れて持ち帰りたい rykey 「the speech」 これはうだつのあがらない男の話… ⚠︎フィクション⚠︎ 「3号解錠」 房の扉が開いた 同囚と拳を合わせる 「出たら本入れるし、面会来るから」 手荷物の還付 財布やiPhoneが娑婆気を増す 迎えなどない かろうじて家がある まとまった金も雀の涙 21歳のチンピラ