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当たり前じゃない。”一期一会”は身近な人にこそ。
こんにちは。佳輪(かりん)です。
贈り物向けに名入れのできる縁起物の包丁を販売しています。
今日は10年前に一緒に町おこしをしていたメンバーの集まりに参加してきました。40人ほど集まってみると、10年経って多少見た目は変わりますが、気持ちはあの時に戻ります。あの時の話だったり、この10年間の間にあったことをお互い報告し合いました。
10年も会ってなかったんだ、と思うくらい一瞬時間が戻った感覚がありました。それと同時に10年という月日が流れて、あと何回こういう時間が持てるのだろうかとしんみりした気持ちにもなりました。
一期一会
茶道でも有名な禅の言葉です。
「一期」とは一生のこと。「一会」とは唯一の出会いのこと。茶道では、”今日のお茶会は今日だけのもの。その今日、この瞬間に全霊を込めてその場に臨む姿勢”のことをいいます。
よく思い違いしてしまうのが、”人との出会いはご縁のもの。一生に一回の出会いを大切に”という意味です。しかし本来は、”一度きりの人であっても、家族のような人であっても、今のこの瞬間は今しかない。何度会う人であってもその時を後悔ないように全力を尽くそう”という意味が込められています。
今日が最終回かもしれない
今日、お世話になっている方に教えていただいた広告があります。心動かされたのでシェアしますね。
最終回は気づかないうちに終わっていく。
「今日からシャンプー自分でやる」
と子どもが言う。
わたしは「いいよ」と言った。
(そっか)
昨日が最後のお手伝いだったんだ。
二度と戻れない瞬間が
そうとは言わずに過ぎていく。
と思うと、
この大変な日々に
丁寧な気持ちを感じる。
流れていく泡。
はじめてにしてはいい仕上がり。
「髪拭くね」
できることがまだ少しある。
家族と
愛と
メリット
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人は大切なことをすぐ忘れてしまう生き物です。ふと思い出した時に、その瞬間を大切にできる人でありたいと思いました。
皆さんは、どう思いますか?
佳輪(KARIN)