098\\\ 身体の内に棲む「エネルギーのカラダ」を外に出してあげましょう。
「呼吸」のつくり方って?
それは「生きる」をつくることです。
「呼吸」の方法で生きるエネルギーを養います。「生きる」とはエネルギーを養うということですから、それはつまり「エネルギーのカラダ」を養うということなのです。
そのエネルギーのカラダとは、どこに養われているのでしょう?
エネルギーのカラダは、肉体の「内側」に養われてゆきます。それは、肉体という「容れ物」の中に、ちょうど缶詰の中に入っている中身のように、保管されているという感じです。
ただし、これを、そのまま肉体の「内側」の「容れ物」の中に入れっぱなしでいても、その効果はあらわれません。
この内側の、容れ物の、フタを開けて、中から出してあげないと、エネルギーとしての働きは弱いものです。
缶詰だって、開けなければ食べられませんものね。
そこで次は、自分の肉体の内側に養われている「エネルギーのカラダ」を、外に出す練習が必要になります。
これは、自分の肉体の内側に棲んでいる、生命の守護神のようなものです。そして、どうか外に出てきてわたしを護ってください~*ということです。
そのやり方とは、「外に出て来てくれるための呼吸」というものです。
なにしろ、その神さまは、自分の内にいますからね。自分の身体にある出口を開かせて、そこから外にお出ましになっていただくようにいたします。
動作で言ってしまえば「息を吐く~」ということですが、通常に息をふ~っと吐くようなことをしてしまうと、神さまは消えて(吹き消されて)しまいかねませんので、息を吐いているのかいないのかわからないくらいの微細な吐き方でおこないますよ。
ちょっとだけ、精神統一的な集中力は必要ですが、そんなにむずかしくはありませんので、だいじょうぶです。
そうやって、微細に出した息は、そのまま外に出してしまうのではありません。そんなことをしてしまうと、神さまはどこかに行ってしまいます。そうではなくて、出て来てくれた息で、自分の全身を包むようにするのです。息の衣で自分を包むという感じにです。
内から出して、自分の外(身体のこと)を包む。そうやってエネルギーのカラダにしてゆきます。
まるで、内なる守護神が外に出てきて外側から自分を護ってくれているかのように、なのです。
自分の身体の内に棲むエネルギー体の神さまが、一旦は外に出て、そこから自分の身体を包んでくれている状態を感じられますように。
そんなに強いエネルギーのカラダにはなっていなくても、ここでは「外に出してあげる」ことが大切です。外に出してあげなければ、それは居ないのと同じになってしまいますから。
このnoteに記事として書いております、『「呼吸」のつくり方』の練習とは、系統で分類しますと、内気功・内呼吸になります。まずは身体の内側にエネルギーのカラダを作り養うのです。
それは、見えるカラダとしての筋肉や肉体の内側の内部に、見えないエネルギーのカラダを養うということです。見えるカラダと見えないカラダとが重なってひとつになっている状態です。
これを気のカラダと呼んでもいいですし、インナーオーラという呼び方もしています。エクトプラズムのカラダという説明の仕方も。
あとは、このページに書きましたような、内のカラダを外に出して実用的に使うという練習をいたします。
「呼吸」のつくり方。
・~ 薔 薇 の 呼 吸 ~・
この『薔薇の呼吸』をいちばん素晴らしい「呼吸」といたします。
薔薇を宇宙と見立てた「呼吸」なのです。
しらのゆきひと///呼吸のデザイナー