ひなたぼっち

結婚16年目、ひとり息子はこの春中3。義務教育卒業と同時に「円満な離婚=卒婚」をするため、実名では書けない思うことを、全部暴露。

ひなたぼっち

結婚16年目、ひとり息子はこの春中3。義務教育卒業と同時に「円満な離婚=卒婚」をするため、実名では書けない思うことを、全部暴露。

最近の記事

【ありがとう行】4.好きじゃないけど

結婚して3年目、夫の借金が発覚した。 消費者金融から少額を借りては返しを繰り返していたが、 行き詰まると実家から工面していたようだ。 本人に聞いたわけじゃない。 通帳とレシートが、全部教えてくれた。 経理をやっておいてよかったと思った。 全然好きじゃないけど実は結構優秀なのではないかとも思った。 結婚した時に、外に借金は作ってくれるなと頼んだ上でのことだった。 産まれたばかりの息子が1時間おきに泣いて 命削ってふらふらになりながら授乳していた頃、 女遊びするための借金だ

    • 【ありがとう行】3.高純度の品位

      いつからスポーツの応援が好きになったのかといえば、 小学校の体育の時間のような気がする。 クラス対抗、男女別でバスケットボールの試合。 ちょっと趣向を変えた、でもよくある授業の一環だ。 2クラスしかない、毎年クラス替えがあるのに、 敵チームも全員知ってる。 なのに、対抗戦になった途端に マイチームを何としても勝たせなくちゃ、と思う この謎の使命感はどこから来るんだろう。 背負うものというのは燃料だ。 試合はいつもよりヒートアップしがちだった。 小学校高学年ともなれば、

      • 【ありがとう行】2.違うということ

        よく聞く話だ。 自分で気が付くということが、できない。 言ってもらわないと、わからない。 そういう生態なのかもしれない、男という生き物は。 夫を育てた義母は、言えばわかる子だから、と言った。 そうかもしれない。 言ったその場はやってくれた時もあった。 だけどね 「ありがとう」って、言ってほしいって お願いしないと言ってもらえないものですか。 関心を持ってほしい、ってお願いしたところで、 持てるものですかね関心って。 自分の中から生まれてくる感情、 本人の資質にならない

        • 【ありがとう行】1. コウカイからのカイホウ

          夫と出会ったのは、世界中を飛び回る仕事を辞め、 ようやく日本で見つけた、多少楽しそうと思える職場だった。 30歳の冬。 もう、結婚は諦めていた。 1年の3分の2は海外出張でホテル暮らしをしていた。 面白くて仕方がなかった仕事は、実績や実力よりも 手を挙げれば挙げただけ、なんでもやらせてもらえた。 追い風の吹いてた、ある意味めちゃくちゃな時代だった。 たぶん適性もあった。 世界中の取引先にかわいがってもらえた。 言葉が拙かろうが、経験が浅かろうが、信頼関係を築くこと。 それ

          離婚は体力がいるというけれど

          はじめまして。ひなたぼっちと申します。 結婚16年目のアラフィフ妻です。 最初に離婚を考えてから12年経ってしまい、 ひとり息子もこの4月に中3。 両親の不仲の板挟みで 精神的に病んできてしまいました。 これは(内心待ちに待った)離婚へのGOサインか。 夫からの攻撃に傷ついたりスルーしたり、 あの時に決断しておけばよかったのか それともこれでよかったのか 答えの出ないことをエンドレスで考えちゃったり、 親権に住宅ローンに財産分与、 感情二の次で実務的に交渉したり。 と

          離婚は体力がいるというけれど