100年企業探検隊 第9話 ~お客様に感動される商品を~
◎熊本市 和菓子店
創業100年を超す老舗の和菓子店です。
創業当時は、赤飯、祝い餅を販売していた。
かなりの量があったため、そこだけでも会社の運営はできるくらいだった。
その後は、結婚式の際にお土産として用意される赤飯が事業の柱だったが、ノロウイルスなどが流行した関係で徐々に受注が減っていくようになり、現在の和菓子店中心に商売をするようになった。
この和菓子店には多くの商品が並んでいるが、その商品開発は10個アイデアがでたら1個商品化すればいいくらいの割合だと仰られてました。
ここでも売れる商品を作ることがいかに難しいのか、重要なのかをしっかりと学ばせていただきました。
競合はどこになるのかを聴いた際に、コンビニだと仰ってました。
どのコンビニも価格も安く、かなり高いレベルでスイーツが発売されていることは脅威なことだが、自分たちは高いお金を払ってでも食べたいと思ってもらえるような商品を作り続けるんだという想いで業務に取り組まれているそうです。
どのような時にやりがいを感じるかを聴いた際には、「感動した」という言葉をお客様から頂けたときが一番やりがいを感じられると仰っていました。
美味しかったと言われることは今までもよくあったとの事でしたが、今のメイン商品を発売し始めて15年ほどたった時にお客様から「感動した」というお言葉を頂けたときは、自分自身の仕事は人に感動を与えられる仕事なんだと気づき、考え方、価値観が大きく変わったタイミングだったと仰られてました。
多くの人々に「感動」を与え続ける仕事だからこそ、100年以上の長期にわたって、事業が継続されていると感じた取材内容でした。
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