パシオスとショッピングセンター
先日、滅多に行かないパシオスに行ったら、服が凄く安くて、
(左から)MARVEL パーカー 1,969円→847円×2、
パンツ A 961円→429円、 B 1,479円→539円
すべて税込み
パーカーはこれからのマストアイテム。ロゴと胸ポッケの配置が好き。色も良い。
パンツは、ちょっと薄手なので今頃の家着に合う。
どれも生地や縫製がしっかりしていて、こんなに安くていいのかと思った。
4着、総計6,378円が2,662円だったので、58%オフ。
しまむらグループ、コスパ良すぎる。ただ利益があるんだろうかと、不安になる。
実際パシオスが入っているショッピングモールは、シャッターが閉まってテナント募集になっている場所が、所々にある。営業不振で借り手が少なくなれば、モール自体がさびれてしまう。
ここは娘たちが幼児だった頃から、よく遊びに来ていたショッピングモールだ。思い出の場所が消えてしまったら、やはり寂しい。
もうあの頃、遊んだ子供のプレイルームは、少子化の影響か、とっくになくなってしまった。ゴーストタウン化しそうな雰囲気の漂う通路を暫く歩きながら、変わった物が殆どのモールの中で変わらない場所をいつしか探していた。
あと何年かしたら、変わっていない物も全て変わって、変わった事さえ忘れられる。全て入れ替わったら、そこはもう思い出の地でも何でもないのだ。
それでもいい、入れ物だけでも残って欲しい。また、来ようと思う。変化するなら、変化するところまで見ておこう。
どっしりとしたパシオスのショッピングバッグを車に放り込んで、戦利品を得た高揚感と、少しの寂しさに浸りながら、帰路についた秋の1日だった。