事件から3年目の命日(ビ・ハイア裁判、一月万冊)
女性スタッフが亡くなって、3年が経過しようとしている。(2月25日が命日)
その後、裁判が進展しているように見えないが、最近の動向を確認した。
1、昨年末に和解の話が出ていた
会社側は、記者会見を理由に遺族を名誉毀損で逆提訴したが、「原告の大下氏が告訴を取り下げれば、遺族に対する提訴を取り下げて和解金を支払う」と提案してきたらしい。やはり駆け引きが目的の逆提訴(スラップ訴訟)だったのか。ご遺族の気持ちを考えるといたたまれない、、、、
2、情報開示請求されたブロガーが刑事告訴されていた
当ブログの投稿に対して発信者情報開示の決定が下されたことは以前報告しましたが、その後刑事告訴されていたらしく、昨年秋から警察による取り調べを受けていました。このほどその処分が下り、嫌疑不十分により不起訴となりましたのでご報告いたします。開示訴訟の判決とは異なる判断が下されたと解釈してよいでしょう。ご心配をおかけしていた読者の皆さまにようやく良い報告ができることを大変嬉しく思っています。
女性スタッフの自殺後、しばらく一月万冊では詳しい情報が伏せられていたが、この視聴者は事件についてブログで指摘した。これに会社側は、情報開示請求した。
プロバイダーから会社側に個人情報が渡った結果、なんと刑事告訴されていた!!幸い不起訴になったようだが、警察の取り調べはかなりの負担だったようだ。見せしめの意味もあるのか、会社側の徹底した強硬姿勢からは強い攻撃性を感じる。
当初、「彼女はどうして会社から逃げずに自殺したのか?」と疑問を抱いたが、現に一般の視聴者すらこれだけ追い詰められているのだから、身近にいながら「逃げ切れない」と諦めたとしても何も不思議ではない気がする、、、、
3、一月万冊のYoutubeチャンネルは登録者数が11万人を超えた
事件後にようやく1万人を超えた程度だったが、活動再開後の動画1000本ノックで10倍以上に増やした。本人は鬱病だというが、精力的に配信を続けている。
上記の「ブロガーに対する刑事告訴」を行いながら、こんな配信もしていた。
テラスハウスの木村花さんの件で発信者情報開示請求の簡素化を総務大臣が発表
亡くなられた木村さんのご冥福をお祈りいたします。
裁判が始まった時は、妹のように可愛がっていた大山さんが亡くなって心痛、、、ということだったが、今はどんな心境だろうか。ユーチューバーとしての収入は、ビ・ハイア社の社長として「年収1億以上」稼いでいた頃の何倍にも増えているらしい、、(それもあってか、最近は↓自身の過去を自己否定しているようだ)
一月万冊のレギュラー出演者である東京大学の安冨歩教授、ジャーナリストの烏賀陽弘道氏、本間龍氏、今一生氏、新たに加わった佐藤章氏(興味があれば「大船ハンマー事件」で検索)には、出演料が支払われていると共に、著書の宣伝効果も大きそうだ。また裁判が進展すればコメントするだろうが、普段は御用学者・マスコミ批判している彼らがどのようなスタンスを取るのかに注目したい。
4、おまけ
今一生氏によれば、示談の申し入れは原告側からされたそうである、、