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ノードを建てた話(Myria編)

この記事は仮想通貨コミュニティ「Crypto流星街」によって運営されています。
こんにちは、Crypto流星街の0x_tamaです。

普段はCryptoクラスターとして活動しており、仮想通貨やNFTのことなんかに反応しています。
noteでは、ポストするには長文だったり前提知識が必要みたいな内容を不定期でいろいろ書いています。

ノートで興味をもっていただけたら、Xでも絡んでくださいね♪


Myriaってなんですか?ノードってなんですか?

Myriaは100万人を超えるユーザーをサポートするWeb3ゲームエコシステムとして開発されたL2のGaming Platformです。
GALAというチェーンが盛り上がったちょっと後くらいに出てきて、
いまなお期待されているチェーンだったりもします。

メンバーは一部

チームの関係者が強いのもポイントで、UBISOFT/Activision/BLIZARDと
名だたるゲーム会社が並んでるところもポイントですね。

※公式サイトはこちら

ここでMyriaのノードについて簡単な説明を入れたいと思います。
MyriaはイーサリアムのL2チェーンです。
その為チェーンを動かすためにはMyria用のノードが必要です。

Myriaノード数は最初から決まってまして、
最大40,000ノードとなります。

現在、ノードのダッシュボード情報を確認すると

2024/02/13現在のダッシュボード情報

現在のノード数は9,117のようです。

ノードになるためにはラインセスを買う必要があり、現在その価格は6,000ドルとなっています。
日本円で考えると約90万。
ざっくり計算で1日あたり2000円分のトークンが降ってくるので、
約450日で原資回収できる計算です。


と、今から始めるのにはとてもリスキーなノードです。

じゃあなぜ今更ノードを建てるの?と思ったそこの貴方お目が高い。

理由は3つあって、
①アニモカをはじめとするBCGの流れが来ている
②主にBCGが流行るのはトークンバブルの後、つまり今から始めると丁度良さそうな時期だということ
③そもそもノード権を持ってるのに今までサボって立ててなかった

③が無かったら絶対にノード建ててなかったと思いますが、
残念ながらノード権は高いお金出して買っていますのでしぶしぶですが立ててみようと思います。

なおMyriaのノード動作要件は
・1日6時間動かせばOK

となっています。
なので、最低動作できるスペックはお家にあるPCでも達成できるので
比較的お気軽なノード要件だとは思います。

※注) 確認したところ、2024/4/13から本格稼働の様なので、
ワンチャンなんかあるかもしれません。

ノードを建ててみよう!

はい、ここから本編です。

①VPSを用意しよう

僕は丁度いいPCがなかったので1年買い切りレンタルを選びました。
オススメのところはいくつかあるのですが、今回はバレンタインセール中のTime4VPS(75%OFF)でした。

クーポンコードは ”LOVE24”
日本円にすると約6880円/年

Myriaの最小構成は以下となっているので、スペック的にはもう一つ下のクラスでも動きそうですがディスク容量は大切なので上記のものを選びました。

サーバーのスペック要件

②ノードのセットアップに必要なものを用意しよう

参照したドキュメントはこちらです。

ではドキュメントを元に実際の画面を見てみましょう。

ノードのセットアップに必要なものは4つ
1. ノードをセットアップするPC(今回はWindows10の端末から操作してます)
2. Myriaノードライセンス(約90万円)
3. Linux(OSは Ubuntu 20.04)
4. VPSと通信するためのソフト

1は持ってる端末を使いましょう。
 ※僕のPCはWindowsなので画面はWinの者です。

2のノードライセンスをもし買うならこちらから。
 ※注) 今からのMyriaノードは特別な事情がない限りオススメはしません。

3は買ったVPSにLinuxOSをインストールするところからです。

TIME4 VPSにログインするとOSをインストールする必要があると出てます。
OSのインストールタブをクリック

画面が変わってOSが選択できるのでUbuntu 20.04(64bit)を選択

最新は22.04ですが、ドキュメントに従ってサポート対象のOSを選びました。
Docsには記載ありませんが、バージョンは最新版でも動きそうです。

※万が一設定を間違えても再度インストールしなおせば最初から設定できるので気軽にやりましょう。

インストールが完了すると以下の様な画面が表示されます。

サーバーの準備はこれでOK


4はTermiusをダウンロード/インストールするのが簡単なのでおすすめです。

このソフトは"物理的に遠くにあるサーバーに対して接続するためのソフト"です。
Ubuntu 20.04をインストールしたサーバーはドイツのデータセンターに本体があります。
データセンターにあるPCへ接続するソフトがTermiusだと思ってもらえれば大体あってます。

サイトに入ったらAccountタブにInstallリンクがあるので使用する端末を選んでダウンロード/インストールしてください。

今回僕はWindows端末を利用してる為、Windowsを選びました。

インストールしたらIPを入力してサーバーに接続します。

IPアドレスはTime4VPSのLogin Detailsにあるので確認しましょう。

Host DetailsにUser/Passwordを入力してConnectをクリック
※初回はSSHキーを作成するためにダイアログが出ますがOKで進めて大丈夫

こんな画面になったらOKです。


③サーバーにNodeパッケージをインストールしよう

ここからはTermiusの画面での操作になります。
ドキュメントにコマンドが順番に記載されているので、一つづつ実行します。
注) WindowsのTermiusペーストコマンドはctrl + shift + vです

■nodeソフトをダウンロードしてインストールする。

"|"はパイプと読みます。
パイプの左側の処理が正常終了の時、右側の処理を実行します。
コマンドはhttps://~~からDLして問題なければ実行ってことです。

処理が終わったら下のノードコマンドを実行します。
これはエラー無くレスポンスがくればOK 
この時点でnodeソフトはインストール済みです。

helpコマンドを実行して上記のレスポンスが来たらOK

■nodeの実行をする

インストールしたらnodeプロセスを起動します。

上記が起動コマンド
実行するとAPI Keyを聞かれます。

API KeyはMyriaノードダッシュボードに記載があります。
ダッシュボードに接続しManageボタンをクリック、
API Keyが表示されるのでコピーしサーバーに入力します。

こんな感じのレスポンスがあればOK

ノードの実行ステータスはstatusコマンドでも確認できます。
※上記のAPI Keyを入れた後に出るレスポンスと同じものです。

runningは正常動作の証

また、ダッシュボードをみるとMy Nodes Online部分が1になっていると思います。
そちらでステータスを確認するのも良いでしょう。

こうなっていればOK

少し時間がたつとこんな感じで6時間カウントが始まるのでこうなれば後は放置でOK

ここまででやることはOK!
お疲れさまでした!

最後に

前述したとおり、Myriaノードを今更立ち上げる人は少ないかと思います。
ですが約1~2年くらい前、GALAが盛り上がっていたときはそのタイミングでもノードを立ち上げるか否かを検討している人がいました。

やってみた感想としては、そんなに難しいレベルのノードではなかったのでお金に余裕があってリターンの採算が合うのであればやってみてもいいのかなと思いました。

ノートの内容について、不明点があれば流星街でお気軽に質問してください。

それでは
∪*・ω・*)ノポィッ⌒【☆:*:・オツカレサマ・:*゚☆】


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