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噛むことの重要性

人間の体を健康に保つことは、畑で虫のつかない健康でおいしい野菜を作るのによく似ています。

よい野菜を作るには、なんといっても「良い土づくり」がそのカギを握っていて、充分に耕され、有用菌がたくさん棲んでいて、発酵が進んでいる大切です。

そういう「土づくり」が出来た畑の野菜は、健康であるがゆえに、虫がつきません(虫が食べるのは、美味しい野菜の証拠・・・という説は「土づくりの専門家の意見だと、間違いなのだそうです)そういう畑の土はフカフカで、柔らかです。

これを人間の体に当てはめてみると、「耕す」という行為は、「噛む」ことと同じ意味合いを持っています。

ですから、噛めば噛むほどに、食べ物は小さくなり、唾液に混ざることで胃腸の負担を減らし、腸内で善玉菌たちが発酵を行いやすくなるのです。

腸内で食べたものが発酵するか、もしくは腐敗するかは、私たちの前身の健康状態に大きく影響します。もちろん発酵している方が良い訳です。

私たちは唾液や胃液や胆汁や膵液や腸液などで、食べたものを消化していきますが、それらの消化液だけでは食べ物の分解は不十分で、最後、腸内細菌たちがそれらの食べ物を取り込み分解してくれて、初めて栄養として腸から充分に吸収できるようになるのです。

食べ物をよく噛まずに液体で流し込むような食習慣は、畑を耕さないまま野菜の種をまくのと同じなのです。

「ただ」で健康になる為の、やろうと思えば誰にでもできる生活習慣は「よく噛む」ことです。

私がおすすめするのは、

1.食べ始める一口目の100回噛み

2.それ以後は30回噛み「ありがとうございます」と3回心で唱えながら噛めば、30回噛めます

重い病気を患っている人ほど、噛む回数を増やす必要があります。


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