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聴覚過敏持ち、集団接種へ行く

みなさまこんにちは☆いかがお過ごしでしょうか?
ワタクシはといいますと、例のウイルスのワクチン接種3回目に行って参りまして、1・2回目は副反応が軽かったので甘くみていたら見事に三度目の正直で熱が出てダウン、なんとか復活したというところでございます。

さて、今回はその接種会場での体験を聴覚過敏持ち、HSP気質その他いろいろ持ちの視点から綴っていければと思います。
それでは、どうぞ☆

3回目にしてはじめての会場

ワクチン接種、わたくしの場合はかかりつけ医というものがいない(というか、そこで接種をやっていない)ので、受けるには集団接種会場に行くしかないという状況でございました。
1・2回目は運よく徒歩で行ける近所の会場で受けることができたのですが、3回目は接種スケジュールの関係ではじめてバスに乗って遠出することに。
っていうか、あの時一緒に受けたみんなはどこ行ったん?受けれてんの??謎の接種スケジュール。

初めての会場ゆえ、勝手がわからず

時間の間隔がつかめない

バスという、交通状況によってダイヤが左右される乗り物で会場に向かうため、何かあってはいけないと早めの行動を心がけたら1時間前に会場周辺のバス停へ到着しました。その時点で、HSP気質はもうしんどい

幸い、周辺には前から行ってみたかった施設があり、1時間も余裕があるならと寄ってみて気晴らしはできました。ただ、そこでの目移りする光景に時間配分をミスして接種会場へ早足で向かう羽目に。THE 注意欠陥、発動
ちなみにきちんと時間には間に合いました。

場所の間隔がつかめない

初めての会場ゆえ、場所、というか位置関係がつかめず、待合室でとんでもない席を引き当ててしまいました。

会場は大きな道路のすぐそば。高層階でもばっちり通行音が聞こえました。泣

先に来て待機している人もいて、「空いている席へ」と案内されている以上、時の運でもあるのですが、まぁまぁなかなかな音が聞こえてくる窓の近くに座ることになりました。
反対サイドからは、低音強めに設定されたオシャレBGMが聞こえてくるけれど、逆に主旋律が聞こえにくくて気になる!

よくよく周囲を見渡すと、奥のほうにまだマシそうな席が空いているのを見つけるも、このご時世、他人が座っていた席に次から次へと渡り歩くのもどうなの?と思って、耐える選択をしました。

ちなみに、先に時間配分をミスしてギリギリについていたおかげで待ち時間少な目で済みました。これぞ、怪我の功名

ここからが本当の試練

さて、待ち時間よりも大変なのが実際に接種に進んでいく過程です。
どこもかしこも、飛沫防止のためのビニールで遮られて、ちょいと声が聞き取りにくい。おまけに、自分も相手もマスクをしているので、おのずと声が大きくなる。

自分のとこだけならいいんです、それでも。
だけど、まわりもおんなじことをしている。ということは、聴覚過敏持ちは全部聞こえてしまうので(あくまで私の場合は)、どれが自分に向けられた声なのか判断が難しい

☝思わず、こうしようかと思いましたよ、えぇ。
”次にどこどこへ向かえ”という指示に関しては、大きめの案内札を持った係の人が手を挙げて誘導してくれたので、ほんとに助かりました。

ちなみにいざ接種という段階で「はい、力抜いて~」と言われたときに気が付きました。知らぬ間にめちゃくちゃ体がこわばっていることに。
子供の頃なら「いや、力抜いてと言われてもそもそも力入れているつもりないし」って思っていましたが、今ならわかります。
あぁ、まわりからの外的刺激のストレスで力入ってたんだなぁ」と。
自分の状況を客観視できるようになるのも大事な事ですね。

場所の間隔がつかめない again

そして無事に接種が済み、15分の待機時間へ。そこでまたしても不運は訪れました。

先の失敗を踏まえ、今度は窓の近くに座るまいと空いている席を注意深く見まわしてから選びました。が、そこはサーキュレーターと空気清浄機ががんばっている場所の近くでした。しかも、今度は建物の位置関係のせいか、窓が開いていても外の音が聞こえず静か。敵は窓のみにあらず…!

そしてBGMはまたしても低音強め。あの、これほんと私の場合はなんですけど、私自身が音楽をやっている人間、なおかつ注意欠陥持ちなので、何の曲なのか探そうとしちゃうんですよ、頭が勝手に。だから、主旋律が聞こえないと無意識にストレスがかかってくるんです。これを読んでいる方に愚痴っても仕方がないんですけど、そういう人もいるんだってことを頭の片隅にでも入れといて頂けると書いたことが報われます。

そして解放へ

そして待機時間が過ぎ、解放されるときがやってきました。
高層階ゆえ、エレベーターで降ろされることに。
今までの待合室でのディスタンスでも結構無意識ストレスでしたが、人数制限されているとはいえ、知らない人と至近距離のエレベーターの中がストレスMAXでした。
地上に着き、そそくさと立ち去る接種同志たちを横目に、付近の椅子にへたり込むワタクシ。そのときの心境はもう、この一言。

ひとりにして - just leave me alone -

とにかく、集団の中にいることがストレスなんだな、と再認識した一日でございました。
ちなみに、帰宅後はワクチンの副反応が出る前にシンプルな疲労で寝込みました。(副反応は翌日に…)

おわりのコトバ

ワタクシの体験談、いかがでしたでしたでしょうか。
あくまで自分目線で書きましたけど、集団接種の会場を悪者にするつもりはなく、むしろ一日に何十、何百人に向かって同じことを、それを毎日やってくださっている医療従事者・会場スタッフのみなさまには感謝でございます。

ただヘルプマークを付けている人の中には、集団が苦手な人も居るんだってことを知ってもらうきっかけになれば幸いです。

☝私がヘルプマークと一緒に付けているバッジ(44mm)。サイズで値段が変わります。

それでは☆

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