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EXIN BCS Artificial Intelligence(AI)人工知能 Foundationって?

先日、EXIN社が告知していた、AIに関する資格試験のテストがはじまりましたので、受験してみました。2022年3月現在において、日本では受験に関する情報が、まだまだ少ないため記録を残しておきたいと思います。

1.EXIN BCS Artificial Intelligence(AI)人工知能 Foundation とは?

EXIN社の日本語Webサイトにおいて、以下のような記載があります。

AIの用語と一般原則に関して、知識と理解をテストします。
このFoundation資格には、人工知能のEXIN BCS Essentials資格で獲得される内容を含み、さらに広い範囲を対象としています。

EXIN BCS Artificial Intelligence(AI)人工知能 Foundation

英国コンピュータ協会(BCS)の学習要領に準拠した内容になっており、ワールドワイドで試験が行われています。AIとは何か俯瞰的に把握し、人工知能の成り立ちや倫理的な利用について学びます。
具体的なシラバスには以下のような記載になっています。

・人工知能(AI)が「ユニバーサルデザイン」および「第4次産業革命」の一部であることを説明する
・人工知能(AI)インテリジェントエージェントについて語る
・人工知能(AI)の利点を説明する
・データから学ぶ方法を説明する -機能、ソフトウェア、ハードウェアについて
・人工知能(AI)(特に、機械学習(ML))が人間と機械が連携して動作することを理解する
・プロジェクトへの「経験から学ぶ」アジャイルアプローチの説明

EXIN社の日本語ページのURL
https://www.exin.com/jp-ja/certifications/#certifications/exin-bcs-artificial-intelligence-foundation-exam

下部に、リンクがあります。
「詳細」の横「ダウンロード」を選択すると、テストに関する情報と、模擬テストがダウンロードできます。

EXIN AI Foundation 詳細 日本語ページ下部

2.なぜ受験したの?

私は、AIやIoTを用いて、企業活動のDXを推進する業務を行っています。
その活動において、お客さまから「AIって取っ付きにくいし、難しいことは分からないけど、(社内の人に)聞かれた時に簡単に説明したいので、要素を教えて」といただくコトがありました。自身も、既存のニューズ(市場需要)の対応から一歩踏み込んで、その生まれた背景や知識を体系に理解しておきたいと思い、受験をすることにしました。
また、国内において受験者多い、一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)のG検定も追って、受験を予定しています。

3.学習とテストはどうだった?

学習は、会社の研修を通して行いました。
基本的な内容はテキストを通して学習し、講師の先生がその内容をかみ砕くように説明してくれます。テキストは、海外(多分、表現的に英国)のものを日本語に翻訳しているため、直感的ではない表現もありますが、理解はできます。もう少し読みやすい、想像しやすい内容だと、よかったのでは?と思います。
用語としては、日本人になじみのない言葉もあり、受験用に覚えることも多いのかなと思っていましたが、海外のAIに関する書籍でも同様の表現になっていることがあるので、AI/IoTを利用する・提案するような立場の方は、覚えておいても損はないかと思います。

試験で問われる内容は、EXIN Webサイトで公開されており、40問を制限時間内に選択式で回答する方式で行われます。私は自宅で受験できるEXIN-Anywhereのオンラインで臨みました。
Web画面から支払を終え、送付されてくるE-mailに書かれたURLを開くと、テストに関する個人の情報や受験科目を入力し、試験が開始されます。事前の予約なしにテストが受けられるので手軽ではありますが、今の学習状態でよいのか、踏ん切りが付かない感じもありました。
EXIN Webサイトには模擬テストのPDFもあるので、それで体験してみてください。


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