持続的な環境って何① 昆虫食
どうも、やってきました、もちです。
※タイトル変更
"私のお品書き"に記載したが、趣味の一つとして"昆虫食"がある。
昆虫料理研究会(NPO法人昆虫食普及ネットワーク)に、かれこれ5年程のお付き合いをしており、一部イベントのお手伝いをするほどにライフワークの一部となっている。
ここ最近、日本のメディアも昆虫食🐞🐜に対してポジティブに取り上げ始めたことから、世の中のトレンドが良い方向へと変わりつつあることを直に感じる。
昆虫食とは
昆虫食とは、文字通り昆虫を食材として用いた料理のことを指す。
世界人口76億人のうち40%弱(約20億人!!!)が昆虫を食す文化を有しており、日本も例外ではないことをご存じだろうか。(イナゴの佃煮は、耳にしたことがある人が多いのでは?)
「えー!!虫を食べる?気持ち悪い~、頭おかしいんじゃないの、、、」と思っている方は、時代遅れかもしれないぞ。
その理由として、2013年にFAO(国際連合食糧農業機関)が食品及び飼料における昆虫類の役割に注目する報告書を公表し、以後世界的に昆虫食が注目され、ここ最近日本でも注目されるようになっている。
昆虫食のメリット
家畜と比べて
①変温動物のため飼育変換効率が高い(4倍)
②温室効果ガスの排出が少ない(10~100倍)
③捨てる箇所が少ない(可食率が高い)
ただ現状として、"虫"が入っている料理は異物混入扱いとされ、衛生面上あり得てはならない、と考えられているのが一般的である。
もちろん、餌が明確ではない雑食かつ衛生状況が悪い野生のハエやゴキブリは対象外。
魚や牛や鳥、豚それらを適切に調理して食すのと何ら変わりはないため、いずれ、"昆虫食"という概念もなくなり、食材の一種として馴染むものだと私は思っている。
日本の"昆虫食"に対する扱いについて
一昔前〜2019年あたりのつい最近まで、日本での昆虫食に対するメディアの扱いは、昆虫食=罰ゲーム だった。
しかしながら、2019年10月の第3回地球サミットが開催され、そこでの若干16歳の活動家グレタさんの怒りの宣言が日本のメディアにも(やっと)取り上げられ、環境問題とりわけ地球温暖化についての注目度が上がった。
さらに、昨今国連🇺🇳のSDGs(GLOBAL GOALs)という言葉が流行っており、持続可能な社会であり続けるにはどうしたらいいのか、という考え方がより身近なもの=スタンダードになりつつある。
環境問題に興味を持ったきっかけ①
昆虫食に興味を持ったきっかけを書く前に、私の基軸を書くとしよう。
もともと環境問題、とりわけ地球温暖化問題に興味が幼き頃(物心がついた小学生頃あたり)からあった。
興味がわいたきっかけは、以前にも書いたがとある本を両親からプレゼントしてもらったのがきっかけ。
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"目からうろこ小学生の「地球環境」大疑問100"
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この本は、QA形式でさまざまな分野にまたがって環境問題というものに対して、アプローチがされていて非常に分かりやすいものだった。
例えば、小学生大好きネタのうんこ💩のその先(下水について)に始まり、ゴミのその先や、空気汚染に関する公害等々。
また、Newtonを父が購読しており、内容が分からないながらも写真が神秘的でよく読んでいたことや、チェルノブイリ関連の絵本(題名は覚えていないが、黒い雨がキーワード)を読んだりと、読書から影響を受けたのが大半。
環境問題に興味を持ったきっかけ②
また、家の周りが自然が溢れていた(裏山がある)ことから、幼少期の夏は虫取りでカマキリ、セミ、バッタ、コオロギ、スズムシ、トカゲ、ザリガニ、ミドリガメ、カブトムシ(現在幼虫飼育中)、、、を一時的に捕獲、リリースしていた。
網戸にセミがたまーに、飛んできてドセンで歌声を聴くこともあった。
そんなこんなで、大学生になっても社会人になっても「わぁ、虫怖ーい、助けてぇ」、などと
昆虫食に興味を持ったきっかけ
20歳を過ぎても、昆虫に対する嫌悪感というのはあまりなく(触ることに対して若干の恐怖感はあったが)、環境問題の中の食糧問題として興味深かったこととから端を発し、虫を食べてみよう!という意気込みと、話のネタになる(大概は気持ち悪がられる)ことから関わり始めたのがきっかけ。
「私、虫食べるんですよー。」と発言すると周りにからは100%気持ち悪がられる。「あいつ、頭おかしい」やら「変わり者ね」などと言われてきた。正直、そう扱われて喜ぶ私がいるのだが笑、まぁ話のネタにもなるのは間違いない。が、最近はそうでもなくなってきた。
2015年4月に社会人になってから、昆虫食というのを知り、その界隈に出入りするようになってからというものの、集う人たちも老若男女で刺激的でどっぷりと浸かって、今に至る。
"イナゴの佃煮"を聞いたことはなかろうか。そう、それは長野県
昆虫食を食べてみよう
"昆虫食"という概念の言葉がなくなり、食材の一つとして当たり前に扱われる未来はそう遠くはない、と私は確信している。