今まで頑張ってきた生命。
先程、父より電話があり
「お母さん転院になったから」と
母はレビー小体型認知症で昨年末より入院しています。
それまでは何とか自宅で父の介護で生活できてましたが、
突然身体が動かなくなり、止むを得ず入院しました。
今日、新しくパーキンソン病とも診断がつきました。
思っているより進行が早いみたいで、
行く行くは飲み込むことも困難になり、鼻からチューブを挿れて栄養をとるか、胃瘻といってお腹から直接栄養を注入する方法など選択する場面がくると考えています。
母は母が小さい頃から心臓が悪く、生死をさまようような大手術を何度も経験してます。
僕は2人兄弟なんですが、僕は元々子作りする予定はなかったけど、兄に兄弟を作ってあげたい一心で、死ぬ覚悟で産んでくれたそうです。
今、入院しながら長く療養できるような施設を探している状態です。
いつも一緒にいた父の直感でしょうか?進行性の病気ということもあり、
「もしもの時、お前はどう考えてる?」
と聞かれました。
自分が看護師になる前から母は言ってました。
『次に何かあった時は何にもしなくていいから』と
小4の時に母は脳梗塞を起こして、生死の淵をさまよいました。父が、早く気づいたこともあり右半身に麻痺は残りましたが、車運転したり生活に支障をきたさない程度には回復しました。
それからはちょくちょく言うようになりました。
それをすぐに思いだしました。
僕らのことをわからなくなって、それでも長く生きていて欲しいのか。
今まで頑張ってきたから、お疲れ様とするのか。
死への想いは家族それぞれ、家族の中でもそれぞれだと思います。
どちらを選んでも悔いがないことはないと思います。
でも、お母さんがどうして欲しいかをしっかり家族で話し合おうと思います。
ただ、コロナで全く会えないのが辛い。
他の患者さんの家族も同じ気持ちなんだと思います。
看護師として、まだまだできることがあると思いました。
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