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生理中くらい在宅勤務させてくれ
女性の皆様におかれましては、人生で生理といいものに悩んだことのない人はほぼいないのではないだろうか。
昨今ではメディアなどでも比較的オープンな話題として取り上げられることも多くなり、少しずつ世間での意識も変わってきているように感じる。
それでもやはり、男性はもちろん女性の中でもその「重さ」によってかなり認識が違うのではないかと思う。
比較できないのがなんとも言えないが、わたしもそれなりに悩まされている。
薬を飲んだにも関わらず、腹痛が酷すぎて夜中に何度も目を覚ますのは日常茶飯事だし、あまりの痛みに眠れないこともある。
「何か病気なのでは?」「このまま死ぬのでは?」と真剣に考えてしまうほどの痛み。
学生の頃は学校に行く準備をしながらそのまま気絶してしまったこともあるし、半気絶状態で友達に両肩を支えられて医務室に運び込まれたこともある。
社会人になってからも、腹痛で駅のお手洗いに飛び込んだものの、1時間経っても全く痛みが治まらず、結局仕事を休んでそのままタクシーで産婦人科にかかる始末。(ちなみに何もないですねと言われた。そんな……)
生理期間中は家族や友人に「顔真っ白だよ……大丈夫?」と言われる程度には顔色が悪いし、痛み止めはロキソニン以外効かない難敵っぷりである。
特に初日と2日目はロキソニンを飲みまくらないとまともに生活できない。
なんか、こう書いてみると私の人生割と生理に振り回されているのでは……?
なんで女性ってだけで毎月こんなデバフを受けにゃならんのだ……。
もちろん、私なんかよりもっと症状が重くて悩んでいる人は沢山いると思うが、上記が一例である。
他にも生理前の腹痛やらメンタルのブレやらを考えると、月の半分以上はとても万全とは言えない体調で過ごしていることになる。
生きづらいにも程があるだろ……。
そして生理中、私は決まってこう思うのだ。
「生理中くらい在宅勤務させてくれ、頼む……」
手持ちのナプキンの残数をヒヤヒヤしながら仕事をしたり、血が漏れて服を汚してしまったり(白衣でこの悲しい事故が起きた知り合いがいた……)、そういった理由で仕事に集中できないのは本当に辛いことだと思う。
特にインフルエンザなどのように、とても仕事ができる状態ではない体調、というわけではないことも多い生理の場合は、在宅で仕事ができるだけでかなり快適なのではないかと思う。
残念ながらいまの職場はわたし以外女性がいない「おじ密度MAX職場」なので、まず生理のつらみをわかってもらう部分から始めないといけないかもしれない。
どうにか生理痛を味わってもらう体験を全員にしてもらえないものだろうか。
一度痛みによって気絶してみてほしい。辛いから……。
とにもかくにも、生理に悩みながら在宅勤務をしたいと望む女性が、全員在宅でお仕事ができるような世の中に一刻も早く変わっていくことを望んでいきたい。