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交通事故にあった①轢かれ編_2024/08/17

色々と状況が落ち着いてきたのでメモを残しておく。実は少し前に交通事故にあって、人生で初めて救急車で運ばれた。

平日の夜、自転車で帰宅中に車に轢かれた。状況としてはこれで、自分を追い越した車が小さな小道に左折するのに巻き込まれた。

18時半くらいで、外はまだまだ明るかった。大きな通りで車の交通量は多いけど、慣れた道なので車道をそこそこスピードを出して走る。夜とはいえうだるような暑さで、ジャケットはリュックにしまってTシャツ1枚で自転車を漕ぐも、背中がびっちょり濡れている。

大きな陸橋の手前、信号は青。前方には左に入る小さな小道がある。
視界にその小道に曲がる車が突然現れて、(あ…これは避けられない…)と気付いたのは2mくらい手前だったのかな。感覚的には1mちょっと前くらいでぶつかるまで0.2秒くらいの感覚だった。0.2秒で1mですと、時速18kmですのでえ?!?!本当かも。自転車の速度は15km~20kmくらいって警察が言ってた。本当か?!感覚がすごい?!

とにかく気付いた瞬間にはもうぶつかると分かった状態で何もできず、左の花壇と曲がってきた車に挟まれてバンっと吹っ飛んだ。映画と異なり、飛んでる瞬間の記憶はなく、全く受け身なんて取れず気付いたら歩道に仰向けに倒れていた。

驚いたことに、倒れている自分に向かって一度止まった車が動き出し、(え?)と思う暇もなく右すねを後輪が轢いた。「痛い!!」と自分ではないような自分の声が聞こえてきて、車が止まった。すぐに数人の人が駆け寄ってきてくれた。
ここの状況よく覚えていないんだけど、右足だけ轢かれたのは何なんだろう。ドラレコを見てないんだけど見たいです。
(後述しますが、運転手の方はこの時後ろから追突されたと思い車を一旦寄せようと左折して倒れている私に気付かず轢いてしまったのでした)

運転手の方は、神妙に謝りながら救急車と警察を呼んでくれた。私は混乱して申し訳なくて「いや、タクシーで行けると思います!」とか言ってた。足轢かれたのに。
事故は軽めに思えても救急車を呼ばないとダメらしい。頭打ってるかもしれないし、人身事故として処理するのにどうとかこうとか。みんな遠慮せず呼んでください。

救急車を待ってる間、親切な方がお水を買ってきてくれたので飲んだ。驚いて興奮しているのか、確かに喉が渇いていた。ウェットティッシュや手ピカジェルもくれたので、少し血が出ているおでこと擦りむいた手を拭いた。自転車も親切な方が起こしてくれて、ライトが点いていることを周りに確認の上で消してくれた。(ありがたい)
どうして良いか分からなかったけど、一先ず運転手の方とお互いの身分証を出してスマホで写真を撮った。私はその後入っていたまつげエクステの予約をLINEでキャンセルした。真っ先に連絡したのはまつげエクステのお姉さんだったのか。

昼の太陽の熱が染み込んだアスファルトに座りこんで、こりゃ暑いなと思いながらぼーっと大通りの向かいのお店を見ていた。15分くらいしても救急車が来なかったので、親切な方々にお礼を言ってもう大丈夫ですとお伝えして解散してもらった。(後日調べた感じでは、運転手の人ともし揉めそうなら目撃者の人と連絡先を交換しておくと良いらしいです)
東京、親切な人ばかりじゃん。あの時のご夫婦と女性に改めてお礼が言いたいです。本当にありがとうございました。

いただいたウェットティッシュと手ピカジェル。返してなくてすみません

警察と救急車が確か殆ど同時に到着した。警察はあの自転車ですいすい~っと単身で登場したのでちょっと面白かった。警察と運転手の方の「車は?」「あれです」ってやりとりを聞いたときに、初めて轢かれたのが鮮やかな色の立派な車だと気付いた。ぶつかる時も轢かれるときも、どんな車かは全く記憶がない。

私は救急隊員の方々によって驚くほど手際よく担架に乗せられ、何故か警察も乗り込んできた。警察は救急車の中で人身事故としての調書を書いてくれた。私に質問しながら、自転車で時速15~20km程度で走行中車に轢かれました…みたいなことを書いていた。紙にはライト点灯とヘルメット着用有無を選択するところがあった。
警察はとても親切だったけど、「本当はね、自転車は車道を走らないといけなくて…」と言われ「いや、車道を走ってました!」と訂正したので、状況は冷静に正しく伝える必要があるなと思う。

長くなったので、この後の病院と保険会社とのやりとりは後半で書こうかな。

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