スマホにおすすめされたAIメンタルパートナーアプリ「 Awarefy」を使ってみた
少し前に友人から、LINEの『AIチャットくん』のことを教えてもらいました。
へ~、最先端!今はつぶやきをAIに聞いてもらう時代なのね。
でも確かに、「誰かに聞いてもらって、共感してもらいたい」というぐらいの悩みであれば、疲れている夫や、いまいち気の合わない職場の人(笑)に話すよりも、AIの方がいっそ気楽かもしれないなぁ、なんて思ったり。
そんなことを考えていた頃に、どこかのサイトかDMかで、AwarefyというアプリのCMを見たのでした。
ちょうど対面カウンセリングに通い始めて、自分の気持ちを言葉にすることで気持ちが整理されて楽になることを実感した頃。対面カウンセリングでは、親との関係を中心に聞いていただいていました。こちらはがっつりと重たい話なのですが、それとは別に日々のちょっとしたストレスというのもあるわけです。こういった気持ちを整理するのに役に立つかも?と思い、試しに使用してみています。
私が利用しているのは、以下の4つの機能です。
チェックイン
メンタル・体調・今日の意気込みを記録する(朝7時)
AIからコメントをもらう
コーピング
自分がよく行うストレス対処法をリストにしておき、実施したら記録する
3(,5または7)コラム法
イライラなどの感情の揺れを感じた時、何が起きたか、どう感じたか、別の考え方があるかなどを記録して客観的に考える
AIからコメントをもらう
スリー・グッド・シングス
今日あったいいことを3つ記録する(夜10時)
AIからコメントをもらう
使い始めてすぐは、「コラム法」をよく使っていました。家族に関することが多く、「娘が嫌そうに返事をしてきてイラッとした」「息子がまた忘れ物をした」「夫が不機嫌そう」といった事柄だったと思います(苦笑)。こういう時、今まではどうしても「何か悪いことをしたかな」「こっちを悪者にしようとしている」などと勘ぐって、落ち込むことが多かったです。
ところが記録を続けていくうちに、「何かやっている途中だったのかも」「次は忘れないだろう」「疲れているのかな」など、別の可能性もあることを少し想像できるようになってきました。そうすると、『感情的にならずに、様子を見る、待つ』ということができるようになります。大抵は待っている間に最初の感情は忘れ、家族の態度も改善していて、結果として誰も機嫌を悪くしなくて済むことが増えてきました。
もちろん、困ったことになっている場合や、困ることが明らかな場合はきちんと話をしますが、その場合も自分の気分でなく理由があって話すという意識があるので、感情的にならずに話せるようになりました。
「コーピング」は、以前の記事で紹介した、健康な状態に戻ための6つのアプローチ『B A S I C Ph』で分類しています。
私はS・I・C・Phの4つが取り組みやすいので、以下のような行動をコーピングリストにしています。
S(Social;社会的):SNSに投稿する、友人にLINEする、家族との会話の時間を持つ、カウンセリングを受ける・・
I(Imagination;想像力):カフェ勉する、ピアノを弾く、読書、美術館に行く・・
C(Cognition;認知):コラム法など、Awarefyの認知改善機能を使う
Ph(Physical;身体):ジョギングする、散歩する、マッサージに行く
この4つ(Cは、感情の変化があった時のみ)をなるべく全種類揃えるようにすると、きっとメンタルにいい影響があるのではないかな・・・と思って取り組んでいます。
復職したら、感情の動きや、人間関係の問題なども出てくると思いますが、しばらくはアプリの力も借りて乗り越えていきたいと思います。