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「人に厳しく、自分にもっと厳しく」を体現する彼の強みを書いてみた
「人に優しく、自分に厳しく」
このフレーズは小さい頃、小学校でかな?耳にした言葉。
言いたいことはわかるけど、大人になってからはもっぱら「人にも自分にも優しく」なってきた。基準が甘々な私なので、こっちの方がしっくりくる。私自身は「人にも自分にも優しく」だけど、真逆の方が身近にいて。
私の彼氏は「人に厳しく、自分にはもっと厳しく」を体現する方なんです。
このフレーズだけ聞くと「なんか堅苦しそうだ」「気難しいんじゃない?」と感じてしまうかもしれない。けど、全然違ってむしろ「え、その生き方かっけえ」ってなっている。
今日は「人に厳しく、自分にはもっと厳しく」を代表する彼についてお話したい。彼氏だから、好きだからなんて、関係ない。忖度なしでご紹介しよう。
彼には何の許可も得ていないけど、よく「俺はネット上に名前でも顔でも住所でも、晒されて恥じるような生き方はしていないので、なんでも載っけていいよ」と名言を吐いていたので、いいでしょう。(いいよね)
彼女による本音で“厳しめ”他己紹介とでも言っておこうか。
自分軸がしっかりしてるが故の厳しさ
“厳しさ”が強みだと思う理由はここにあり。
彼の考え方には決してブレない軸がある。頭が良く、何事も自分で考える癖が身に付いているので、思考の回数だけ強固になったのであろう軸がどっしりとある。
「この人は自分で判断をする回数が圧倒的に多いんだろうな」と感じる。
例えば最近だったら「炊飯器が壊れそうなので買い替えよう」という場面に直面したときのこと。私の場合、「まだ使えるしいいかなあ〜」とか「ちょろっと調べてあとは現地で見てふらっと買お〜」など、ゆるっゆるでふわっふわな状態が多い。
しかし“厳しめ”視線を持った彼は、
「炊飯器なら〇〇さんが詳しいから意見を聞く」「ネットで調べた情報を元に公式の情報を見る」「〜の数値がこれこれで、この炊飯器が1番おいしく炊けるだろう、これにしよう」
この流れを苦にも感じず、面倒だとも思わずさらっと行ってしまう。
小さな意思決定から大きな決断まで、しっかり情報収集して納得の行くまで考え、判断する。この繰り返しが彼の強固な自分軸を作り、“厳しさ”につながっているのだ。
強み以外のなにものでもないじゃないか。
ずばっと言うので聞いてて気持ちいい
彼は上司だろうが部下だろうが、私だろうが、身分や立場に関係なく“厳しさ”を持っている。間違っているものは違うとはっきり言うし、誰に対しても恐れない。つっよいメンタルの持ち主だ。
そんな彼は、立場に関係なくずばっと意見を言う。
気持ちいいくらいにずばっと。良く言った!!!(拍手喝采)な事例はどれほどあるだろうか。周りのみんなも救われてるんじゃないかな?救われているのを目にしたこと、あるある。
「そんなに人に厳しい人は嫌だ」と思うかもしれない。私もただ厳しだけの人だったらそう思っていただろう。でも彼が人に厳しくできる理由、それは「自分にはもっと厳しい」からだ。
抜かりなく自分にも厳しい。仕事ひとつとってもそうだ。
彼は商品を販売する接客業をおこなっているが、自社の製品に加えて他社の商品も全て把握する。「お客さんはうちで買うより〇〇で買った方がお得ですので、そっちをご案内しますね。理由としては…」なんて会話もするらしい。
(一回どんな接客をするのか実演してもらったことがある。まんまと買いそうになった。)
自分に課す水準を高く置く。みんなの期待をはるかに超える水準で行動する。だから誰も彼に“厳しい”とか、“若いのに”とか、言わない。
彼の行動が全て「人よりも自分にもっと厳しい」を体現してるから、説得力が歩行しているみたいな、誰も文句の付け所がないみたいな。
自分らしく生きている。人間的にかっけぇわけだわ。
“厳しさ”を支えるのは、誰にも壊すことができないほどのつよつよな自分軸。
私は日常生活の中で、会話を通して彼の強い自分軸に触れる。その度にボクシングのサウンドバックでバシッと跳ね返ってくるような、力強い言葉が返ってくる。メンタル弱々な私は、彼との会話を通してメンタルがしっかりしてきたのかもしれない。
こんな軸しっかりした人おらんねんて。右に出る者がいない。いや、おった。うちのおとんもや。
「恋人に選ぶ人は父親に似る」だのなんだの聞いたことあるけど、自分軸・厳しさという観点ではあってるかもしれない。なんて思ったり。まあ私はゆるっゆるなんですけど(笑)
そんな「人に厳しく、自分にはもっと厳しく」が似合う彼、実はお花が好きでガーデニング検定を持っているという繊細な一面も。お花に向けた目線は厳しくなく、優しい瞳には華やかなお花が映るのであった。
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