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私の躁鬱の話

どうぞよろしく、すべてちゃんです。
10年以上の付き合いとなりました、私の双極性障害のお話をします。
長くなる!

時は遡り小学4年生
 それまで引っ込み思案で大人しかった私は突然明るい性格になった。
クラスの役員も進んで立候補し、活発に友達と遊ぶ女の子になった。
そんな私の変化を、周りは自然に受け入れていた。何故ならこの時期というのは、大抵の人が何かしら人格に変化の見られるタイミングであったからだ。
 ただ気に掛かっていたのは、慢性的な焦燥感とイライラ。その解消として、自分の身体を殴るようになった。この辺の自傷行為話は別の記事に、、、

真逆の小学5年生
 突然目の前が真っ暗になった。毎日死にたい気持ちが消えなくなった。身体を殴る理由も変わっていった。学校を休むという選択肢が頭になかったため、毎日苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて明日が来なければいいのにと泣きながら眠った。
 同時にマスク依存症になり、運動会にもマスクをつけて参加して怒られるなどした。

そして躁鬱の波がはじまる13歳
 小学校6年生の後半〜中学校1年生の頃。
また最初の躁の時のように活発になった。私のいた地域は小学校も中学校もメンツが変わらない。だからみんな、流石におかしいと気がついたのだろう。中学にあがると仲の良かった友達も離れていった。
 学校にいるほとんどの時間を一人で過ごしたが、それ自体は苦では無かった。一人でいることよりも、大勢の中にいる方が孤独感というのは強くなるのだ。
 中学校一年生の秋頃までは、かなり強めに躁の症状が出ていた。しかしその後、やってきたのだ。鬱。鬱。鬱。
中学校は、2年生に上がってすぐ、通えなくなった。

不登校で終わった中学時代(躁鬱と診断される)
 学校に行きたくない訳では無かった。むしろ、みんなと同じ「普通」でありたいという気持ちから、なんとか通えないものかと毎日考えた。それでも体と心は拒む。苦しい。死にたい。自分を痛めつけたい。鬱の時頭の中は、こういった希死念慮を基とする苦しみに支配されていた。

 ここで一旦、私の躁鬱のタイプについてお話ししよう。
躁鬱は、おおまかに2種類ある。鬱の期間の方が長いタイプと、躁・鬱が半々くらいになるタイプ。私は後者だ。
そして躁鬱の波の期間も人によるが、私は約半月ごとで、時々一日のうち半分が鬱、半分が躁ということもある。
 不登校引きこもり時代、鬱と躁を行き来して、家族を困らせてばかりいた。

 躁の時の頭の中は、万能感で溢れている。しかし楽しい気分という訳ではない。ベースにあるのはやっぱり希死念慮なのだ。
●鬱→死にたい。けど体動かん。せめて腕切ってODして、、、
●躁→死にたい死にたい死にたい今なら実行できる! やれる! 死ぬか!
こんな感じ。なので、私の過去3回ほどの自殺未遂は、全て躁状態の時に決行したのだ。
 一見元気に見える躁状態。でも頭の中はやはり死にたいで溢れていた。

通信制高校に進学 ほぼ引きこもり
 中学に2年間通わなかった私は、勿論普通校に進学できる訳もなく、通信制の高校に入った。対面での授業は月2回程度。あとは自宅で課題をやるだけの毎日で、ほとんど外に出ることが無かった。時々、夕方や朝方に散歩へ出掛けては、送電鉄塔の写真をデジカメに収めていた。
 高校一年生の頃、躁の勢いで私は通院をやめた。

アルバイトを始めた高校2年生
 母親から、せめてアルバイトをしてくれとお叱りを受けた。
無理。無理に決まっている。薬と酒を大量に飲み、腕を切ってなんとか死なずに生きている人間が、アルバイトなどできるわけがない。
だから私は決めた。
「3ヶ所、面接に行って、ダメだったら死のう」
完全に舐めていた。あっさり採用。そうして私はドラッグストアでアルバイトを始めた。この時接客の楽しさに目覚め、躁鬱の寛解に一役買うのだが、それでも毎日苦しくて、何かに急かされて、死にたくて、どうしようもなかった。

そして今
 まーーーったく寛解していない。高校卒業後進学したものの、躁鬱の症状が酷くなり、また通院を始めた。昔より強い薬を出してもらっているのに全く効かない。今でも毎日私は、苦しくて死にたくて色々なものに依存しながら、なんとか生きている。
 就職先も決まり、良い人たちに出会い、本当に感謝している。
でも、だからこそ、死にたいのだ。今でも自死の機会を窺っている。死ねない理由がたった一つだけ存在してしまったため、このような記事を書くなどして誤魔化しながら生きている。来年には社会へ出ることになる。会社勤めになる。出来るだろうか。不安しかない。でもやるしかない。

 同じように苦しむ人たちへ、少しでも眠れる夜を過ごしてください。

だらしのない長文、ここまで読んでいただき特大の感謝です、、、
是非他の記事も読んでやってください。
ありがとうございました(╹◡╹)


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