家庭科の成績〝3〟の人間が「推しぬい」を作ってみた!(前編)
はじめまして!れぐるすと申します!
普段は趣味でイラストを描いています。
作り始めたきっかけ
最近、推しぬいがブームになっていますよね。
そのブームを実感したきっかけは、私の複数の友人が推しぬいを作り始めたことです。
私も推しのぬいぐるみが欲しいと思ったことは何度もあります。
しかし、私の推しはオリジナル(一次創作)のキャラクター。誰かに依頼するか自分で作らない限りこの世に生まれることはありません。
ぬいぐるみを作れる誰かに制作を依頼するか……と考えていたところ、友人に止められました。
『ちょっと待って!!れぐるすは絵描けるんだから、ぬいぐるみも自力で作れるんじゃない!?』
「でも、縫い物なんて中学生以来もうやってないし、小学生・中学生の頃の家庭科の成績は“3”だったし……作れる自信が……」
『今はYouTubeに推しぬいの作り方動画を載せてる人がいっぱいいるよ!』
そう言って紹介されたものが、女子中学生ぬいものアイドルのたきゅーとさんの動画です。
「え、この人の動画めちゃくちゃわかりやすい……!!
もしかしたら裁縫初心者の私でもぬいぐるみ作れちゃうかも!!」
僅かな希望を持って、ぬいぐるみ制作の一歩目を踏み出しました。
初めての推しぬい作りにチャレンジ
今回ぬいぐるみを制作するキャラクターはこちらです。
金髪碧眼・メカクレショートヘアが特徴の女の子です。
かれこれ8年以上描き続けているキャラクターなので、思い入れがあります。
材料を用意する
まずぬいぐるみを制作するために必要な材料を揃えます。
私は小学生の頃に使っていた裁縫セットがまだ生きていたので、針や裁ちバサミ・針山などの基本的な道具は買いませんでした。
今回私が新たに買った材料は以下の通りです。
刺繍枠 (百均にて購入)
綿 (百均にて購入)
刺繍用下地シート (百均にて購入)
刺繍糸 (Amazonにて購入)
生地 (ユザワヤにて購入)
接着芯 (ユザワヤにて購入)
刺繍枠や綿は百均のものでも大丈夫そうだったので、百均にて購入しました。
刺繍糸はAmazonで安くセット売りされていたものがあったのでそちらを買いました。セットの刺繍糸は濃い色が多めでした。
生地はユザワヤで購入しました。
顔のデザインを考える
まずは顔のデザインを考えます。
使用したソフトはAdobe Illustratorです。
私はIllustratorを使いましたが、アイビスペイント等の無料アプリでも大丈夫です。
Illustratorを使うと線を一瞬でふちだけの状態に切り替えられて便利なのでオススメです!
型紙を選ぶ
今回私が使用した型紙は、たきゅーとさんの「新おすわりぬいぐるみ」です。
たきゅーとさんは、作り方の解説動画がすごく丁寧でわかりやすいので初心者の方にオススメです!型紙も初心者向けのものがいっぱいあります。
顔の刺繍をする
まず刺繍用下地シートに、顔のデザインを印刷します。
印刷するデザインの図はふちのみの状態にしておくと縫いやすいです。
下地シートを肌用の布に貼った後は、刺繍のやり方動画を見ながら黙々と縫っていきます。
こちらは片目の刺繍ができた頃の写真です。
その後もさらに黙々と縫い進めます。
刺繍は中学生以来でしたが、絵を描くのが好きなので刺繍も楽しみながら進められました。
刺繍が終わったあとは、刺繍用下地シートを洗って落とします。
インナーカラーの髪の毛を作る
髪の毛はインナーカラーにしたかったため、両面テープのようになっている裾止めテープを使って布同士を貼り合わせました。アイロンで貼り付けられます。
今はぬいぐるみ用の接着シートもあるみたいです。便利そう……
インナーカラー用の水色の布はトイニット(薄手の生地)にしたので、貼り合わせても極端に縫いづらくなることはありませんでした。
体を縫う
体は制作写真を撮る間もなく作り上げてしまったので写真がありませんでした。すみません……。
たきゅーとさんの動画を見ながら手順通りに作っていったらあっという間に完成しました。
ちなみに顔・体共にオール手縫いで作っています。
1体目のぬい、ついに完成!
制作期間5日間で、ついに生まれました!!!!
かわいい!!!!自分の手で作ったからめちゃくちゃ可愛く見える!!
さらに、市販のお洋服も着せて、ぬい撮りスポットで写真を撮ると……
可愛すぎる!!!!!!!!
美少女爆誕やんけ!!!!!!!!
ドロワーズやお靴も履かせたので、どの角度から見ても完璧です!
あることに気づく
初めて制作した推しぬいに大満足していた私でしたが、インターネットでぬい用のお洋服を探しているとあることに気づきます。
「欲しいと思ったぬい服、大体20cm用だな……」
ぬい服のオンラインショップを眺めていると、フリルのついた豪華かつ装飾の細かい衣装は20cmぬいちゃん用であることが多いと気づきました。
さらに調べると、海外の着せ替えぬいぐるみ(中韓ぬい)は20cmサイズが主流であることを知りました。
じゃあ作るか……20cmの推しぬい……!
後編へ続く!