"ないものねだり"とコロナ禍における観光まちづくり
keiです。
人間というのは欲深い生き物で、仮にそれが不可能であったとしても"ないものねだり"をしてしまう。
また、他者の良いところは目に入りやすい一方で、自分に目を向けると嫌なところが目立つという意味の"隣の芝は青く見える"といった言葉がある。
観光に置き換えてみれば、自分の住んでる地域は観光する場所なんて無い。
または、こんな場所じゃなくて京都のような有名な観光地に行った方が良い。
などの意味合いになるのではないだろうか。
このように他者の良いところは出てくるのに自分のことになると良い所が分からないのはよくある話だ。
観光まちづくりにおいて、重要と考えられる中によそ者・若者・バカ者という言葉がある。
これは地元民にとっては当たり前の日常でも、彼らからすれば非日常に見える事で気付きやすいからだと考えられる。
そんな非日常の彼らや観光客によって観光地は育まれてるのかもしれない。
しかしながらコロナ禍という非日常が続く現在では、観光に踏み切れずにいる人も多いのではないだろうか。(Gotoキャンペーンについては後日。)
そういった非日常の中で選択肢の一つとして推奨されているのが近場の外出である。
今回のコロナ禍は非日常の中で自分の住んでいる地域やその近隣地域の魅力を再発見できる可能性を秘めているため、自分の地域について考える良い機会なのではないだろうか。