地方公務員がコーチングを学び始めた理由
以前の投稿からだいぶ時間が経ちましたが、先日からコーチングの勉強を始めました。
具体的には、コーチングのスクールに通い始めました。
今回は、なぜコーチングを学び始めたのか、そのことについて書きたいと思います。
きっかけは昇給と子育て
昨年の4月に、メンバーから係長になり、組織で求めれる役割が変わったことです。係長になると、基本的に担当のプロジェクトはなく、チームメンバーと、メンバーそれぞれが担当するプロジェクトをどうまとめていくかということが仕事になります。
係長になる前に読んでいたマネジメントに関する本で、ぼんやりと、チームリーダーとメンバーの仕事は違うものになるという意識はあり、係長になってからマネジャーとしての役割を果たすんだということをかなり意識的に考えながら、仕事をしていました。
もう一つのきっかけは子育てです。昇給と時期をほぼ同じくして、自分にとっては初めての育児が始まりました。自己が確立している大人とは違い、赤ちゃんは言葉も通じないし、ボディランゲージの一つで子どもの反応は全く違う。思い通りにいかないことの多い育児で、自分の思い込みやコミュニケーションの悪い点などにぶち当たることが多く、妻も含めて、人と接するということについて改めて考える機会がたくさんありました。
家庭での初めての育児、職場での初めてのマネジメント
この2大イベントがあり、これから自分は仕事にどんな意義や楽しみを見つけていこうか、自分自身としてどういう生き方をしていこうか、ということについて考える機会が多くなっていきまいた。
コーチングへの誤解が解けた体験
実はコーチングについては、よく知らない頃はいい印象がありませんでした。部活の顧問の先生、スポーツのコーチのように、唯一ひとつのノウハウを教える存在というイメージが強く、間違ってもいいから自分で物事を考えて決めたいという自分自身の価値観に馴染まないと思っていたからです。
しかし、マネジメントの本を読む中でコーチングの概念に触れるなかで、その誤解はしだいに和らいでいきました。そして、ちょうどその頃に、職場で、プロのコーチによる研修があり、その後、個人的にその講師にコーチングをしていただく機会にも恵まれ、一気にコーチングへの関心が高まり、コーチングを専門的に学ぶ決意をしたのでした。
今回は、コーチングについてこれから発信していく中で、学ぶきっかけとなった出来事について書いてみました。
コーチングの一般論についてはたくさん本が出ているので、このnoteでは個人的な体験や、公務員×コーチングのようなテーマで書いていきたいと思います。
興味があればぜひ読んでみてください。