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いじめの経験談と自殺について思うこと
私は小学校5年生の後半くらいからいじめられていた。理由は私がガリガリで色白で人に親切で(いじめっ子曰く、)ぶりっ子だったから。
いじめられる前まではクラスのカースト上位。女友達ばかりとつるんでいたが、小5に入り男友達も出来た。私は男女差別なく目の前の人に親切にはするほう。その性格と、天然な性格(ぶりっ子)が原因で幼馴染2人の女友達を中心にいじめが始まった。まあ、ぶっちゃけモテだしたのだ。クラスのサッカーが得意なお調子者で人気の男子が私のことを好きになったらしい。その後、他の男子からも好意を抱かれている感はあった。
今思えば、幼馴染の好きな人だったのかもしれない。でも私は好きで好意を抱かれた訳でも痩せていた訳でも色白な訳でもない。気分が良い時はルンルンしていたけど、別にそんなのいいじゃんか。子供の頃は世界が狭く、集団行動が多いため皆他人に関心持ちすぎ。いじめは虐める側が悪いけど、環境も悪いと思う。
「自分だけが悲劇のヒロインだと思うなよ」
いじめで不登校になった私に、母が言った一言。そういえば彼女は、私が幼馴染からいじめを受けたことも、理由も未だに知らない。ゲームを与えなかったらクラスでハブられたと勘違いしている。母はその頃コンビニの経営で忙しく、父は毒親で罵声を私に浴びせ続け行動を規制した。本当に(痛いのは嫌いだから実際に行動には移さないけど)死にたいと何度も思っていた。
中学はメンツが変わらなかったのであまり大きな変化はなく、高校は進学校とコンビニの手伝いのアルバイト(進学校なのでバイト禁止だが家がコンビニなので特別免除)で当たり障りない友人関係はあった。でも大学入学で地元を出た時から今さら連絡をとっていない。私は地元という人間関係が嫌なのだ。
大学では普通に友人が出来たけど、幼馴染の裏切りによるいじめは私を人間不信にした。表面上は友人でも腹の底から信じることは出来ていなかった。レベルの低い大学の皆が皆、顔面至上主義なのも顔面にコンプレックスある私の自信をなくさせた。だけどスタイルは良いからヤリモクの人は近づいてくる。本当に人間不信!
自殺について思うこと
本当に悲しい。日本、自殺多すぎ!生き続けてるだけで皆偉い。去年全国旅したけど、和歌山とか自殺による救急搬送が多いと聞いて悲しくなった。私は当時1人で悩み苦しみ続けたけど、そういう気持ちをネット上でも吐き出せる場があるといいと思う。対面とか、国の電話相談とか私にとってはぶっちゃけハードル高かったもん。そういえば、この前読んだ「死ぬまで生きる日記」はカウンセリング受けてるようで良かったな。
死ぬまで生きる日記 読了📚16
— なか (@09hn3ksm) January 28, 2025
死にたかった気持ちを誰かに言ったことはなかったし、なぜ死にたいのかを深堀りしたことも、カウンセリングを受けたこともなかった。これは死にたい気持ちに向かい合い続けた土門さんの記録。カウンセリングに興味があるけど踏み出せずにいる人は読むといいかも。 pic.twitter.com/7FhyWzeoNq
あと、この前、坂口恭平さんにサイン会で少しだけお会いした。この方はカウンセリングのプロとかではないけど、無料で話を聞いてくれるらしい。とても気さくな方だった。坂口さんはご自身が躁鬱で悩んでいる。そんな中、活動しているのは見ていて勇気を貰える。
あとは精神科医トミーさんの本もなかなか良かった。
心の荷物の手放し方 読了📚9
— なか (@09hn3ksm) January 14, 2025
精神科医Tomyさんの反響の大きかった8つの名言が登場する、フィクション。
今の私には選択•好意の話が響いたかな。「自分の選択が正しかったと納得すること」
あと、私も悪意を向けてくる人は自分が幸せじゃないか、他人を変えられると思ってるかだと思う。 pic.twitter.com/o0wOEBPVCi
世界を見渡してみると、自殺率は日本より低い。それは環境もだし、宗教で自殺禁止にしているからが大きいんじゃないかな。宗教は宗教でいいと思うけど、日本にも宗教以外の心の拠り所となる場がもっともっと増えてほしいと思う。