豊作の秋アニメ第一話感想戦 2023年
はじめに
今季は凄いアニメが充実しているので、さらっとお勧め作品をご紹介したいと思っています。
ここ最近のアニメは凄く平均的で、心動かされるような作品が少なかったので、今回はとても心が躍るクールとなっています。
今はまだ始まったばかりで、今後どうなるかは、分かりませんが、とりあえず、どうぞお願い致します。
葬送のフリーレン
週刊少年サンデーで好評連載中の本作。アニメ化する前に、有名な賞を受賞して、ちょっとだけ読んではいましたが、ちゃんと理解出来てませんでした。
アニメでようやく、僕自身の中で理解出来た部分も多く、これからが、期待の作品となっています。
フリーレン役の種﨑敦美さんの演技が解釈一致が凄くて、あの優しい世界観にピッタリで、とても愛おしい場面が丁寧に描かれております。
過去と現在とそれぞれの視点で描かれる世界の描き方が、とても上手く描写されており、ついつい沼ってしまいます。音楽もとても際立っていて、美しい世界観をより一層、この世界への深度が深まる作品となっています。
まだまだ始まったばかりなんですけど、既に6話まで放送されてはいますが、とにかく、今季最大の話題作となっていると思われます。
鬼滅の刃の影響で、アニメは儲かると分かり、地上波のテレビ局がやる気に満ち溢れていることは大変、結構なことなんですけど、変な横槍とかが、無いかは心配になるんですけどね。
クオリティの高さで言えば、今季一と思うので、是非とも、皆に見て欲しい作品となっております。
お嬢と番犬くん
別冊フレンドで連載中の少女漫画。両親を交通事故で失い、やくざの祖父の下に引き取られた一咲とその彼女の世話係となった宇藤啓弥との恋愛を描いた本作。
僕の中の乙女心が大爆発してしまいました。こんなに自分の中で、少女漫画を求めている自分がいたなんて・・・・。
内容は王道なんですけど、引き込まれるような言葉の数々とメイン2人のキャラとテンポの良さが、僕の中で大爆発してしまいました。これはヤバい。
一咲は幼い頃から、啓弥がLOVEの意味で大好きでしたが、一方の啓弥は大切な存在ではありますが、LIKE位の意味合いなのかもしれなかったです。
この噛み合っているようで、噛み合ってない2人の関係性や心配で裏口入学するという在り得ない展開という少女漫画らしい内容には、この少女漫画愛好家の僕としては、ヤバい要素盛り沢山ですね。
三話時点で、マジで?と思っているので、これからの展開も期待大ですね。
この楽曲も凄くお勧めなので、是非とも聴いて欲しいです。
私の推しは悪役令嬢。
愛中出版・一迅社刊の流行の悪役令嬢を扱った僕の大好きな百合をテーマにした本作。これが想像以上にクリーンヒットしてしまいました。
乙女ゲーム「Revolution」の世界に転生してしまった主人公が、そのゲームの登場人物・レイ・テイラーとなり、男には目もくれず、大好きな悪役令嬢であるクレア様に変態的な愛を見せるというぶっ飛んだラブコメになっています。
ちょっと今時のアニメに無いなつかしさが、結構、ハマっており、早く次の話が観たくて仕方ない位には、ハマっていますね。
異世界転生系に食傷気味の僕ではありますが、百合となると話は別です。
百合は文化ですから。もっと、多様性の時代、BLが許されるんだから、こっちをもっとやれという気概を込めて、この作品を推したいですね。
僕の視聴した限りでは、三話なんですけど、ヒロインのレイに凄い影を感じるというか。こんなに明るいわけがそういうことなのかと思うとこの思いが報われることばかりを祈ってしまいます。
個人的にオープニングがクセになるので、是非とも、聴いて欲しいな。
豚のレバーは加熱しろ
電撃文庫で好評発売中の新感覚異世界転生作品である本作。
文字通り、豚のレバーを加熱せず、喰ってしまった主人公は異世界。しかし、人間になるのではなく、まさかの豚に転生というトンデモ展開が魅力。
養豚場で出会ったのは、人の心が読める少女・ジェス。純朴な彼女と王都に行く大冒険の作品となっています。
それにしたって、今季はprojectNo.9の作品と楠木ともりさんが出演している作品の実に多いことか。彼女メインの作品も実に多い、多い。
異世界転生物ではありますが、何とも優しい空気感が魅力の本作。
まだ、序盤でこの世界をいまいち、理解出来てない僕ではありますが、二話もとても、面白くて、二人のやり取りがとても愛おしいので、推させて下さいませ。
まだまだ、序盤なので、間に合うはずなので、是非とも、視聴して欲しい作品です。
ジェスの純真無垢さが堪りませんなぁ、ブヒブヒ。
星屑テレパス
まんがタイムきららで好評連載中の本作。内気で人見知りな小ノ星 海果が、自称宇宙人の明内 ユウと出会い、ロケットに情熱を燃やす本作。
昨年、大きな話題となった「ぼっち・ざ・ろっく」から、一年ぶりのきらら作品。きららと言えば、笑えて、泣けて、可愛いが詰まっていますが、果たして、今季はどうなりますことやら?
まだ、視聴時点では、二話なので、現状は楽しい展開が続いているのですが、これから、ロケットが内容の中核に入っていくと熱くなっていくのでしょうか?
一話が物凄く泣けました。こういう人見知り自己肯定感ひくひく主人公の小ノ星 海果はトレンドではありますが、これから、どんどん変わっていくと思うと何とも、楽しみなような、怖いような?
とても、丁寧で温かみのある内容なので、今後の展開に期待しております。
「婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む」
ふか田さめたろうによる日本のライトノベル。「小説家になろう」にて、2019年8月12日から連載中。略称は「イケナイ教」。
通称魔王様と呼ばれる人嫌いの魔法使いアレンと家族と国に裏切られた令嬢・シャーロットとの温かくも、何処か愛おしい幸せをつかむ物語。
まさか、令和にこんなに杉田さんと早見沙織さんの作品を拝める日が来るなんて。こんなに2人が正統派のキャラを演じるのも、何だか、珍しい気がして、余計に来る物がある平成ど真ん中のオタクでございます。
王道でベタ、何処か、既視感はあるものの、新しい匂いを感じることが出来るこの作品。
人に抑圧されることに慣れ過ぎたヒロインのシャーロットを変えて行こうと努力するアレンとの繋がりが、今後、どう変わっていくのかに、期待しかありませんね。
現状、最新話を視聴は出来ていませんが、注目している作品となっています。
因みにこの作品に於けるイケナイと言うのは、いやらしい意味ではないことだけは、悪しからず。感情を知らない彼女への解放がテーマとなっている為、そう呼ばれているだけなので。
薬屋のひとりごと
これはまだ、放送は始まっていませんが、僕自身、この作品がアニメになる日を長いこと、待ち続けていた作品となっております。
架空の中華風帝国を舞台に後宮に官女として、売られた少女・猫猫が、宮廷に蠢く難事件を持ち前の知識と経験で切り抜くミステリーとなっています。
この作品は、小説が原作なのですが、漫画版があり、それを読んでいた僕としては、待望のアニメ化に心が躍っています。長かった、長すぎたんじゃ。
キングダムや後宮の烏を読んでいて、改めて、僕は中華が大好きなのかと実感しました。何より、ミステリーをこよなく愛する僕としては、この作品は正にドンピシャとしか、言いようがありません!
もっと、こういう作品増えないかなぁ?
個人的に主人公の猫猫の冴え渡る推理も好きなのですが、そのパートナーの壬氏とのやり取りや彼とのコメディ要素もとても好きなので、其処にも期待している作品となっています。
ただ、残念なのは、壬氏の声が櫻井孝宏さんじゃないことなのが、一番残念でなりません。大塚君は、【推しの子】で大きな話題となった声優さんなんで、随分と若くなったなという印象がバリ高なんですけどね。
そして、日本テレビが放送に関わっているということ。フリーレンと言い、余り、日本テレビ系のアニメに良い記憶が少ない僕としては、不安しかないですね。
テレビ局とアニメに関係は殆どないと分かっていても、何か、いやらしい空気を感じ取ってしまう。僕の悪いクセ。
とにかく、初回は三話と贅沢な感じなので、どう描かれるか、期待せずにはいられませんね。放送が待ち遠しいです。
(僕の地元では、二話連続だそうです。なんでや!)
引きこまり吸血姫の悶々
引きこもり吸血鬼の少女コマリことテラコマリ・ガンデスブラッドの社会復帰コメディファンタジーとなっている本作。
凄まじい程のテンポ感とボケの応酬、吸血鬼のクセに血がダメだったり、弱かったり、いじめられたりと散々過ぎる設定ですが、楽しい作品となっています。
二話の時点では、まだギャグ要素満載で、暗い雰囲気が全然見えてこないけれど、このPVを見る限り、三話からが、大変なことになりそうですね。
百合がメインになりそうな空気の本作ですが、現状は登場人物も少なく、ド変態のヴィルヘイズのみなんですけど、はてさて、この先どうなりますことやら?
最後に
如何だったでしょうか?今季はとても、優秀なアニメばかりで、凄く嬉しい今日この頃。他にも、色々見てるのですが、この辺にしておきましょう。
他にも、これ面白いよとか、自分もこれが好きみたいな作品がございましたら、メッセージくれると凄く嬉しいです。
一番心配なのは、これから、アニメが沢山始まりますが、果たして、どれだけ、残って、どれだけ、消えるのか?全員、僕の中で生き残ることが出来るのか?
それでは、皆様、また会う日まで!!!