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今週のキングダムPART66第706話「扈輒軍の精神」


 久しぶりのキングダムでございます。今回は扈輒軍の残党達の闘いとその背景含め、繰り広げられる憎しみと暴走、そして、行き付いた先に待つものとは?前回の予想を覆す展開に、ドキドキしました。詳しく知りたい方は上のリンクで御確認下さいませ。それでは、どうぞ。

決死隊

 前回、虎白公と龍白公の各300人の兵、閼与から、死ぬ覚悟で構成された騎兵が田里弥軍目がけて、突入してきました。
 少し時は遡り、舜水樹は虎白公と語らいます。それは扈輒を死に貶めた桓騎に復讐する為、命も厭わない姿で挑む彼は出撃は許しますが、そんな無駄死にはやめろと言いますが、聴く耳を持たず。
 
 その勢いそのままに、特攻を仕掛けて来た虎白公と龍白公の各300人の兵は完全に虚を突かれた田里弥軍は何も出来ず仕舞い。最早、此処までと思ったその時、王翦が駆けつけて、何とか、事なきを得ますが、それだけの危機ということが分かる一コマですね。
 王翦自身も厄介な敵と認識し、城に突入するのでは無く、彼等を打ち倒す方に切り替えます。

生き延びろ

 何とか、王翦を討ち取ろうとする決死隊の面々でしたが、分厚い盾になった彼等に、手も足も出ず。
 また回想に戻りますが、今回の特攻は各300名での出撃・無駄死にするなということだけを条件に許可したものであり、もしも、田里弥軍を討ち取れなかった場合は、直ぐに桓騎軍に突撃、ダメでも、生き延びろと発する舜水樹でした。
 しかし、虎白公はそれを生き恥と語り、その程度の復讐心なのか?と彼を諭し、桓騎に対する復讐心は泥水を啜ってでも、生き伸びる悲願じゃないのか?と彼を引き留める
 最早、復讐に捕らわれた彼の心は救われず。こう言われてしまいます。

 「北の狄の血を引く部外者が我ら扈輒軍の精神にまで口を挟むな!」

 それでも、「お前は一般兵ではないのだ。桓騎と刺し違える以外は全てが無駄死にだぞ」と最後まで心配する舜水樹の姿は何とも。

脱出

 それから、今に戻り、一転して、窮地の虎白公と龍白公達でしたが、計画を変更して、桓騎軍の下に向かう為、抜け出すことに。
 しかし、敵の本陣だけに、そう簡単に抜け出せそうにないと思えたのですが、其処は腐っても、元扈輒軍の残党だけあって、勢い溢れる突破力で、何とか、脱出に成功します。

 それから、虎白公と龍白公の2隊の面々は、憎き桓騎軍の下へと向かう彼等の前に、現れたのは、飛信隊の李信含む秦軍の彼等でした。

まとめ

 今回は敵軍・虎白公を主体にした回でしたね。彼の憎しみと扈輒への忠誠、彼を失い、只の亡霊と化した彼は生きる為ではなく、死ぬ場所を求めて、向かう姿は万極を彷彿とさせました。

 彼にとって、生きるのではなく、死に場所を求めている姿は、哀しさに溢れていました。本当はあの時、死んでおけば、良かったなと思ってるんでしょうね。
 だからこその決死隊。死ぬ為の闘いと言うのが、哀しい。哀しいからこその覚悟なのか?自棄なのか?そんな思いが、あの王翦達を苦戦させることになろうとは。
 
 そんな舜水樹の優しさが哀しい。今回の虎白公の台詞であった言葉の意味はいずれ、回収されると思うのですが、果たして、どう意味があるのかな?
 生きることの難しさというか、何を感じて、何を思って、自分が幸福であるかの基準って、難しいですよね。それが死という形は絶対、ダメなんですけど、人間はそう容易く出来てませんから。

 そんな彼等の前に、現れた李信は最早、扈輒軍キラーなのかな?
 趙国軍の数々の将を討ち取って来た彼だからこそ、この憎しみの連鎖を絶つことが出来るのでしょうか?
 李信はそんな敵将の首を狩る毎に、成長し、彼等の思いを背中に載せて、闘って来ましたから、こんな形での救いは、絶対嫌ですが、果たして、次回はどうなりますことやら?

最後に

 来週はキングダムが巻頭カラーで、豪華プレゼントが当たる企画があるらしいですよ。これは買わなくては。
 因みに700回プレゼント企画の生原稿は物の見事にハズれてしまいました。その代わりに、アンケートで百貨店旅行券10000円分が当たりました。
 本音を言うと生原稿の方が欲しかったです。
 何で本当に欲しい物って、当たらないクセに、どうでもいいなと思う物程、こうも、いとも容易く当たってしまうんでしょうね?
 人生は辛いです。物欲センサーは控えめにということなんでしょうか?

 こんな文章でも、スキという方が、いましたら、スキとコメントお待ちしてます。
 フォローとキングダム同盟も、お待ちしてます。目指せ、天下の大将軍。
 
 それでは、皆々様、御武運を!!!

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