漫画感想BAN 第二十二回「今の時代、長文であることはあんまり受け入れられないらしいけど、マッ?」
はじめに
第一章 週刊少年ジャンプ
第一節 ONEPIECE
巨兵海賊団の船にいたはずが、目が覚めると謎の城に居たナミ。
巨大な蜂やハリネズミが襲い掛かってきます。ゼウスの力によって、何とか乗り切ろうとしますが、合流したウソップと共に戦っていた化け猫を前に大苦戦を強いられます。
窮地に立たされるナミとウソップの前に現れたのは、麦わら海賊団初期メンバーにして、最強の三人ルフィ、ゾロ、サンジでした。彼等によって、謎の生物は打倒され、事なきを得ます。
しかし、気になるのは、先ほどまでは猫だったはずのその生物はライオンに変化しますが、再び猫の状態に戻るという。普通に考えて、悪魔の実の能力者と言うことなんでしょうか?(仮にそうだとするとライオンの扱いの悪さ)
全然適応出来て無いナミとウソップに対し、完全に慣れ切ったルフィ達。
未だ、謎が多く、エルバフと言うことなのか、それとも、幻覚なのかも、分からない状況下において、不明瞭なことが多すぎる今回。これが最後の冒険になってしまうんですかね?
第二節 アオのハコ
動き始めた文化祭。2年B組では、お化け屋敷で大忙しの中、大喜君が驚かせた相手は他でもない千夏先輩でした。
全然ビビってない千夏先輩に対し、渚さんはビビりまくりなんですけど、このギャップが面白いよなぁ。
大喜君が非リアに絡まれ、雛と晴人が良い感じになりそうな一方、お化け屋敷の幹事である匡君の下にビッグトラブルが舞い込みます。
他でもない休憩時間オーバーしても尚、戻って来ないので、探しに行こうとすると貞子風の呼び込み担当の菖蒲ちゃんと出くわす匡君。
藤原にガツンと言うと決めた菖蒲ちゃんは、呼び込みしながら、探すこととなりますが、とてもいい雰囲気で彼を探し回ります。
するとおばけは怖くないと言って来た謎のキッズが現れ、菖蒲ちゃんに触れようとすると匡君に叱られます。
其処はお兄ちゃん。上手く対処し、キッズのお母さんも駆け付け、その場は何とか、収まります。
その際、静かな笑顔を見せる菖蒲ちゃんがマジでヒロインでしたね。何ていうか、とても穏やかな気持ちになりました。
藤原を引き戻すことに成功する匡君でしたが、彼の前に咲季が現れ、守って欲しいと告げます。
一方、菖蒲ちゃんと再会を果たす高砂君でしたが、彼の反応に何処か浮かない顔の菖蒲ちゃんの心情や如何に?
第三節 呪術廻戦
それぞれの日常に戻る為、自分達の一歩を踏み出し始めた呪術師たち。
高羽が生きてたのが、何よりなんですけど、相方の方はどなたですか?
天元様は死にましたが、天元様の力が吸収された宿儺の残骸が新たな結界となり、日本を守るようです。
歌姫たちは、新たな代案を立てますが、楽巌寺さんは、それを先送りにして、大丈夫だと言って、終わりますが、これ程の戦いがあったんだからね。最初の頃から比べ物にならない位、爺さんも変わったな。
個人的に真希さんが、大道と三代の2人に助言しているのが、何からしくて好きでした。戦いは終わっても、まだまだ終わりは見えないんだなと言った具合なんですかね。
それもあってか、呪霊の絡む事件が発生し、その事件に一年ズこと、虎杖、恵、野薔薇の三人が参加し、祓う為の戦いに赴くことに。
どうやら、この事件には呪詛師が絡んでいるようで、その解決に赴くようですが、これが最終回前とは思えないんですけど。
果たして、この先どうなってしまうのか?賛否両論巻き起こってますが、月曜日に期待しましょう。
第四節 SAKAMОTО DAYS
殺連監獄第一層看守長にフルボッコにされたシン。
元殺連分遣隊所属という正体を知り、簡単には最下層に行けないことを知ったシンと平助。
そんな彼等でしたが、枷からの冷凍倉庫内で作業をする羽目に。しかも、薄着という罰を課せられ、平助は死にかけの状態に。
枷からの理不尽な言動に我慢の限界を迎えたシンは、囚人たちに異能の力を使い、ドミノ倒しで彼等を制圧し、やがて、そのドミノは枷の近くのコンテナを押し倒し、彼は押しつぶされてしまいます。
その後のシンのテメーが勝手にコケたんだろ、間抜けという辺り、枷さんは大したこと無さそう。実力はあるのかもしれませんが、これはちょっとね。
第五節 魔男のイチ
まさかの秒で倒される雷狐。狩りと言う正々堂々とした戦いではなく、奇襲と言う形で狩るイチの異常性と尊厳を踏み躙る行為を許さない高潔な精神を理解出来た回となりました。
その為に一日潰し、研究するというジャンプ主人公とは思えない要素満載なのが、個人的に好印象ですね。
そして、彼の御守でもあるデスカラスと共に、イチたちは、首都ナタリーになるマンチネル魔女協会へと脚を運ぶ形となりました。
異質の魔法使いであるイチを他の人間はどう扱うのでしょうか?とても気になります。
第六節 願いのアストロ
前回、世剣グループが所有する海上プラントへと移動することとなったヒバル達。レリ姉のヘリコプターによって、全員がすぐに到着します。
その場所の行先を知るキンパが今回の鍵なようで、彼女の両親が死んだことも明らかとなりました。大丈夫ですか、展開早くないですか?
プラント内に入ると獅鷹のアストロにより、破壊されたことがヒバルによって、判明しますが、それ以上のことは分かりません。
しかし、レリのアストロは時間を破壊し、その時を再生するという弁護士にとっては、凄く便利な力だけど、余りにも局所的過ぎない?力によって、暁鑛には、都市一つを滅ぼせる力を有するようで。
果たして、キンパの知るこの海上プラントの謎とは?
本当に打ち切りルート入ってない?何か、不安なんですけど。
第七節 ルリドラゴン
前田さん提案のツノを壊す作戦に打って出たルリ。
皆で2本目をブチ折ろうとしますが、教室内はカオスな状況になってしまいます。
ルリ達の行動はやがて、陰口を叩いていた当人を巻き込み、異常な状態に陥ることに。
その際のルリの煽りは前田さんの時と同じなのが、面白いナァ。
何とか、ツノを折ることに成功しますが、その代償として、絵を破壊するルリは、何やってんだ、てめぇに尽きるというか。
ツノを通して、絆をより一層深める前田さんとルリ。最初はあんなに険悪だったのに、こんな笑顔を見せあえる関係性になるのは、胸に来るよな。
誰かが悪い訳ではないけれど、そんな人生だからこそ、毒があってもいいというのは、ルリの体内に危険な毒が生成されていることへのエールと思うと構成が上手すぎやしませんかね?
この世界の住人、皆優し過ぎる。気ぃ抜いたら、泣いちゃうわ。
第二章 週刊ヤングジャンプ
第一節 キングダム
韓の住民と飛信隊との食事会の際、長老の温形の憎しみを受け止める信。
その昔、12歳の孫娘を秦の兵士に犯された過去を持つ温刑ですが、信はそれを受け入れることで、彼なりの平和を見出すことを決めたようです。
我呂達からは、甘いと嗜められながらも、秦王は国を一つにしたいではなく、戦争のない平和な世界を作りたいからという信の言葉一つ一つに彼の炎が感じられました。
温形に許して貰うのではなく、許して貰えるその日を信じて、その宴は終わりを迎えました。
温形の娘たちは、隣にいると言ってあげられる信は本当に優しいよな。此処まで懐の深い人間になれたのは、大人ですよ、もうね。
韓との距離が埋まって行く中、練兵に伴い、新たなる才能を発掘していく飛信隊。完全に負けヒロインの河了貂から、新たな編成が発表されます。
騰さんの言うように、南陽を変えられるのは、信なのかもしれませんね。
羌瘣との会話とかも、いい夫婦になりそうですね。信のやることじゃなくても、将軍としての責任は重いよな。そうでなきゃ、きっと、六将にはなれないんだろうから。
第二節 【推しの子】
追い詰められたアクア。法も社会もカミキヒカルを裁くことは叶わず。
突きつけたナイフは、カミキに向かいますが、それは同時にルビーを傷つける刃となってしまうことを喜々として話し始めるカミキ。
それは分かった上で、アクアはこれからの未来全てをかなぐり捨てて、彼の取った行動。それは自傷による自作自演でした。
脚本に逆上したカミキに襲われたことにして、自らと共に海に飛び込むという無謀とも言える行動にカミキの動揺は隠せず。追い詰めたはずが、追い詰められていた展開に。
この感じで行くとアクアは、あかねに真の黒幕はニノと吹聴する為に言い放った方便と取るべきと考えていいかな?少しでも、カミキから遠ざける為だったと考えるのが、妥当なのかな?あかねでも、その先は読めなかったのかな?
このままでは、アクアの死は避けられないけれど、未だ出て来ないツクヨミとミヤ子さん。
ミヤ子さんはともかく、ツクヨミが出て来ないのは、流石におかしいので、何かしらの形で出て来ないと困る。このままでは、煽り耐性0のマセガキになってしまう。
壮絶なラストへと走り始めた【推しの子】。復讐は終わったと吹聴しておきながらも、自己犠牲の精神で全てにケリをつけると決めたアクア。
果たして。この先に待ち受けるのは、希望か、絶望か?
第三章 一言でまとめたい感想戦
長文で書きたいわけじゃない。けれど、Xに出すのは期限切れの漫画感想をこちらで書いて行こうと思います。
こちらでどうか、供養させて貰います。説明がないのは、お察し下さい。
ひまてん おっぺぇでテコ入れか?
逃げ上手の若君 正に神代の時代。
ウィッチウォッチ 篠原節の本領発揮。
葬送のフリーレン そろそろ、戦闘が見てぇぞ。
しのびごと ラブコメが始まってしまう。
黙示録の四騎士 不憫過ぎるよ、ディオドラ。
シャドーハウス 味方がまた1人。
ガス灯野良犬探偵団 7秒。
宇宙兄弟 頼むから、BADENDやめてくれ。
スキップとローファー
天国大魔境
波よ聞いてくれ
BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX- シカマルだいしゅき。
賭ケグルイ どういう意図?
最近雇ったメイドが怪しい おあとがよろしいようで。泣く。
その他諸々ありますが、この辺で。
最終章 まとめ
大阪で開催されていた「15周年記念 妖狐×僕SS・藤原ここあ展」に訪れました。
実際は花澤香菜さんのLIVEのついでだったのですが、とても楽しかったです。
お恥ずかしい話ですが、アニメ視聴勢でその先を知らなかったので、このような形で本作のその先を知ることが出来て、本当に良かったです。
藤原ここあ先生が亡くなって、もう9年も経つんですね。昨日のこととのように覚えています。若すぎる死に対するものが、強かったですね。
繊細なタッチと幻想的な世界観、独特のワードセンスと唯一無二の個性を有した藤原先生の世界観が詰まった本作がとても大好きでした。
「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」を通して、藤原先生熱がアツいだけにね。本当にこの作品の続きが読んでみたかったですね。
今週も最後までありがとうございました。
最後まで読んでくれた人はスキ、応援かお勧めの漫画コメント、フォロー宜しくお願いします。
それでは、また。
(次回の更新は未定です)