記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

漫画感想BAN 第二十六回第一章「色んな考えはあるかもしれないけど、恥じの多い人生だけは歩みたくない」

はじめに


 今週も宜しくお願いします。
 今後、実験的に有料制を導入したいと考えています。
 まだ目途は立ってませんが、その際は何卒、宜しくお願いします。
 今回もネタバレありですが、何卒、宜しくお願いします。

第一章 週刊少年ジャンプ

第一節 ONEPIECE 第1130話「呪いの王子」

 留置所から抜け出した麦わら海賊団。留置所を抜けると其処は雪国でした。
 危険な状況の中、ルフィ達の下に現れたのは、新巨兵海賊団のゴールドバーグとゲルズでした。ルフィはすぐさま、声を掛けようとしますが、ナミは隠れることを提案し、仕方なく隠れることに。

 2人の会話で侵入者は即逮捕やロードが嫌われていること、エルバフの恥についての内容が明かされて行きます。
 一時は気付かれそうになるも、何とかやり過ごし、そのまま、先を進む麦わら海賊団でしたが、ルフィはとんでもない気配を感じ取り、思うがまま、巨大な狼の住む方向へと歩んでいきます。

 一方、海上で麦わら海賊団を探索するも見つからなかった為、エルバフに向かうことを決めた麦わら海賊団の大人組は巨兵海賊団のドリー、ブロギーの2人の賞金が1億から18億に格上げされていることを知ります。
 物価が違うと言う理由だけでは済まされない位、2人は強いですからね。
 一方のルフィはベガパンクを殺害したことが大々的に取り上げられていましたが、賞金は上がらず。別に上げる為に海賊やってないんで、どうでもいいんでしょうけどね。ベガパンク殺害って、とんでもない悪行な気もするけれども。

 その写真に写るルフィの手元の☓マークに不信感を抱くロビン。手元はブレているのに、強く映し出される☓マークに違和感を覚えているようで・・・。
 その過程で、ルフィが赤髪に並ぶ大海賊になったことを誇りに思うドリーたちでしたが、彼等の子分こと、ハイルディンの過去が明らかに。
 彼は一応、王の子だったことが明らかになりますが、一応と言う含みも気になります。本来であれば、彼が来る予定でしたが、トラブルにより、来られなかったとのこと。
 ハイルディンの過去も気になりますが、重要なカギになりそう。

 それはエルバフの恥と言われる正当な王の子である呪いの王子・ロキが大暴れにより、来られなかったと言うトラブルでした。
 しかも、彼はエルバフ王家に伝わる伝説の悪魔の実を奪い、父親であるハラルドを殺し、その悪魔の実を喰らったとんでもない化け物。
 エルバフの恥に等しいそいつは、ルフィとの邂逅を果たします。

 そして、その国が戦士の王国ウォーランドであり、かつて戦争に明け暮れた世界最強の王国であること。彼こそが、世界を終わらせる太陽の神・ロキと堂々な名乗りの下、終わりを迎えました。

 まず一言言わせてくれ。ロキ、カッコ良すぎるだろ。カッコよさのジャンルで言えば、キング級、見た目のインパクトで言えば、ヤマト級の強者感。
 おだっちのセンスがこれでもかと詰め込まれた珠玉の巨人だと思います。
 見るからにやべぇヤツであり、狂気を内包し、絶対に触れてはいけないと思わせる容姿とこんな雪の降る如何にも寒そうな土地で、何やってんだ、お前ェと思う初登場でもありました。

 これをルフィが解放するのか、それとも、彼がこの章のボスキャラなのか。詳細は分かりませんが、この化学反応がとんでもない方向に向かうのは、確か。
 見た目だけなら、もしかするとカイドウより強そうと言われてるだけに、一体、どんな悪魔の実を食べたかも気になりますが、神話でのロキはトリックスターと言われている存在なので、其処が鍵なのか、太陽の神と言う所で、太陽の悪魔の実なのかと様々な議論がなされています。
 僕としてはどんな悪魔の実でも良いんですけど、伝説の付く悪魔の実と言ういわく付きの実なんて、早々無かったんで、ルフィのヒトヒトの実・モデルニカみたいな感じの神を宿した悪魔の実とかなのかな?とか、ロキの逸話の一つが地震なんで、グラグラの実の強化版とかでもいいかもしれません。

 とにかく、妄想が尽きないのですが、個人的に一番燃えたのは、ルフィの新聞ですね。☓マークの謎ですが、3D2Yのパロディなのは、激熱過ぎませんか?(考察記事で知ったのは、内緒)

 23巻のあの約束を今度はビビが果たす為、☓マークをルフィの腕に記し、気付いて貰う為に映したと思うと泣けるじゃないですか。
 これを麦わら海賊団の若者組に気付いて貰う瞬間を遅らせる為に、彼等が連れ去られ、あの事実を知らない大人組が残ったと思うとよく出来ているとしか言いようがないですね。
 ビビは今、世界経済新聞社の場所にいると伝える為、あの時のキーワードを知らなかった彼女だからこそのメッセージなだけに、これを知った読者にとってはこれ以上ないご褒美では無いでしょうか?

 今回も様々な憶測飛び交うONEPIECEですが、残念なお知らせです。
 何と、原作ワンピは取材の為、二週間のお休みです。これは堪えますが、何か施策もあるようなんで、皆様もちゃんと読みましょうね。
 最近はアニメも半年間のお休みを頂いたりとお休み続きが続くONEPIECEですが、これ程の情報量をぶち込み、アニメも漫画もとんでもないカロリー消費の中で展開されてるだけに、休んではいないだろうけど、休んで欲しい気持ちにそりゃなるよな。

 とにかく、気を強く持って、二週間後のONEPIECEに備えましょう。

第二節 アオのハコ #169「スタンプ」

 監禁された大喜。絶体絶命の危機の中、千夏先輩は着ぐるみでの巡業を終え、大喜を探しに行きますが、LINEでの既読が付きません。
 大喜の教室に向かいますが、彼はおらず、電話を掛けると出て来たのは、雛でした。複雑過ぎるブッキングで辛い。乗り越えてるだろうけど、この2人の絡み、極端に少ないだけにね。

 どうやら、スマホを教室に置いたまま、行動しており、行方は分からず仕舞い。その結果、千夏先輩は教室を飛び出し、大喜を探しに外へと飛び出します。

 このモノローグで分かるように千夏先輩の大喜への愛が尋常ではないことが容易に理解出来ます。
 誰よりも信じている彼からの連絡に焦りを感じる千夏先輩はバスケ部のいる体育館に向かい、渚に合流します。
 その際、彼ならあっちと話しを聞き、すぐさまその方向に向かっていきます。その後のどうしたんだろうと言う渚との回想での千夏先輩は可愛すぎました。
 その後、一年の時、同じクラスだった藤木君と再会する千夏先輩。

 藤木君から、大喜の居所を聴くと女の子と仲良さげに歩いていたと言うあからさまなまでの嘘を話し始めます。
 すると千夏先輩はすぐに嘘と見破り、藤木君に詰め寄って行きます。
 大喜との強い絆で結ばれた千夏は黄金の精神でそんなことしないと断言し、やがて、藤木君の懐から落ちた体育館倉庫の鍵を落し、すぐさま、愛する彼のいる体育館倉庫へと向かいます。

 扉を開けると筋トレを行う大喜の姿が。その手は扉を叩いた際に傷ついており、とても痛々しく見えました。
 すると案内した人と閉じ込めた同一犯と判明した藤木君。千夏先輩はブチ切れ、藤木君のしたことを私は許さないよと投げ捨て、藤木君は謝罪した後、その場を離れていきました。

 ごめんねと大喜の手を握る千夏先輩でしたが、大喜は彼女を心配させまいと振舞いますが、疑心暗鬼はどうにも拭えない様子。
 いちゃいちゃする中、大喜はスタンプラリーを思い出し、すぐにでも、体育館倉庫を離れようとしますが、千夏先輩は最後のスタンプと言わんばかりに、大喜の手に口づけを交わし、その後、2人はそのまま、文化祭へと駆け出していきました。

 今回は正に千夏先輩の大喜愛がさく裂した回でしたね。
 藤木君は今までで一番のゲス野郎に昇格し、二度と出て来ないで欲しいキャラ一位となりました。反省も後悔も要らない、二度と出て来るな。

 千夏先輩と大喜の絆の強さを、藤木君は知らなかった。想いが強ければ、誰だって、付き合えると思うのなら、誰だって、幸せになっているはずなんですよ。
 原作序盤に出て来るワードである一回戦と言う言葉で例えるなら、何の努力もせず、その努力の矛先を間違った方向に傾けてしまい、挙句の果てが閉じ込めて、自身のエゴを押し付けると言う最悪の結果に。
 恋愛って、綺麗なものじゃなくて、醜い何かで出来上がってるんだなと常々、考えてしまいますよ、全く持ってね。

 その分、千夏先輩のスタンプは強力でしたね。口づけで押すなんて、どこの誰がそんな偏った知識を与えたんだか・・・。
 ここからの文化祭、遅れた分を取り返す勢いで、楽しんで欲しいもんですけどね。

第三節 SAKAМОTО DAYS DAYS186「今日の運勢」

 端的に申し上げるとするなら、アタリちゃんが強すぎました。
 死刑囚の強敵を運のみで倒し切ると言う最強ぶりを発揮していましたからね。
 それ故、気になるのは、逃げないといけないと言うこと。運がいい=不死身ではないと言うことなんでしょうね。
 運を操り、最適解を導き出し、自らに有利な盤面を導き出す力。確かに最強ではありますが、無敵という訳では無さそう。

 恐らく、シン達とは別の勢力(有月が動き出しているのかも)が迫っていると考えていいのかもしれません(もしくはだらだらやり過ぎて、編集から人気が下降気味だから、終われと言われているのか)

 シンはどう考えても、若い頃のゲイリー・オールドマンでは無いので、その辺りの運命の再会も気になるところですが、その日はいつ来るんでしょうかね?

第四節 願いのアストロ 第26話「連携戦」

 レリ姉の強力なアストロによって、窮地を脱したヒバル達。
 しかし、氷室の煽りに騙され、凍らされてしまいます。バカなのか、戦闘経験の低さなのかレリ姉の力がアブドゥルばりに扱いづらいことだけは理解出来ました。

 氷室達の連携に成す術無しと思われたヒバルでしたが、逆転の発想として、彼等のいる零号の下の地面を破壊し、三人を分断させ、タイマン勝負に持ち込むことに。

 結果、ヒバルは大将である氷室、テラスは風使いの女、クランは水使いの男とのジャンプ特有の分かれての戦いに持ち込むことに。
 サシでやった方がそりゃいいよな。どう考えても、その方が良い。
 キンパはレリ姉に何をしようとしてるのかも、気になるんですけどね。
 透明になって、氷に入り込むのか?その辺り、凄く気になりますねぇ。

 個人的にそろそろ、この戦いも終わりにして欲しいので、良い展開期待してます。

第五節 魔男のイチ 第7狩「氷鮫の魔法①」

 氷鮫を狩りに行く為に旅に出たイチたち、デスカラス班の一行ですが、完全に巻き込み事故のクムギ。
 研究員である彼女は一生フィールドワークに行くこと無い部署であって、攻撃に特化しない彼女にとって、反人類魔法専門は分野外とも言える存在。
 しかも、不気味なまでに悍ましいイチに不信感を抱くクムギですが、彼に魔法についての講釈を行い、彼女の人間性を高く評価します。
 ようやく、クムギの中でのイチに対するわだかまりは消えたものの、年増のデスカラスが絡んで来たりとどう足掻いても、面倒なチームには変わりないようで。

 その刹那、周囲から聞こえる叫びを察知したイチは、すぐさま、氷鮫の討伐に向かいます。
 直に倒した後、自らを魔男(まだん)のイチと名乗りを上げ、いよいよ、この世界に魔法使いとして、誕生したのでした。早かったタイトル回収で草。

 今回は正に大魔法世界の入り口についての解説、魔法が使えても、差別される人種がいること、キャラへの深堀等、多角的な面から、この世界に対する知見を学べるいい機会となりました。
 クムギも、これから覚醒していくんだろうなと言う期待感とツッコミ枠、一般人枠、不憫枠等と言う業を背負わされ、これから、どんな酷い目に遭うのかしら?

第六節 ルリドラゴン 第23話「ドラゴンなんだから」

 台風に立ち向かう為、様々な準備を施したルリ達、1年3組の面々。
 帯電出来る力を有するルリに電気を集め、台風を引き寄せ、ありったけの電気を貯めて、雷を作り出し、行き場のない電気を放出し、台風を打ち消すと言うものでした。
 荒唐無稽な計画ですが、龍は周りの雲を集めて、雷を作り出していると言うのが、担任である岳本の推論。
 それにより、全員で準備を重ね、ドクターからのОKを貰い、片付けを行った後、決戦の日である日曜日に至った訳です。

 緊張を隠せないルリでしたが、台風だと言うのに、学校に集まり、化け物と言いながらも、彼女を信頼してくれる同級生達の思いに乗せられ、彼女は覚悟を決めて、決戦の舞台である校舎屋上へ向かいます。
 岳本や先生監視の下、ルリは屋上に入り、様々な感情が流れ込みます。
 それは本来であれば、化け物と蔑みを喰らうはずなのに、それをさも当然と受け入れてくれる同級生、大人、そして、母親と言った周りの人々の思いは彼女を強くさせます。

 そして、ルリは台風という自然現象に打ち勝ち、台風を打ち滅ぼしてしまいます。
 それまでの体質ではなく、天候操作と言う龍の能力と言う表現が実に良いですね。振り回されて来た力が、最終的に誰かの力になるなんて。
 何だか、綺麗に伏線回収されてて、凄く気持ちいいカンジです。

 差別や偏見が無い訳じゃないけれど、ルリドラゴンって、多様性の今の時代に相応しい最高のファンタジーだと思ってます。
 こんな世界があっても良いと思うし、誰もが色んな壁を乗り越え、1人の人間として、成長していくのは凄く良いなと思います。
 誰もがこうやって、色んなことを額面通りに受け取るのではなく、ちゃんと理解し合い、分かり合う世界であって欲しいとは思うんですけどね。

 まさか、台風と戦う作品とは思いませんでしたが、これで良い最終回だったと言っても、おかしくないんで、ここから、どんな感じで体育祭を行い、力を発現したことにより、その他の龍たちとのバトル展開になる?なんてことは無いと思いますが、ジャンプですからねぇ・・・。

まとめ

 今回は文字数オーバーにより、ここまでです。
 残りの作品は改めて、投稿致します。
最後まで読んでくれた方はスキとコメント、フォローお待ちしてます。
それでは。


いいなと思ったら応援しよう!