漫画感想BAN 第十六回 第一章「第1122話 ´´イザッテトキ´´」
最初に
前回はこちらとなっております。
第十五回はこちらとなっております。
第一回 ONEPIECE 「第1122話 ´´イザッテトキ´´」
第一節 それぞれの行く道
ベガパンクの配信により、ワンピースの存在は確定し、世界中に戦慄が走ります。
最初のページに20数年ぶりの時を超え、ふんばりカレー海賊団が出演したりと様々なサプライズが起きる中、ルフィが海賊王になることを疑わないコビー、扇動を止めないバギー、ティーチの下に訪れることが決まったカリブーと言ったそれぞれの候補者たちの行く道が示されていました。
個人的にイキるバギーを座れと嗜めるクロコダイルの関係性に変化が訪れたような気がしました。
何より、バギーは覚悟を決め、道化に徹することを決めた姿にも、胸に来るものがありました。やはり、何かを決めた人は強いですね。
ティーチは、あの配信で提示された兵器の在処を知るカリブーを招くことに成功しますが、失敗すれば、死らしいので、多分死ぬでしょう。
一番はコビー君ですけど、流石、強火ルフィ推しだけあって、疑わない姿勢は流石ですね。彼が海賊王になるからこそ、その夢を阻止することを決めた姿はガープ中将のこともあって、より一層、重く感じますね。
そんなそれぞれの行く道が決まった中で、ベガパンクの映像電伝虫を乗せたエメトは、ウォーキュリー聖の攻撃によって、大ダメージを喰らい、配信用映像電伝虫は破壊されてしまいました。
本当の意味で終わりました。長かった、長すぎた。これは長い戦いだったね。これでベガパンクの意志は完遂されているんで、どちらにせよ、五老星の負けは確定なんだよなぁ。実際は勝ってはいるものの。
そして、空中で身動きの取れないサニー号の前に再び駆け付けるナス寿郎聖と襲い掛かる五老星に大ピンチの麦わら海賊団。
しかし、彼等を救ったのは、他でもないエメトでした。
第二節 アリガトウ!!
エメトはジョイボーイと同じ姿をしたルフィに語り掛けます。
彼がジョイボーイではないと分かってはいたものの、同じリズムを鳴らす彼の姿に心を動かされたようです。
ジョイボーイ関連に共通する王にすることが出来なかったの意味は分かる日が来るんでしょうか?明かされないわけが無いんだよな。
そして、エメトはルフィの名前、彼の夢である海賊王の話を聴き、感謝を伝えた後にジョイボーイの仕掛けたイザッテトキを発動させます。
まさかのジョイボーイの溜め込んだ覇王色の覇気とは夢にも思いませんでしたが、覇気って、マジで何なん?
どうやって、覇気を溜め込んだかと言えば、ウェザリアに出て来た技術が鍵を握っているようです。やっぱ、アノ国、まだ出番があるのか?
その覇気によって、数多くの海兵は気絶、五老星のうち、3人を強制送還させたりとこの混沌とした戦場を終わらせてしまいます。
それでも、倒れないドール中将とボンスキー中将って・・・。シャンクスの覇気の時ですら、気絶し掛けたモモンガが霞むだろうが!
「オマエハ死ナナイデ!!!オマエヲ死ナセナイ!!」
こうなって来ると800年前の戦争は故意ではなく、不意の敗北だったと言うことと言われ続けていますが、そんな気がして来ました。
そうでもしないと説明できないことが余りにも、多すぎるので、病に倒れたから、負けたみたいな感じなんでしょうか?
それを受けてのイム様の動揺がこれまで以上ない程の憔悴ぶりな所を見るとより一層、その時の傷が今も疼いているんでしょうね。
これまで、平静を保ち続けて来た奴の見せる叫びは今回の戦いに於いて、一番重要な場面だったりしますね。
因みに強制送還された五老星こと、3人はマリージョアに戻ると其処には何処かに飛ばされたはずのマーカス聖が戻り、いつもは立たされてばかりの彼が着席していましたね。
SBSでいつも立たされてると言われていた彼だけにやっと座ることを許されたんかと静かな笑いが起きたそうな。
エメトの活躍によって、サニー号も無事、着水し何とか、難を逃れた麦わら海賊団。
これで戦える人間はもういないので、実質、麦わら海賊団の勝利ですね。
たった一人のサターン聖を除いて。
第三節 静かに眠る
眠り往くエメトを見つめるサターン聖。その姿は何処か、儚げな眼でした。
まだシルエットは分かりませんが、現れるジョイボーイ。彼とエメトの対話は何とも、胸が締め付けられそうになりました。
もう、会うことも無いから、過去の自分が助けに入ると言うこの場面。その約束を果たす日までにどれだけの時間が必要だったかと思うと何ともね。
これだけでも、ジョイボーイは良いヤツと分かるので、本当に巨大な戦争って、コイツは何をやらかしたんだ?もう、助けてあげられないと言う辺り、死期が近づいていたとしか・・・。
ここでジョイボーイが負けた所を見るとおでんさんを思い出すので、そこを意識した造りなんかねぇ?
一時期、ジョイボーイはオーズ級にデカいと言われていましたが、実際は普通サイズの人間位しかないので、違うと言うことでよろしいでしょうか?
じゃあ、オーズって、何なんだろうか?何かしらの関係はありそうだけども。
たった二ページとはいえ、このエメトとジョイボーイの関係性が見える場面は中々にグッと来たの、他の話も観てみたいもんですね。
こうして、今回の話は終わりましたが、エッグヘッドの戦いは痛み分けで落ち着きそうですね。
ルフィは巨兵海賊団と合流し、リリスと共にエルバフへ。
今回の戦いはネットでは不評の嵐だったようで、僕はそうは思わないんですけど、一部の話として、お伝えするとこのような形です。
逃げてばかりで何の役にも立ってないウソップ、ナミ、チョッパー。そんなことは無い気がするんですけどね。
誰一人として、倒すことが出来なかった麦わら海賊団。ルッチやボルサリーノ、五老星に至るまで。
麦わら海賊団の出番を全て奪ったボニーetc・・・。
この辺にしておきますが、余りいい印象は抱かれてないようです。
一方の海軍はベガパンクのとんでもないタブーを暴露され、挙句、多数の海兵を失い、バスターコールを仕掛けたにも関わらず、これだけの大失態を演じる結果となってしまいました。
何より、本領発揮することなく、精神的ダメージを負ったボルサリーノが心配ですね。彼が何をやったんだよと言うことに尽きるんですけども。
頼むから、その尻ぬぐいだけは押し付けるんじゃねぇぞ、世界政府。
五老星は何とか、マザーフレイム、ベガパンクの1人であるヨークを手に入れますが、これで終わる気がしねぇんだよなぁ。
これまでは五老星居たから、何とかなってたけれど、3人は強制送還されており、守ってくれる人が居ない状況でのヨークの今後が期待心配です。
ステューシーが今後、どういう一手を打つかに注目が集まっていますが、そろそろ、何するか教えてくれよ。
それ次第では、ルッチとカクの今後に関わって来るんだからさ。
個人的願望を言えば、ヨークがこの後、倒れる未来が見たいし、何より気になるのは、時系列がおかしいと言う話です。ここが回収されない限り、ヨークが天竜人になれる未来は決まって行くもんだと思ってます。
ヨーク以上にサターン聖が倒れる未来を見たいですね。
そもそも、彼は船で駆け付けているから、対象外なんでしょうけども。それにしたって、もう彼の出番は終わった気もするし、これでむざむざ、生き恥じを晒し続けるのも、どうかと思うので。
その全てをデボンに託し、あんたは静かに眠ってくれ。
最終節 まとめ
今回を振り返るとこんな感じです。
ワンピース獲得候補者たちが一斉に動き始めた。
ベガパンクは全てをやり切り、配信は終了した。
ジョイボーイのいざって時により、五老星、海軍を蹴散らすことに成功。
イム様とジョイボーイの因縁や如何に?
海軍の敗北は必死。麦わら海賊団の勝利は確定。
ジョイボーイが負けたのは、不慮の事故だった可能性。
覇気は全てを凌駕する。
こんな感じとなっております。
枠外の話ですが、今週の扉絵はスモーカー中将でした。その理由はヒロアカ終了記念のお祝いとして、おだっちなりの門出も含まれていたと思います。
それはデビュー前の堀越先生がイラスト投稿コーナー内にて、採用されたことがきっかけでの今回となりました。
ヒロアカの感想は改めて、触れたいと思いますが、波状攻撃のように胸に来る内容だったので、どうか、皆も観て欲しいですし、愛知の少年がここまで来たんだと証明された瞬間だったので、こんな羨ましいことはねぇよな。
堀越先生、本当にお疲れ様でした。どうか、今はごゆっくりお休みください。
詳しくは触れませんが、この回の作画は泣きました。作画で尺稼いでると言われてますが、ガープ中将が海軍の人間で良かったと心から思える回でしたね。
これ程の神作画で放たれるギャラクシーインパクトは想像を絶する威力を誇っており、これで死なない黒ひげ海賊団タフ過ぎない?死んでる奴もいると思うけど。
詳しくは本編を見て欲しいですが、益々、ガープ中将を愛することが出来ました。どうか、生き残っててくれ。
孫より主人公して、どうすんだ・・・。
今日はONEPIECEDAYですね。参加したいよなぁ。いいよなぁ。
こういうイベントに参加せずして、何がONEPIECEオタクだよって、気持ちにはなります。
連載している間に参加出来るよう、精進致します。
今週は此処までとなります。ONEPIECE大好きな人と一緒に色んな空気を共有できる場になれば、幸いです。
残りの記事は完成次第、改めて投稿します。
最後になりましたが、スキとコメント、フォローもお忘れなきように。
それでは。