漫画感想BAN 第二十一回第一章「ONEPIECE 第1126話´´落とし前´´」感想戦
はじめに
これまでのまとめはこちらとなっております。
今週もどうぞ、よろしくお願いします。
今回のまとめはこちらとなっております。どうぞ。
ドリーとブロギーは喧嘩のやり直しを求めている。
ボニーとくまの穏やかな時間を過ごしている。
バルトロメオは、赤髪海賊団へのケジメをつけた。
ヤソップが想像以上に強かった。
どんどん海賊王への道を往くティーチ。次の目的は?
麦わら海賊団行方不明。ナミの運命や如何に?
第一章 「ONEPIECE 第1126話 落とし前」感想戦
第一節 水平線
エッグヘッドを出航した麦わら海賊団。巨兵海賊団の乗る船「グレート・エイリーク号」にて、これまでの経緯を聴く麦わら海賊団。
彼等は武器を取りに行く為にエルバフに戻り、再度殴り合いを行うことを決意し、ナミからは飽きられます。ルフィやウソップは尊敬の眼差しで彼等を見つめますが、言葉の一つ一つが彼等らしくて、ドリーとブロギーはあの時と同じ偉大な漢なんだと再認識出来ました。
武器が壊れた理由を言わないのも、彼等らしいですね。
その際、食事を摂っていた際に飲んでた酒は緑の妖精と呼ばれる「アブサン」と呼ばれる酒を飲んでいましたが、相当危険なお酒なようで。
巨人が酔うレベルなんで、普通のお酒では酔わないよな。アルコールが体内に回って来ないだろうし。故に麦わら海賊団にそれは危険なんじゃ・・・。
ルフィ達が楽しく宴を繰り広げる中、ボニーとくまは海を見つめ、ようやく辿り着いた水平線に思いを馳せることに。
あの時は見ることも叶わず、こんな時間を過ごすことが出来なかった2人が、手に入れた穏やかな時間。くまは人格を失ったけれど、笑顔を見せているのが、微笑ましいですね。
長く険しい道のりで、大変なことばかりだったけれど、やっとこの親子の幸せな時間が帰って来たんだと思うと来るものがありますね。
何より、ボニーが通常状態のままというのが、泣ける。もう、大人の姿じゃなくて良いんだ、無理をしなくても良いんだと言う表れなんだと思うとね。
敵は居なくなったけれど、くまが生存していると言うことは未だ、彼には何かしらの役割があると思って良いんですよね?
とにかく、彼等が救われるルートが開拓されるのを期待してます。
幸せを掴んだ人もいれば、最悪を掴んだものも居たようで・・・。
第二節 けじめ
新世界のガルテル島。其処は麦わら大船団の一角であるバルトロメオ達、海賊団「バルトクラブ」の面々は、赤髪海賊団のシマであるその島で、彼等の旗を焼いてしまい、その報復として、シャンクス達に絞められていました。
見せしめとして、拘束されるバルトロメオは、シャンクス達の前に連行され、謝罪しますが、時既に遅く。
舐められたツケの清算として、赤髪海賊団船医であるホンゴウから毒薬を貰い、その薬を麦わらのルフィに一か月以内に飲ませて、責任を取れと言い放ちます。
余りにも冷酷なように思えますが、海賊の世界。仁義を為すこの世界で甘えは信頼を落しかねないので、当然と言えば、当然なんでしょうが。
しかし、バルトロメオはその毒薬を飲み干し、このことにルフィは関係なく、勝手に四皇に盾突いただけのチンピラの話と言って、彼等に啖呵を切ります。
結果としては、ただの薬だった為、何とか、バルトクラブはゴーイングルフィセンパイ号で脱出に成功し、島を離れることに成功します。
脱出する際、放ったバルトロメオの言葉、案外甘ぇんだながとんでもない命とりに発展することも知らずに・・・。
離れていくゴーイングルフィセンパイ号を見つめるシャンクス。ニヤニヤする彼に、ベックはどうしたと伺います。
ルフィが慕われていることに嬉しさを感じるシャンクス。バルトロメオと相対している際は、非情な態度を徹底し、海賊団の船長としての格を見せつけていただけに、このギャップはズルいって。益々、スキになっちゃうじゃないの馬鹿!
考察勢からは、ティーチとシャンクスは通じていると言われてますが、こういうの見るとシャンクスがルフィの期待を裏切るような真似するとは思えないし、それは読者全体を裏切ることにも繋がりそうなんで、やめて欲しいわ。あくまで考察だけどね。
しかし、舐められたままでは終わるわけも無く、ヤソップはケジメはケジメとして、背後からゴーイングルフィセンパイ号を狙撃で破壊。彼等の現状は生死不明で片付けられることに。
そもそも、バルトロメオが悪い訳であって、甘えたクチ叩いた彼等の末路は決まってたのかもしれません。最初の話を聴いてたら、こうはならんかったな。
船一つを銃で破壊するヤソップもヤソップですが、やはり、赤髪海賊団。侮れない敵しか居ませんな。本当にどんな気持ちでルフィ満載の船をぶち壊したんでしょうね。壊す所が分かれば、破壊出来るでしょうが。
バルトロメオが悪いとはいえ、これで済んだと思うべきか、何人か死んだと捉えるべきなのか。それにしたって、海賊船が余りにも消えすぎているの終わりなんだなと考えてしまいますね。
きっと、バルトロメオは運だけで此処まで来た男なので、再会できることを信じてますが、シャンクス達はこのことをきっと、ルフィには言わないと言うことだけは確信してます。
ローといい、キッドといい、生死不明枠が増え続け、これからのワンピの混沌具合がより一層、明確化していく中、もう一人の四皇はと言えば・・・。
第三節 集結
ロー達を打ち取り、海賊島ハチノスに帰還したティーチ達、黒ひげ海賊団。コビーやモリアには逃げられたものの、ガープを手に入れ、上機嫌のティーチ。
しかし、殺したつもりが生きていたと何ともまぁ、クザンらしい一言。簡単には殺せない漢なんで、生きてて良かった反面、間違いなく師匠を殺せなかったんだろうな。これでクザンの信頼度は上がったけれど、未だに彼の真意は分かりません。
ガープさんの拘束方法がエースの時と同じなのが、何とも辛いのですが、一体誰が彼を助けてくれるんですかね。今の海軍では無理だろうけど。
一方、ここ最近姿を見せなかったラフィットは、「海運会社UMITシッピング」本社近くで待機していました。
それはマリージョアに上がる為のレッドポートのポンドラ(シャボンのゴンドラ)は故障続き。革命軍による兵糧攻めは本気度を増し、天竜人を追い詰めているようです。
ベガパンクの配信でやる気を出しまくっているだけに、革命軍の行動は狂気のそれに近いのですが、革命を為すには、血は避けられないからね。
楽しむラフィットに対し、ティーチは何かを指示しますが、何を企んでいるんでしょうね。
ティーチの掲げるハチノスを世界政府公認国家にする為、天竜人に食糧を渡す計画でも企んでいるのでしょうか?
ラフィットは羽根のある能力らしいものを使うので、ポンドラ無くても、マリージョアに行けそうと言う説と催眠術で行くと言う術もありますが、ロクなことじゃねぇよな。
そして、ハチノス近海に現れたオーガー、デボン、そして、重要な秘密を知るカリブーの三名は、ピサロの能力によって、島に上陸するようです。
カリブーの反応が相変わらず、小者臭いことこの上無いのですが、兄さん姐さんって、もう黒ひげ海賊団の仲間と勘違いしてるんですかね。
ポーネグリフを三つも所持し、ポーネグリフが読める可能性のあるプリン、30億のローを打ち取り、海軍の英雄ガープ、ポセイドン、プルトンの在処を知るカリブーと言うカードが揃い、世界を獲る彼の戦いは最高潮に達していると言っても、過言ではありません。
作品の都合上とはいえ、その全てがルフィに関わって来た人間と言うのが、皮肉過ぎる。彼等が掴んで来た縁をティーチと言う業が搾取し、占領する。どんどん、肥大化する彼等を止めるものはいるんでしょうか?
黒ひげ海賊団が勢力を増す一方、エッグヘッドを出航した麦わら海賊団でしたが、未だエルバフに到着していませんでした。
何故なら、ルフィ達とサウザンドサニー号が行方不明になってしまったのでした。
お魚に船をかみ砕かれてしまったのかしら?とブラックジョークを咬ますロビンに突っ込むフランキー。麦わら海賊団と言えど、いなくなったのは、若者組で年長組は皆いる所を見るとこの線引きが重要な気がする。
しかし、ボニーやリリスがいるのが解せないよな。一体、誰がこんなことを・・・。
個人的にジンベエ親分に懐くボニーが可愛い。ジンベエって、子供ウケ良さそうだもんな。何か、本当に背伸びしてないボニー、可愛いわぁ。
場面はナミ視点に代わり、誰かの声で気が付いた様子の彼女。
目を覚ますと其処は謎の空間にて、ワノ国編での百獣海賊団っぽい衣装のナミがそこに居ました(正直、エロい。捉え方によっては、エルバフの戦士なのかもしれませんが)。
最初は行方不明になったメンバーの中にチョッパーがいると思ってたんですけど、よく見るとその中に発見出来たので、違うんでしょうね。
恐らく、アブサン飲んでた五人こと、イーストブルー組が犠牲者と踏んで間違いなさそう。他の飲んでない人達は宴で何で酔ってたんでしょうね?不確定要素が多すぎて、分からないんですけど。
果たして、麦わら海賊団の運命や如何に?
最近、フューチャーされなかったナミやウソップの出番があるのは、正直嬉しいね。
一説では、ナミのターンと言われてますが、彼女に何が起きるのか、冒険の予感と記載されているので、冒険が始まるんでしょうか?
玩具にされているのか、それとも、幻覚か?一体、ナミにどんな悲劇が起きることやら?
最終節 まとめ
簡単には到着しないエルバフ。忘れそうになる麦わら大船団の面々の動向も気になりますが、いつになったら、歴史に残る一大事件が起きるんでしょうね。
バルトロメオのリタイアにより、シャンクスとルフィの再会が現実味を帯びて来ましたが、その時がエルバフだとしたら、情緒が無さすぎるよね。
それぞれの思惑が動き出す中、クロスギルドがどうなっているのかが、凄く気になります。モリアが脱出成功したと言うことは、彼が仲間になると言う未来もあるんだろうな。
僕自身、他人の意見に左右され易い人間なんで、色んな意見を提示されると自分の意見が無くなってしまうタイプなだけに、今後どのような展開になるかは、分かりませんが、エルバフ編は長くなりそうですね。
ベガパンクによって、提示されて来た謎が明かされ、その先の深淵に一番近く、太陽信仰の国・エルバフで、また一歩先の謎が明らかになると思うと楽しみも大きいです。
ただ、その他のキャラの動向も気になるし、次の敵が巨人の国の王様なのか、四皇の誰かなのかは、さておき、これからもONEPIECEを楽しめる今を充分に楽しみたい限りです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
読んでくれた方々はスキとコメント、フォローをお忘れなきように。
続編は近日更新予定ですので、お楽しみに。
それでは!