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漫画感想BAN 第二十回第一章「魔男のイチは本当にお勧めなんで、是非とも読んで欲しい限りです」

はじめに


 これまでのまとめはこちらとなっております。
 今週もどうぞ、よろしくお願いします。
 

第一章 週刊少年ジャンプ

第一節 アオのハコ

 前回、咲季の元カレを撃退する為に、今付き合っていると抱き着かれた匡君。何とか、元カレを追い払うことは出来たものの、彼女からは、嘘だからとすぐさま、その場を後にします。
 匡君が思い出すのは、無理ばかりして、自分の感情を押し殺す咲季の言葉。彼女への思いを断ち切れない匡君の受難は続きます。

 場面は代わり、遊佐弟が劇の準備を行っていた際の出来事。
 大道具として、準備に取り掛かる彼の前に雛が現れます。
 遊佐弟をモンスター扱いしながらも、的確な仕事を行う彼を褒め称えます。本番は明日なので、自分としては、ちゃんとした仕事がしたいと言う彼の誠実さが表れた場面でした。
 遊佐弟は自分の名前を雛に呼ぼうとするとすかさず、逃げ出す雛。印象が良くないんだなに尽きる。どうでもいいけど、雛はインターハイはどうだったんだろうか。

 しかし、文化祭本番前日、アクシデントが発生します
 他のクラスメイトによって、舞台大道具に大きな色を残してしまい、簡単に部活には行けない状況が出来上がってしまいます。
 今日は市民体育館での練習が行われていたので、本来であれば、合流したかった所をこんな事態になるなんて。相当、凹んでいるだけに、根は良い子なんだなと言うのが、伝わる場面でした。

 其処に現れたのは、他でもない雛さんでした。
 雛がどうやら、遊佐弟君を救うみたいですが、果たして、上手く行くんでしょうか。
 このギャップはとても美味しいです。実に良いお味が致しますわ。
 これから、雛と遊佐弟との恋物語が始まってしまうんですかねぇ?
 頼むから、始まらないと信じている今日この頃の俺でした。

第二節 SAKAМОTО DAYS

 殺連監獄に到着したシンと平助。ここを修行の場にするクレイジーさは見事なんですが、この監獄は三層構造。しかも、未だ一層なので、大した相手はいないのが、実情。
 しかし、どうやって、監獄の最下層に行くかと悩む中、彼等の前に超初期に出て来たボイルが出現し、シンを圧倒します。
 一方、最下層には殺連100%の占い師・アタリが完全にうっ屈していた様子で看守たちに当たり散らかしていました。
 しかし、彼女は言います。間もなく脱獄出来ると。そりゃ、脱獄は出来るだろうけども、本当に出られるんですかねぇ?

 シンと平助にとっての経験値稼ぎにピッタリな場になりそうですが、過去キャラばかりが出て来て、面白いことになりそうですね。
 これはまだまだ終わらなさそうで安心致しました。

第三節 願いのアストロ

 西麻布バベルの戦いを終え、蟻道の墓に挨拶をするヒバルとテラスの2人。この戦いに於いて、負傷者135名、死者1名と言う甚大な被害を起こしながらも、決着がつかないと言うやりきれない結果で終わりました。
 ヒバル自身、甚大なダメージを受けていただけに、今回は腕が千切れかける程だっただけに、相当深刻だったと思われます。

 墓参りを終え、寅兄や仲間全員を集めるよう、銀次さんに頼んだヒバル。
 実は先代が選んだのは、テラスではなく、ヒバルだったことを打ち明けるヒバル。
 衝撃の真実にビビる面々でしたが、寅兄には詰められる結果となりました。無理もありません、それは背信行為に等しく、一歩間違えれば、敵に回りかねないとキレる寅兄。
 しかし、ヒバルの答えは意外なもので、蟻道の中で小さい頃の彼を見た。そんな彼を泣かせてはいけない、彼が自分の道を見出してくれたと決意を固めるヒバル。
 親父の遺言関係なく、世剣組を次期組長になりたいと決意したのでした。
 その姿に先代組長の影を重ねる寅兄。彼の甘い考えにより、覚悟を決め、ヒバルサイドに着いた寅兄。男前ですねぇ。

 ようやく、終わりを迎えた六本木編。未だ、謎の多い展開続きですが、この疾走感は堪らなく好きです。
 人を救える人はどこまでも甘い奴と言う言葉好きだな。皆、そんな余裕もない程、疲弊しているのにね。
 そういうことが言える人こそ、本当に大切にしたいもんではありますが。
 寅兄のグループが入り、勢いに乗るヒバル達ですが、逆にこれから、どんな強敵ぶつけないとやって行け無くないか?不安もありますが、期待してます。

第四節 魔男のイチ

 アクタージュの作画担当を行っていた宇佐崎しろ先生がジャンプに帰って来た。本当にマツキタツヤを許さない。
 正直、アクタージュが読みたい亡霊なんですけど、個人的に気になっておる新連載となっております。
 魔法を扱える人間が女性しかいない世界。突如として、山に住まう少年イチはそんな世界で魔法を操ることが出来る存在になってしまうと言う物語。
 いきなり、引き込まれるようなシナリオに、正直面食らいましたが、僕の中にスッと入って来ました。
 宇佐崎先生の安定の作画は勿論のこと、壮大なファンタジーでありながら、女性しか魔法を扱えないと言う設定、魅せる時は見せる演出が見事でこれからの展開に期待しかないですね。
  ハーレム展開なのか、ギャグ作品なのかはさておき、表情変化が好きですね。ギャグ顔がとても可愛かったので、次回からも、こんな感じになるのかしら。
 詳しい内容は是非とも、読んで欲しいです。この作画クオリティは歴史に残ると思います。

 ジャンプ編は此処までです。続きはこちらとなります。
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 それでは、また!

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