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漫画感想BAN 第三十五回「もう、色んなこと投げ捨てたい世の中だけど、何も出来ない私は無力の極み」

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第一章 週刊少年ジャンプ

第一節 ONEPIECE 第1136話「太陽を待つ国」

 麦わら海賊団と巨人族。これまでにない程、友好的に手を取り合う両者。
 その一方、ヤルルからニカ信仰に関する事実が明らかになっていきます。それはハーレイと呼ばれる神典にて、描かれたニカにまつわる物語。
 その昔、二度世界は滅び、その都度、ニカの存在が確認されているとのこと。世界を滅ぼさぬよう現れた英雄か?全てを壊した破壊者か?この世界が大きく形を変える際に現れる存在。それこそが、ニカと呼ばれる存在であり、時の権力者はそれを恐れるのだとか。
 ようやく見えて来たニカ信仰の謎。やはり、ニカが出て来たということは世界は二度滅んでいたということになるのかねぇ?

 その為、巨人族にとって、ニカになるということは憧れに近い存在となっています。同時にちゃんとした翻訳が出来ておらず、解釈が分かれてしまうので、考えが一致していないらしい。

 しかし、ルフィは自らは違うぞと徹底的に否定します。本当にニカなのに。その辺りも何かあるんですかね?ルフィらしいと言えば、それなんですけど。
 ロキもハラルド王もニカを目指していた話しに良い奴なのか?とルフィが呟くとその他の巨人族から批判を浴びます。
 悪行三昧のロキに巻き込まれた巨人族にとって、彼の存在は害悪そのもの。ハラルド王が死んだ際、その戦いに巻き込まれたヤルルの頭に剣が突き刺さってしまったとのこと。

 その為、巨人族からロキは嫌悪の象徴ともいえるようで。僕にはどうも、きな臭いカンジがプンプンします。何か、あるんだろうな。
 ハラルド王は本当は愚王であり、ロキはそれを正す為に行動した結果が、呪われた王子と呼ばれる所以になってる気がします。
 やはり、教育政策がどうにも絡んでいるような気がして。

 するとロキを六年前に止めたのが、シャンクスだったと分かると喜ぶルフィ。その様子に何処か、ゾロさんは不信感を抱いていたようで。
 言葉尻を捕らえるようであれなんですけど、シャンクスが来たのが少し前と言うのが、気になります。時間軸としては、そうなんでしょうけど、何か、違和感が拭えないな。

 ゾロさんはルフィの様子を見て、宴会場を離れます。ロキはシャンクスの居場所を知っていると言われた為、警戒している様子。
 ルフィのシャンクス愛もですが、そこを足元をすくわれると言い放つゾロさんもゾロさんですが、偏見でその人を決め付けないゾロさん、マジゾロさんですね。惚れ直します。
 それを嗅ぎつけたナミさんにより、いざ城にあるロキの鍵を探しに雲舟で向かうことに。操縦するのは、第三の下僕こと、ロードに操縦させ、いざ、アウルスト城へ。
 ナミさんの真の狙いは城の宝のようですが、果たして・・・。

 そして、場面はエルバフの最下層。冥界に移り、ロキの前に現れたのは、魔法陣で出現した謎の2人組でした。
 彼等の目的は神の騎士団への勧誘と言うことも判明。しかし、乗り気でないロキに対し、謎のシャンクス似は弱みをちらつかせますが、ロードの烏のお陰で工作員は未だ囚われのままと判明。どうにも出来ない状態に。
 不遜な態度のロキに対し、我慢の限界を迎えたシャンクス似ではないもう一人の神の騎士団のメンバー、そのものの名は軍子と判明。性別は恐らく、女性なんでしょうが、根拠が薄いので、今は保留。

 ロキの仲間である狼は軍子に襲い掛かりますが、それの力によって、返り討ちに遭ってしまいます。
 その結果、ロキはぶち切れ、彼等に宣戦布告を言い放ちます。
 これはもう、主人公。これを見ても、悪評がどうもうさん臭く感じてしまうのは、僕だけですか?初めて出て来た時より、印象が180度違うのも、おだっちマジックなんですかね。

 本当に神の騎士団と判明し、いよいよ、新たな戦いが幕を開けようとします。ここから、ロキの本領発揮が見られると思うとぞくぞくしますね。
 シャンクス似もそうですが、何と言っても、軍子の存在は大きい気がします。可愛いし、喋り方や仕草、能力含め、謎が多いのですが、どのような形で神の騎士団に入ったかも謎だし、何より、天竜人かさえも怪しいので、今後の展開が気になるばかりです。
 ただ、シャンクス似なだけに、簡単には倒せそうになさそう。それにシャンクスによって、捕らえられたと言われておきながら、何の反応も無く、淡々とロキと会話してるので、当然ですが、シャンクスではなさそう。
 ※いつものことですが、ネットに沢山の来週のネタバレ動画が流失し、シャンクス似の存在も明らかになっているようです。自衛を徹底的に気を付けて下さいませ。

 僕個人の今回の魅力ポイントはルフィ、ゾロさん、ナミの初期トリオ登場が一番テンション上がりました。何たって、ワンピで一番好きなトリオは?と言われたら、この三人だと考えているので。
 この後のサンジの動向も気になりますが、ロキが解放される未来だけは間違いなさそうですね。そして、新たな戦いが始まるのかもですが、だったら、ボスキャラは誰になるのか?シャンクス似のキャラになってしまうのかな?シャンクスと同等だから、相当強い可能性はあるけれど、どうなんだろう?役者不足が否めないような?

 今はシャンクス似の存在が大きなネックになっていますが、今後どのような物語になっていくか、気になることが多すぎます。
 そして、ロードが何だかんだ頑張っているので、彼もキーキャラなのかもしれませんね。

第二節 アオのハコ #180「報わせてあげるんだ」

 千夏先輩と夢佳の戦いがウィンターカップでの激闘が続く中、夢佳は一旦下げられてしまいます。体力不足は相当だったようで、相当後悔しているご様子。
 ようやく、大喜と千夏パパは花恋や菖蒲たちの応援組と合流します。
 千夏パパに嫌みを言う花恋。そのイヤミにパパはこの試合は負けると思い込むようですが、勝つって信じるって言葉にすることで、それは現実にするんだからと言い切る彼女に千夏パパは心なしか浮かない表情を浮かべていました。

 場面は千夏先輩に切り替わり、思い起こすのは、バスケとの出会い、夢佳と言う憧れとの対面、最初は下手だった。憧れと共に走り抜けたバスケと一緒に走り続けた青春の日々、夢佳の不安を分かっていながらも、何も出来なかった自分、だけど、それは彼女の後を追うだけの人生だった。
 自らの放ったボールをシュート出来なかったそのボールをリバウンドすることで、これまでの人生全てを報わせてあげる為、彼女は大きな一歩を踏みしめようとしていたのでした。

 一言でまとめると泣きました。最後の場面は泣きました。
 千夏先輩、あんなに練習しているのに、中々入らないので、その全てをリバウンドで押し返そうとする場面は燃えたし、胸に堪えました。
 アニメ見ても思うことが多すぎて、余計に考えてしまいます。ここでリバウンドを差し込むの凄いというか、この時の為に採っておいたと言っても、おかしくない位、見事な場面でしたね。
 別にリバウンドって、バスケでは珍しくないんですけど、それにしたって、ここでこんなねぇ~?これは千夏先輩、覚醒なんじゃないですか?
 早く夢佳とマッチングして欲しい半分、夢佳が今年のインターハイの逆で足がやられて、自滅ENDありそうな気がするんだけど、どうなんだろう。

 千夏先輩、バスケ続けるんだろうなと気がするし、千夏パパがどんな気持ちで彼女の今後を見つめていくか、気になる所が多すぎます。
 花恋の言葉はパパ言わず、社会人に突き刺さったんじゃないですか。負けるイメージばかりが、頭に沁みついてしまうからこそ、応援の意義を問われる場面はそうだよなと思うと同時にこれが若さかと心打たれました。
 本当にこの言葉が現実になって欲しい。試合が出て来る場面で一度も千夏先輩、勝利した所がちゃんと描かれてないだけにね

第三節 その他ジャンプ作品の感想戦

  1. SAKAМОTО DAYS シンの親父、どうしようもないクズだった。

  2. 逃げ上手の若君 血みどろ過ぎて、救えないよ、幕末。

  3. 魔男のイチ   デスカラス様、本気のご様子です。

  4. カグラバチ   チームワークの重要性。

  5. 願いのアストロ  タフ過ぎるから効かないだけだけど、ヒバル強過ぎ。

  6. ひまてん!    Gは世界の敵。

  7. ウィッチウォッチ シリアスは人気無さそうで何かつら。

  8. あかね噺     フランス?

  9. しのびごと    遂に恋が?

  10. 夜桜さんちの大作戦 大成功。お疲れ様でした!

  11. シド・クラフトの最終定理 事件はまだ終わってない!

第二章 その他枠

  1. キングダム ヨコヨコの相手がまさかの田有と田永なの熱いな。韓最強なだけに、一般兵が皆で戦うという展開は面白過ぎる。耳がぁとか、思ったけれども。ただ、淡の弓矢の破壊力エグすぎる。これは期待せずにはいられねぇよな。そして、博王谷。強そうなんだけど、どう足掻いても、これまで出て来た趙の人達の方が強そうなのが拭えないし、その為に李信ボロボロになった説ある位だから、格が何かね・・・。

  2. 女優めし ドラマ化おめでとうございます。絶対に観よう。本編の新潟って、魚やお米だけじゃないんだね。

  3. ガス灯野良犬探偵団 話が違うぞ。どないなってんねん。どういうことや、説明しろ!次回になったら、分かるか。

  4. イリオス 負けっぱなしじゃ終われねぇのよ、こっちはよぉ。

  5. シャドーハウス 地獄であればこそ、恋がしたいのよ。

  6. 盤上のオリオン こっからが本当の戦いの始まりか。

  7. FAIRYTAIL100YEARSQUEST 誰にも相手にされない哀しき主人公。

  8. その着せ替え人形は恋をする 皆で烈併せするの楽しいよな。他の烈合わせ見ることが出来て、超幸せでした。皆良き味出してました。ジュジュ様、受験あるのに、妹の撮影ついてきてくれるの可愛すぎる。あまね君の強さに支えられてるごじょまりだった。好きは自由って、そういうことだよね。ただ、これで終わるかと言われると怪しい気もするんだけどな。このまま、何も無いことをただただ祈るばかり。

  9. 僕の心のヤバいやつ 聴く相手が悪かったんだよ。

  10. ご注文はうさぎですか? ユラ姉のキャラ崩壊が止まらない。

最終章 まとめ

 最近、マガポケの無料をきっかけに薫る花は凛と咲くにハマっています。
 青春群像劇大好きな僕にとって、結構グサグサ刺さってます。まだ序盤なんですけど、絵が綺麗だし、繊細な描写に絵として完成されているだけに、見応えあって、何度見ても引き込まれる世界観にいつも感動してます。
 本当に創作をしていると僕はまだまだなんだと考えるばかり。ひどい話を書くことが良いのではなく、どうしてこうなったのか?ちゃんとした動機と理由があって、どれだけ同情出来るか?どれだけ、救いになっているか?と考えることばかりで、この作品はその要点をちゃんと押さえているので、観ていて、僕も頑張らないなと考えるばかりです。

 漫画とは全然関係ない話で大変恐縮なんですけど、本当にSNS閉じたいです。あまりにもひどい。あまりにも残酷で余りにも罪の意識のない人間の心無い中傷が盛んに行われ、終わりが見えなくなっています。
 一番大事なのは、この世界に絶対に正しいことなんて何もないと言うこと。絶対に自分が正しいなんて、考えてはいけない、正義に心酔してはいけないということに尽きると思います。
 じゃあ、自分は正しくないから正しくないことしていいわけでも、相手もやって来たんだから、自分もやっていいという理由にはなりません
 皆さん、因果応報因果応報と言いますが、きっと、この誹謗中傷する人間もまたその報いを受ける日が来るんでしょうね。善い行いをすれば善い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあると言うように、誰かにとっての救いは誰かにとっての悪であることをよく覚えておいて欲しいです。
 完全に一線を越え、このカオスはいつまで続くんですかね?離れられない僕は弱いですね。ええ、本当に弱いです。

 そして、この言葉の報いをいつの日か、僕も受けるんでしょうね。

 最後まで読んでくれた方はスキとこのマンガ読んで欲しいや応援コメント、フォローを何卒、宜しくお願いします。
 それでは!!!

 


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