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②HACCPに取り組むためには最初に○○をする!!

今回はHACCPに取り組むために何をすればよいか話をしていきます。
*この記事はこれからHACCPに取り組む工場の人に向けた内容となっています。


≪結論≫

結論として、HACCPに取り組むためにはまずHACCPチームを決めることになります。
HACCPチームとは、HACCPを運用していくための中心的なメンバーのことです。
具体例として以下のような方たちがメンバーとして選ばれることが多いです。
・決裁権や判断権限がある人:工場長など
・HACCPに詳しい人:品質管理課など
・微生物に詳しい人:品質管理課など
・製造工程に詳しい人:生産ライン責任者など
・原材料や資材に詳しい人:生産管理課など
・製造設備に詳しい人:機械設備課など

メンバーの人数は5~6名くらいにしていることが一般的です。
人数が多すぎても意見がまとまらなかったりするので増やしすぎないようにしている事業者さんが多いようです。


≪小規模な事業者さんの場合は?≫

小規模な事業者さんであればHACCPチームは工場長一人という場合もあります。
HACCPの取り組み方は会社の規模によって異なるため、工場長が一人ですべて管理していて詳しいというのであれば、工場長一人でHACCPチームとしても問題ないです。


≪大切なこと≫

最終的に"食品危害を取り除くためのCCPを実施"する必要があるので、そのための知識と経験を持った人を集めることが大切です。
もし自社の人員が不足していれば外部顧問やコンサルタントなどと契約することも一つの方法です。

ちなみに、
以下のメンバーであれば、自社の製造工程や製造設備について詳しい人を社内で集められますが、
・決裁権や判断権限がある人:工場長など
・製造工程に詳しい人:生産ライン責任者など
・原材料や資材に詳しい人:生産管理課など
・製造設備に詳しい人:機械設備課など

以下のメンバーは、自社で詳しい人がいない場合は外部顧問やコンサルタントなどと契約することもあるようです。
・HACCPに詳しい人:品質管理課など
・微生物に詳しい人:品質管理課など

◆CCPの作業記録を残すために必要な情報
CCPの作業記録を残す≪ゴール≫
  ↓
・「CCPの作業記録を残す」ために
  CCPの管理方法を決定する
  ↓
・「CCPの管理方法を決定する」ために
  ハザード分析をする
  ↓
・「ハザード分析をする」ために
  製造工程を書き出す
  ↓
・「製造工程を書き出す」ために
  製品情報を書き出す
  ↓
・ 【専門知識をもったHACCPチームをつくる】←最終的に"食品危害を取り除くためのCCPを実施"ために今回はHACCPチームについての話でした。



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