オタクがハリー・ポッターを見直すシリーズ「死の秘宝パート2」編
ハリー・ポッターの映画を全て見直す為に有給を3日取ったオタクの感想箇条書きです。
※大変なネタバレを含みます。
第八作
「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」
2011年
・パート1から1年後に公開されたんですね。
最終巻の原作が発表されたのが2007年。俳優達はずっとこの作品と生きてきたんだな〜。
も、もしかしたらなんだけど、林田、パート2の映画見てないかもしれん…。やばい!全然覚えてない!
パート1が辛すぎて見に行かなかった可能性が大。
・ハリーがマルフォイから奪った杖2本は、ベラトリックスとマルフォイのもの。
この時点でマルフォイの杖の忠誠心がハリーに移動しているらしい。忠誠心が無いと、本来の力を発揮できないんだよね?
・ドビーを埋葬した後、ベラトリックスの金庫に分霊箱があると踏んだハリーはグリンゴッツ銀行へ。
ヘルガ・ハッフルパフのカップが分霊箱であると気付き盗むんだけど、グリフィンドールの剣をゴブリンに取られてしまう。
なんでだよ!マジでうまくいかん!
ハーマイオニーが機転を効かせて、銀行に幽閉されていたドラゴンを自由にして大暴れしながら脱出。やっぱり俺らのハーマイオニーだ!
・カップが盗まれたことに気付いてヴォが発狂。またもやハリーの頭に映像が流れ込んできて、ロウェナ・レイブンクローに関係するものが分霊箱であることを知る。
なんかさ、ハリーとヴォの繋がりがどんどん強くなってきてない…?ヴォが弱まっているから?
・スリザリン、ハッフルパフ、レイブンクローと来たら、グリフィンドールの剣も分霊箱なんじゃないの…?と思っていたのだけど、それは違うらしい。
ヴォはホグワーツの創設者全員にまつわる物を分霊箱にしたかったけれど、グリフィンドールの剣だけは手に入れることができなかったんだって。皮肉だね。
・ホグズミードに辿り着いたハリー達は、アバーフォース・ダンブルドアに助けられる。
ダンブルドア先生の弟さん!この人!ファンタビに出てきた人だ…!
実はずっとハリーを見守り続けて、マルフォイの館にドビーを送り、ホグズミードに来たハリー達をすぐに匿ってくれた。
・ダンブルドア先生とアバーフォースの妹アリアナさん(色々あって亡くなっている)の肖像画がどこかへ去って行ったと思ったら、誰かを連れて帰ってきます。
それはなんとネビルくん!!
アバーフォースの家はホグワーツと繋がっていて、デスイーターに支配されたホグワーツで辛い思いをしているダンブルドア軍団も助けていた…い、良い人すぎる…良い人すぎるけど、ネットで調べると「ヤギ好き破天荒ジジイ」って出てくる。一体何したんだよ。
・ホグワーツは既にデスイーターの支配下にあって、スネイプ先生が校長先生に就任しています。
ダンブルドア先生がいた時のほんわか暖かな印象はゼロ。体罰も当たり前みたいです。なんで皆んなこんな学校に来るのさ…。と思うけど、変に逆らう方が危ないのかもしれないね。
・真っ向からスネイプ先生に立ち向かうハリー。攻撃されそうになると、マクゴナガル先生がハリーを守ります。
ここ!このシーン超格好いい!!迷わずにスネイプ先生に魔法を放ち、スネイプ先生は逃亡。
・マクゴナガル先生が指揮を取って戦闘準備に入るんだけど、本当に格好いいんだよ〜!!
シリーズ通して、ずっと女性が強くて格好いいですよね。
・ルーナちゃんの助言で、ロウェナ・レイブンクローの娘であるヘレナ・レイブンクローの幽霊と話すハリー。
ここのルーナちゃんが、「今私の話を聞いて!」と叫ぶところが良い。これまでずっとマイペースでほわほわしていたルーナちゃんが初めて声を荒げて自分を主張していて。
ルーナちゃんが幽霊と仲良しだったおかげで、レイブンクローの髪飾りのありかが判明。
・「リドルの日記を壊したのってバジリスクの牙じゃね?」と気付いたロンのおかげで、秘密の部屋でハッフルパフのカップを壊すことに成功したハーマイオニーとロン。ついでにキスもしとく。やっとくっついた。
・「必要の部屋」に髪飾りがあると知り、広大な部屋で探すハリーをマルフォイ達が妨害しにきます。
もうさ…マルフォイが可哀想でさ…。やらなきゃいけないけど、本当はやりたくないから、絶対に成し遂げられないんだよ。
手下の魔法が暴走して部屋が業火に包まれる中、取り残されるマルフォイ。
それを放っておけないと助けに行くハリー。
ここびっくりした。普通助けないじゃん、これだけ酷いことされてさ。でも本当は、マルフォイが根っからの悪人ではないことに気付いていたのかもしれないね…。
ここでレイブンクローの髪飾りを破壊。
7つある筈の分霊箱のうち、5つは壊せたわけだ。後もう一つと、ヴォ自身だけ。
・ホグワーツにヴォの大群が攻め入ってきて、不死鳥の騎士団と生徒達が必死に戦います。
「賢者の石」の頃からずっと爆発させているシェーマスが、マクゴナガル先生から橋を爆発させるように指示を受けるところがめちゃくちゃ良い!
・ネビルが本当に格好いいんだよ〜!ハリー達がいなくなってからはダンブルドア軍団のリーダーとして皆をまとめていて、最前線で戦っていて。もしかしたら彼がハリーの運命を背負う筈だったかもしれないというのも、今なら頷ける。
戦いが始まる前に、ルーナに告白しに行くところも良い。好きだから言わなくちゃ!2人とも死んじゃうかもしれない!って( ; ; )
・ヴォの幻想で、最後の分霊箱が蛇のナギニだと気付いたハリー。
ナギニを探しにきて、ヴォとスネイプ先生が話しているところに遭遇。
ヴォはニワトコの杖を満足に使えておらず、その理由は、ニワトコの杖の忠誠心が自分に向いていないからだと結論付けていました。
最後の所有者であるダンブルドアを殺したのはスネイプだから、スネイプを殺さなければ所有権が自分に移らない。だから、スネイプを殺すしかない。
スネイプはナギニに殺されてしまう。
ここ、怖すぎてしんどかった…。
・瀕死のスネイプから、憂いの篩で記憶を見るように言われるハリー。
スネイプはハリーの母親、リリーのことがずっと好きだった。
リリーが残したハリーを守る為に、二重スパイとしてダンブルドア先生の命令を聞きながらデスイーターとしてヴォのもとで働いていた。
ダンブルドアをスネイプが殺すのも計画のうち。
グリフィンドールの剣の場所を雌鹿の守護霊で導いたのもスネイプ。
「賢者の石」でクィレル先生の呪いからハリーを守っていたのもスネイプ。
ハリーの父親が自分をいじめていたジェームズであっても、愛するリリーの為だから…。
・ハリーは内心気付いていたけれど、分霊箱はヴォの計画よりも一つ多く作られていた。それはハリー自身。
赤ん坊の時、ヴォが肉体を失った時に魂の一部がハリーの中に入り込んで分霊箱となっていた。
だからヴォに似た性質を持っていて、繋がりが強かったんだね…。
ヴォは絶対にハリーを殺さなければいけないし、
ハリーはヴォを倒す為に自分を殺さなければいけない。
どんな悲惨な話よ…。
・デスイーター達との戦いで、ルーピン先生、奥さんのトンクス、ウィーズリーの双子のフレッドが死んでしまう。
ジョージが号泣しているシーンで、林田もかつてないほど号泣。わかっていても本当に苦しい。
ここまでずっと2人1組で生きてきたフレッドとジョージが…。
・ハリーはダンブルドア先生から託された金のスニッチを開きます。中には死の秘宝の一つ、蘇りの石が。これは死者と話ができるという物なんだって。
ちなみに、ダンブルドア先生が壊した分霊箱(ゴーント家の指輪)についていたもので、ダンブルドア先生はこの石を使おうとして呪われてしまい、余命一年となっていたらしい。亡くなった家族に会いたかったんだって…。
ハリーはこの石で両親、シリウス、ルーピン先生に会うことができた。
・ヴァから死の魔法を受けるも、ヴォの魂が壊されただけでまだ生きているハリー。
ナルシッサ(ママフォイ)が「ドラコはまだ生きているの?」とハリーに聞き、生きていると知りハリーを助けてくれます。
結局さ、子供が一番大事なんだよ!ヴォなんか知ったこっちゃねぇよ!
作品を通して、「母の強さ」がよく伝わる。
父は全員ダメだ!ウィーズリーおじさん以外!
・ウィーズリーおばさんがベラトリックスと一騎打ちをして、圧倒的な強さで倒します。ここすごく格好いい!
・真のグリフィンドール生しか出せない剣をネビルが出現させ、ナギニを倒します。分霊箱は全て壊されて、あとはヴォ自身のみ。
・スネイプを殺したのにニワトコの杖の忠誠心はヴォに移らず、分割していた魂が壊されたことでヴォは弱りきっています。
死の呪いを跳ね返され、塵となって消えてしまいます。バーカ!バーカ!
・結局ニワトコの杖の所有者は誰だったの?って話なんだけど、ダンブルドアを殺したのはスネイプだけど、その前に杖を取り上げていたのはマルフォイだった。
つまり、所有者はずっとマルフォイ。だけど、そのマルフォイの杖を奪ったのはハリー。
ニワトコの杖はより強い者へ忠誠心を持つので、杖はずっとハリーのものだった。
ハリーは杖を折って捨ててしまいます。蘇りの石も森のどこかへ置いてきてしまう。こんなものがあるからいけない、って、ほんまそれな。
・最後は戦いから19年後のシーン。
ハリーはジニーと結婚し、アルバス・セブルス・ポッターと名付けられた子供がホグワーツへ向かうのを見送ります。ダンブルドア先生とスネイプ先生2人の名前をもらったそう。
まさかのスリザリンに選ばれ、マルフォイの息子のスコーピオンくんと親友だそうですよ…!激アツ…!!
長男はジェームズ・シリウス・ポッターくんで、ハリーのパパと後見人から名前を貰っています。
末っ子の長女はリリー・ルーナちゃん。ハリーのママと、ルーナちゃんから。
こういう設定も嬉しいね。
総括
双子の片割れが亡くなったショックが想像以上にデカ過ぎてまだ立ち直っていない。私はヴォを許さない。放せJ・K・ローリング私の戦いはまだ終わっていない。
長々とすみませんでした。