孫子の兵法を現代経営に活かす(第六回「孫の二乗の法則」)
孫子の兵法はシンプルであり普遍的な内容であることから三国志で有名な魏の国の曹操、武田信玄など歴史上の人物や、現代の経営者などがそれぞれの解釈で国やビジネスの指針等で活用しています。第六回はその一例としてソフトバンク会長の孫正義氏が考え出した孫の二乗の法則(兵法)を紹介します。
①孫の二乗の法則(兵法)とは
孫正義氏は若いころに大病を患い、その病床の中でこの孫の二乗の法則を考え出したという。孫の二乗とは、孫氏の「孫」と孫正義氏の「孫」を掛け合わせ(二乗)、縦横5文字ずつ25