今後の業界の盛衰について
ポストコロナや生成AIの登場、人手不足、デジタル化...変化する環境下で業界の状況も変わりつつある。
業界の盛衰について分かりやすくまとめられていたのが、会社四季報オンラインで掲載されていた記事である。
「花形業界vs.苦境業界マップ」では、業界の市場規模を横軸に、利益率を縦軸に取り、各業界をマッピングしてある。
(以下引用)
業界の盛衰には、大きく5つの背景がある。
1つ目のトレンドが「経営改革」。デジタル化、脱炭素、人手不足など事業環境が大きく変化する中、多くの企業が経営改革を迫られている。
2つ目が「グローバル競争」。拡大する海外市場を主戦場とし、日系企業が高い競争力を有している業界には、半導体製造装置を筆頭に、半導体や半導体材料、電子部品などといった業界がある。
3つ目が「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。国内企業の旺盛なDX需要を追い風に、クラウドやシステム開発、ソフトウェアの企業は収益を伸ばしている。
4つ目は「人口減少」。人口減少は内需縮小という需要側の問題と、働き手の不足という供給側の問題という2つの問題を引き起こす。
5つ目のトレンドが「新型コロナの影響」。外出制限が打撃となった2020年度以降、レジャーや外食、鉄道などの関連業界は軒並み大赤字に陥った。鉄道、ホテルやテーマパークなどは利益率が改善。一方、ファミレス・居酒屋やカフェなどは回復が道半ばで、利益率も他業界と比較して低水準。
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