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自分の公約(2024年ver.)

2024年も始まって早々に、悲しい2つの出来事があった。 一つ目が、能登半島を震源とする大地震。震源近くの輪島を始めとし、多くの犠牲者が出た。死者は既に60人を超えており、まだまだ救助活動が続いている。 二つ目が、羽田空港で起こった日本航空便と海上保安庁航空機の衝突事故。奇跡的に日本航空便は全員脱出できたものの、海保機の乗組員5名が亡くなった。 この2つの出来事が微妙にリンクしているのがまた皮肉で、海保機は能登半島地震の物資搬送中だった。地震の被災地のために飛び立とうとする最

    • 経営のお勉強②(MBAマネジメント・ブック)

      事業ポートフォリオ 会社が事業活動を複数行う背景には、大きく2つの理由がある。一つは、事業拡大によって成長の機会を獲得すること。もう一つは、複数の事業を行うことでリスクを分散すること。 以下の3つの視点で事業ポートフォリオを検討する必要がある。 ①事業が儲かるかどうか(魅力度) 事業の市場規模、将来的な成長性、産業の収益性、収益変動のリスク、国際化の可能性など ②自社に勝ち目があるか(優位性) 市場占有率などの地位、他社と比較した相対的な収益性、組織の各機能の優劣評価

      • 経営のお勉強①(MBAマネジメント・ブック)

        経営について、以下の本を参考文献として数回に分けて勉強していく。 経営は、誰のためのものなのか 会社は、何のために経営をするのか? 顧客のため、という考え方がしっくり来る。 顧客が支持をしない会社は、業績を伸ばすことができない。 それでは株主はどうなのか。株主がいないと、資本金が集まらないから経営が成り立たない。 社員はどうなのか。社員がいなければ業務は成り立たない。 つまり、経営は全てのステークホルダーのためのもの、という考え方が最も納得感がある。 経営戦略と

        • 今後の業界の盛衰について

          ポストコロナや生成AIの登場、人手不足、デジタル化...変化する環境下で業界の状況も変わりつつある。 業界の盛衰について分かりやすくまとめられていたのが、会社四季報オンラインで掲載されていた記事である。 「花形業界vs.苦境業界マップ」では、業界の市場規模を横軸に、利益率を縦軸に取り、各業界をマッピングしてある。 (以下引用) 業界の盛衰には、大きく5つの背景がある。 1つ目のトレンドが「経営改革」。デジタル化、脱炭素、人手不足など事業環境が大きく変化する中、多くの企

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          キャリアについて考える

          先日、あるエリアの旅行連盟の総会に推奨業者として参加した。 そこで担当している旅館の支配人に、非常に衝撃的な話を聞いた。 正確な情報はうろ覚え(ここはちゃんと正確に調べて把握したい)。ただ、記憶に残っているのは海外サイトからの入金依頼がなく2017年から1000万以上の損失があるということ。(状況は正確に把握できていない。もしかしたら3000万だったかも) そういった経緯で、非常に経営が苦しいため、M&Aを検討しているということ。 心が苦くて涙が出そうだった。 その

          キャリアについて考える

          【5月振り返り】「若い女」に屈さない

          5月は期待されている役割が自分のキャパを軽々超えた。とんでもなく忙しかったし、そもそも100%完璧にこなすことが可能な業務量ではなかったと思う。 まず、5月の前半2週間はシドニーへの出張とその準備でほとんど通常業務がままならなかった。前半1週間は準備のためのミーティングが毎日4、5時間。ラスト3日間は22時過ぎまでミーティングが続いた。 シドニー出張は、いわば接待旅行である。取引先の重役50名近くをアテンドし、朝から晩まで会食続き。夜も飲みに行きたがる取引先に付き合って深

          【5月振り返り】「若い女」に屈さない

          【4月振り返り】仕事を頑張るということ

          担当の取引先が2倍に増えた。 リーダーというポジションを与えられた。 新しいチームへのアサインや、海外出張にも抜擢された。 全部今月1ヶ月の出来事である。 この1ヶ月、ほとんど死ぬ気で働いた、と思う。 毎週課されるKPIに対して、完璧であらねばと思って、頑張った。平日だけでなく、土日も働いた。 膨大な量のメールをチェックして返して、電話して訪問。毎日がその繰り返し。 だんだん心が疲れていった。趣味のピラティスも、ランニングも行けてないし、ご飯はコンビニばかり。 忙し

          【4月振り返り】仕事を頑張るということ

          ピラティス50daysチャレンジ

          通ってるピラティス『zen place』の50Daysチャレンジに参加した。 きっかけは、年始に決めた目標。健康に生きる!を目標にしており、昨年から始めたピラティスを極めたいという気持ちがあった。 本当は合宿に参加したいなーと思っていたけれど、結構金額が高いのと、30日以上レッスンに参加すると特典でもらえるTシャツに目が眩んで(ちょろい)チャレンジすることにした。 結果として、30日を達成することができた。ここに記録として参加したピラティスのレッスンを残してみる。 ピ

          ピラティス50daysチャレンジ

          ハーフマラソンチャレンジ

          今年の目標の一つとして、フルマラソン完走を掲げていた。 学生時代にバリバリ運動していた訳でも、体力に自信がある訳でもない。 だから、まずはフルマラソン完走に向けての力試しとして、小郡市のハーフマラソンに挑戦することにした。 20kmランチャレンジ① まずは練習がてら初めての20キロランに挑戦!年始から徐々に距離を伸ばして最長16kmまでは走れていたものの、さらに4km長い20キロは未知の世界。 序盤はいいペースで走れていたものの、ラスト4キロで足が激痛になりペースも遅く

          ハーフマラソンチャレンジ

          感情を大切にする(『Good Will Hunting』)

          「知識を持つことは素晴らしいこと。でも自分の言葉で語れないなら、君から学ぶことは何もない。」 幼い頃の虐待からPTSDを煩い、天才ながらも人の気持ちがわからない主人公のウィルに対して、精神分析医のショーンが告げた言葉だ。 フランス王家の名前を全員言えるかということではなく、自分の足でヴェルサイユ宮殿の中に入って、自分の目で天井画を眺めて、そこの空気を嗅いで何を思ったかということ。 ミシュラン三つ星の料理を食べて、食材や料理の歴史やシェフの経歴を語ることができるかではなく

          感情を大切にする(『Good Will Hunting』)

          冬の京都旅

          大人になってから、冬になると京都に行きたくなる。京都の冬はとてつもなく寒いけれど、冬だからこそ感じられる風情がある。 酒飲みな私としては、先斗町で飲み歩き、飲んでほてった体を鴨川で冷ますのがとっても良い。人気のない夜のさむーい街を散歩するのも、どことなく風情がある。 冬に京都に行く機会が多かったけれど、清水寺に八坂神社、二年坂や錦市場での食べ歩き…と、ザ・京都観光!って感じの観光しかしたことなかった。 今年ふたたび京都に行く機会があったので、今度はどっぷり仏像の世界に浸

          冬の京都旅

          生きるということ(『ノマドランド』)

          ずっと気になっていた「ノマドランド」を見た。 ノマドとは遊牧民を意味するが、ノマドワーカーのように特定の居場所を持たないということでもある。 ノマドランドはアカデミー賞も受賞しており、実際の車上生活者を題材にした果てしなくドキュメンタリーに近い映画だ。 スワンキーのセリフ映画の中で、ガンを患い余命があと7〜8ヶ月しかないスワンキーがこんなセリフを言っていたワンシーンが強烈に印象に残った。 『私は国中まわって本当に素晴らしいものを観てきた。アイダホのヘラジカの家族。コロ

          生きるということ(『ノマドランド』)

          自分にとっての「幸せ」とはなんだろう(『American Beauty』)

          1999年に公開された『American Beauty』は、セックスレス夫婦にリストラ、薬物の売人、同性愛など現代の社会問題を凝縮して描かれた映画として話題になった。 映像美としても素晴らしく、薔薇の花や洋服、扉など、至る所に鮮やかな「赤」が散りばめられ、見る人に何のメタファーになっているのかを考えさせてくる。 レスターにとっての人生最後まで印象的だったのは、主人公となるレスターであった。 平凡な生活に嫌気が差して会社を辞め、ハンバーガーショップでアルバイトを始めたり、

          自分にとっての「幸せ」とはなんだろう(『American Beauty』)