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【週末投稿】つれづれ有用植物#236(セリ科シャク属:シャク)
春の若葉が美しい季節に、少し湿り気が多い山道などを歩くとニンジンの葉に似た「シャク」と呼ばれる植物にであることがある。
若い株は山菜として、葉・茎・根が食用や薬用に利用されています。
採取時期は暖地が4月、寒冷地は5月ごろが適期とされており、茎が立たないうち若苗の根元から切り取って採取すのが良いとされています。
また根は、ヤマニンジンと呼ばれて食用にされます。
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セリ科の植物は似た容姿で、毒をもつものがあり注意が必要です。
シャクに似ている有毒の植物としては「ムラサキケマン」や「ドクニンジン」が挙げられます。
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見分ける方法は、①茎や葉をちぎって香りをかいでみる事です。
ムラサキケマンはセリに似た、特有の爽やかな香りがありません。
ドクニンジンは不快な香りがするそうです。
香りが無い場合は食べないほうが良いでしょう。
おかしいな?と思ったら採らない事が一番です。
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一度シャクと思われる植物の場所を覚えて置き、②花の色や形の違いで確認するのも良いでしょう。私は通販の園芸ショップから、シャクの苗を買って家で育てる事で葉の形状や茎を折って香りを確認しながら③本物に慣れ親しんでから自然のシャクを探すようにしました。
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花期は 5月 ~ 6月ごろです。
茎頂か、分枝した枝の先端に、白い小花を傘状に多数つけます。
■シャクの食べ方(2分強)
つくる楽しみ 様
■『山菜採り』シャクと激似の毒草を紹介します!(8分弱)
たいちょーTV 様
シャクは、ワイルドチャービルとも呼ばれます。
しかし「チャービル」という植物は同じシャク属ですが種が違います。
チャービルは一年草、シャクは多年草です。
■併せて読みたい(Let's Green Life)
山菜として収穫が楽しい、シャク(ヤマニンジン)