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【週末投稿】つれづれ有用植物#158(スイカズラ科ノヂシャ属:ノヂシャ)

日本ではあまりなじみの無い野菜ですが、フレンチ料理の付け合せや欧米のサラダでは良く愛用されています。

ヨーロッパ原産の一年草もしくは二年草で、主に若葉を生で食べるサラダ野菜です。高さは50センチメートルほどになり、茎が何度も二股に分れて細く伸びるのが特徴です。葉はへら状で色は柔らかいグリーンで、赤みを帯びることもあります。
丈夫な植物で、日本やアジア各地、北アメリカでは野生化しています。

大きめに生長した葉は、歯ざわりがなくならない程度にさっと湯通ししてもおいしく食べられます。味は淡泊でさくさくした歯ざわりで、くせがありません。
別名は「マーシュ」と呼ばれる他、子羊が好む事から「ラムズレタス」、トウモロコシ畑でよく自生しているのが見らるため「コーンサラダ」とも呼ばれています。

春に薄い藤色の小花を茎の先端にまとめて咲かせます。
花が付いてしまうと葉が固くなり食用には適さなくなります。育てながら葉っぱを適宜摘み取って利用でき、家庭菜園やベランダ栽培にも向きます。

暑さにやや弱いので、真夏の高温期を避けて栽培すると良い様です。
霜さえ気を付ければ寒さにも耐えて屋外で冬越し可能です。春蒔きのものは葉が薄く柔らかい傾向にあり、冬に収穫されたものは葉が凍りつかないよう厚みと甘味が増します。

【PinguBanana 宅のマーシュ(無肥料・無農薬:10月)】

PinguBanana 宅のマーシュは、株が混んできたので「間引き菜」として収穫しました。大根おろしで和えて食べました。シャキシャキして美味しかったです。

利根川・江戸川・利根運河の堤防斜面にかなり多く生えているそうです。
野田市では「魅力発信事業」として、マーシュは外来植物として他の植生に影響を及ぼす可能性があるなかでも、魅力ある植物として紹介をしています。

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