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「一年の計は元旦にあり」というが、計できる元旦をすごすために夏から行っていること

「一年の計は元旦にあり」というが、数年前から「一年の計画を立てられる元旦を過ごすための行動」を考えて、夏から、翌年の年末年始のことを考えて前倒し生活をしている。

1、夏~晩夏(8月上旬~9月中旬)


(1)暑中見舞いで年賀状やめる宣言をする

毎年吟味して、その人に合ったキャラクターのシールを貼ったり、おみくじシールを貼ったり、こだわりの年賀状を作っていた。しかし「またみんなで会いたいね・飲みたいね・集まりたいね(社交辞令)」的なメッセージを互いに送り続けている友人がいることに気が付いた。真に会いたい人にはこんなことを書かず、直接連絡すればいいのに。メッセージがない人もいた。転居した旨を記載した年賀状を送った翌年に、前の住所に送ってくる人もいた。読まれていないのかなと少し悲しくなった。当初は友人本人の近況がみられたが、徐々に子どもだけのドアップ写真を送ってくる人もいた。年賀状フォルダがよその子ども展状態であった。家族の誕生や成長がとっても嬉しくて見せたいのはわかるけれど、せめて友人本人の写真も添えてほしいなと毎年思っていた。

はがきが63円に値上がりしたこと、お酒が飲めなくなったのに「飲みに行こう」というメッセージをやり取りするのがつらいことも、年賀状をやめたい気持ちを加速させた。わたしの個人的な友人には、暑中見舞いで年賀状やめる宣言をした。今は夫とも面識があり、結婚式の日に三次会まで来てくれた転勤族の知人2名と、親戚2名のみ書いている。友人たちには毎年複数行のメッセージをわくわくしながら書いている。もらった年賀状で一番衝撃を受けたのは、電通勤務の夫の友人のものだ。さすが広告代理店、家族全員でカラートーンをそろえたきちんとした洋服を着て、外でプロに撮ってもらった最高の笑顔の家族写真を使っていた。きっちり一言コメントも添えており、プロは違うと感動した。

(2)冬のアウター計画を立てる


アウターは資産と思って、よいものを買えと誰かが言っていた。
インナーやボトムスは無印・ユニクロ系(UNIQLO・GU・PLST系)中心でそろえているが、冬アウターは唯一真剣に選び、最低5年(目標10年)着る覚悟で、購入している。ポイントは「ほしいサイズ・色が品切れになる前に購入する」ことである。真夏日だろうと、試着し、店員さんに自分に合ったサイズ・色について意見を聞く。晩夏は店も空いてるので、店員さんも親身になって接客してくれる。できれば、同じ服を着てセカンドオピニオンをするとなおよい。ダウンを購入した時には、わたしはMサイズでよいかなと思っていたが、二店舗で相談したところ、二人とも「Sサイズのほうがいい」とアドバイスをしてくれた。チェスターコートを購入した時には、黒かキャメルか迷っていると「冬は黒っぽくなりがちだから、キャメルのほうがよい」と店員さんがアドバイスをくれた。おかげでどちらも5年超着続けられている。

(3)翌年の手帳計画を立てる


ここ数年はほぼ日手帳とジブン手帳の2冊と決めているので迷わなくなった。わたしは10月生まれなこともあり、10月はじまり手帳を使用していた。10月に手帳を買うと翌年の予定が書き込めるようになるので、休みの計画が立てやすい。12月はクリスマス・年賀状など、文房具店も混みがちなので、空いているうちに吟味できるのもよい。

2、初秋(9月下旬~11月下旬)


(1)決めた冬アウターを10%OFFで購入(9月下旬)


マルイで購入する理由は、「マルオとマルコの7日間」で10%OFFで購入できるからである。9月のうちは比較的冬物が残っている。(昨年はノースフェイスのアウターをマルイで購入予定であったが売り切れていて、急遽石井スポーツで購入し、ポイントでの還元となったが)

(2)有休消化


わたしの場合はだが、10・11月は比較的仕事が落ち着いている。子持ち・ベテラン勢は夏休みやお盆に絡めた7月・8月に有休を取りがちなので、この時期は比較的取りやすい。関東以南の平地は紅葉もしていないので、紅葉の名所も、ホテルも空いていることが多く、小旅行に行ったり、近場のホテルに泊まったりして過ごしている。この時期に引っ越しをしたこともある。

(3)年賀状作成グッズを買う(11月上旬の早いうちに)


毎年100円ショップのはんこを使っている。ハロウィングッズを片付け、お正月グッズに切り替わる瞬間に購入しておくと、多くの中から選べるのでよい。極力干支のイラストの入ったものを使用しているが、保険で縁起のよいモチーフの入ったはんこをひとつ手元に確保している。

(4)クリスマスケーキを予約(11月中)


11月中に予約すると、割引があったり、プチギフトがもらえたりという店が多い(今年は間に合わなかった涙)

3、初冬(12月)

(1)年末年始のスケジュールを未来日記に書く


わたしと夫の勤務日・休日を書いて、朝・昼・晩・備考の4つを書いていく。言った・言わないを避けることや買い忘れがなくなるので便利だ。毎年書いていくと、傾向がわかるので、ブラッシュアップできてよい。

(2)神社に行く


年神様ごめんなさい!と思いながら、数年前から初詣をやめて、4月に新年度詣と、年末にお礼参りをしている。寒い中、人混みの中並ぶのは感染症リスクもあり、時間ももったいないと感じていたので、個人的にはよかった。夫の職場もわたしの職場も4月異動なので、「新年度のお願い」のほうがしやすいということにも気が付いた。

(3)年始の楽しみを準備しておく


正月明けはどうしてもやる気がなくなりがちなので、旅行や趣味などの楽しみを準備しておくとよい。今年は1月にホテルステイを計画している。

4、おまけ:一番大切なこと



一番大切なのは、年末年始を健康に過ごすということである。数年前夫が正月に発熱した。発疹もあり、わたしはめったに熱を出さないタイプなので一人でどうしてよいかわからず、正月に休日診療所に行ったことがあった。どこの病院も空いていないのでエリア中の病院が押しかけていて、診療所は混雑していた。そこそこ待って診察(と言っても大したことができるわけではなく解熱剤などの対処療法的な薬をもらうだけ)はなんとか終わったが、診察以上に会計で長時間待たされた。途中夫から「二人で熱を出して倒れるのはよくないので、健康なみずりは出ていったほうがいい」と促された。と言われても、この地に来たばかりだったので、時間のつぶし方がわからずオロオロしていると、診療所のすぐ近くが箱根駅伝のコースであることが判明したので、駅伝を見ながら夫を待つことにした。岩手の実家で、父が解説したり寝たりしながら見ている箱根駅伝は好きではなかった。デパートやショッピングモールで福袋を買ったり、遠方の祖父母宅で過ごしたり、旅行に行ったりしている知人もいる中で、家で3日間駅伝を見るのは負け組の過ごし方のような気がしていた。思春期にはアンチ駅伝くらいの気持ちで隙あらばテレビを消していた。しかしリアルで見ると、選手は驚くほど速く駆け抜けるし、学生や近所の人たちの応援の熱量は高いし、箱根駅伝は素直に面白かった。数十分後、会計が終わって疲労困憊の夫と合流し帰宅したが、さすがに一人楽しく駅伝を見ていたことを言い出せず、熱が下がってから駅伝を見たことを伝えた。


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