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子育て中の親子を見て思ったこと

朝の通勤途中にお見かけする、小さな子供とお母さま。

幼稚園バスを待っている親子や、嫌がる子供をなだめすかしながら、ご自宅から出てくる親子。さまざま。

あぁ、ご苦労さまですね…。大変ですよね。

ハンデのあるお子様の手を引きながら、親子で小学校へ登校されている、凄く疲れた顔のお母さま。

あぁ、ご苦労さまですね…。大変ですよね。

10年前の自分の姿を思い出し
その辛さがよみがえってくる。

命あれば良いじゃないですか
なんてとてもじゃないけど、言えません。

あの、目の前のことに精一杯だったあの頃、そんな風に考えることなんて、まったく出来なかった。

もう一度、あの頃に戻れたとしても、きっと疲れた顔をして毎日の生活に追われるだけ。

なので、ただ弱音を聞いてくれる存在が、あの方達にあることを祈るだけです…。

でも、ひょっとしてあの現状を、心から幸せと思い
楽しんでる人もお見えかもしれない。

私が、自分がそうだったからというだけで、勝手に辛そうだなって思っているだけなのかもしれない。

やっぱり思う。

苦しむ人のために、幸せな世界にしていこう!
というのは、私にはピンとこないな…。

目の前の困っていそうな人たちに、そっとお声がけして手を差し伸べ、心の声に耳を傾ける。

私は、そんな生き方が心地よい。

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