十二月のテーブルに灯す蝋燭は遅刻者たちのための小さな灯台/ ここで待つと決めて、燭台を置く
温かく静かな、紺色の夜は明けると霧雨に包まれて/今日も果てのない十一月の雨の下 /S41 Ring
la lluvia y todas las lluvias son infinitas/como esta niebla de noviembre, o ... 雨とそして全ての雨には果てがなく/まるで十一月の霧のように/ ...または霧の十一月のように
治療の終わりは旅の終わりなのか/(それは)傷への旅なのか /いずれにしても霧に沈む/十一月
"La poesía no necesita justificación. Debe herirnos." Jorge Luis Borges 傷つかなきゃで、傷つけなきゃ、なの/かもしれない 傷に触れる/
大事な人に会いに、急ぐ路はいつも/地下を水が流れる音が聴こえる/細かな石畳の下り坂、そういうことに/なっているらしい、この十一月の夜もまた