夢のあと
美しかった
夢のあとには
必ず濁った
悲しみという
現実が訪れる
そこには
もう
美しかった
夢の欠片は
一つもない
残るのは
ただ
悲しみに満たされ
空っぽになった
心だけ
夢は
美しければ
美しいほど
残る代償は
大きいのだ
夢をみることは
覚悟をしなければならない
悲しみを振り切ることが出来るのなら
美しい夢を見続けられる
それが出来ないのなら
夢は見ない方が良い
夢のあとに
訪れる悲しみに
心が押し潰されてしまうから
2020.11.18
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