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仮説検証
こんにちわ。観測ログです!
今回は仮説から検証について少し書きたいと思います。
常に時代の流れは進化していくため、
同じ思考、方法ではどこかで頭打ちになる場合がほとんど。
その時代の流れと共に成長しいくためには
何事も仮説と検証の繰り返しが重要。
仮説検証を繰り返すことで精度の高い仮説が
作れるようになってくるとビジネスなどの成長速度も上がっていく。
そのために、今回は「仮説」と「検証」を学んでいくように執筆していきます。
ビジネスで成功する上で
また、何かしらの問題を解決する上で、
【絶対に欠かすことが出来ない思考】のお話をしていきます。
ビジネスをやっていると、何度か聞いたことがあるとは思いますが、
所謂、「PDCAサイクル」ですね。
PLAN(計画)
↓
DO(実践)
↓
Cheak(評価)
↓
ACT(改善)
このサイクルで進めると、
必ず、望む結果を得られるという王道戦略です。
当たり前ではあるのですが、そういう当たり前を無意識で出来るかが、
が重要なわけです。
これは、別にビジネスで成功するだけでなく、
問題を解決するのも全く同じで
PDCAサイクルが基本です。
目次
1・仮説と検証
2・具体的なゴール設定
3・リサーチによる知識、経験のストック
4・抽象フリー思考
5・データ分析
仮説と検証
■仮説とは、そもそも何なのか?
真偽は別として、何かを取り組む時(ビジネス、人間関係etc・・・)に
その時点で上手くいくのかどうか?の仮の道筋を立てること。
仮説を立てることなしに実践していくと精度が上がっていかないし、
仮説なしで偶然成功したとしても再現できなくなってしまう。
■検証とはそもそも何なのか?
立てた仮説に対して実際にその仮説が上手くのか?
仮説に必要な材料を揃えて実践してみること。
仮説を立てた状態で終わらせるとその仮説の真偽が確かめられないため意味がないので、仮説を立てると同時に検証が必要になる。
つまり、「仮説」と「検証」はセットになります。
簡単に言えば。「仮説」と「検証」を簡単に言えば、「こうすればどうなるんだろう?」と思うことを意図的に試してみる。
ということです。
その試した結果を元に
「これでうまくいかなかったから別の方法を試そう。」
「ちょっとうまくいったから少し改善してもう一度試そう。」
と言う風にどんどん仮説の精度を上げていく。
この繰り返しです。
成果が出ない人のパターン
■数を実践しているのに成果が上がらない。
という人達の共通項は、
仮説と検証が行えていないということが要因。
簡単に言えば、同じ失敗をずっとルーチン的に続けているということ。
だから、成果が出ないため仮説、検証脳を身に付ける必要がある。
頭の中にある仮説をとにかく検証したい
例:
⇒好奇心が最大の動機付け
⇒試さないと自家中毒になりそうになる。
⇒クリエーターならイメージを形にしたいとか、経営者ならこうやったら成功できるという自分の仮説を試したいなど。
仮説が正しかったら「ほら僕が言ったとおりでしょ」と言いたい。
例:
⇒なので逆張り、大穴狙いがすきな困ったちゃん。
⇒でも名前残したいとか、大もうけしたいとかいう欲はあくまでも二の次、三の次。
⇒とにかく自分の仮説の正しさを証明したいんですね。自他に。
仮説検証でゴールに向かうイメージ
現状からゴールへ向かっていくイメージ。
仮説と検証を繰り返して続けると必ずゴールに近づいていく。
※ゴールは時代の流れと共に変化する。
EX:数こなしても成果が出ない例。途中で諦める例。最初から細かいことをする例。
仮説を立てるための3つの要素
仮説を立てようと思えば、
大きく3つの要素が必要になってきます。
■1:具体的なゴール設定
■2:リサーチによる知識、経験のストック
■3:抽象フリー思考
1:具体的なゴール設定
仮説検証の第一段階として、まず「ゴール」の設定が必要となります。
(なぜ、ゴールを達成する必要があるのか?目的もセットで考えるほうが良いでしょう。)
当然ですが、ゴールが明確になっていない場合、どこに進めばいいのか?分からない為、
そもそも仮説を立てることができません。
言葉で言われると当たり前のことですが曖昧になっている場合が多い。
(例:サイトアフィリエイトでの事例を上げると「アクセスを多く集めたい。」をゴールと設定している人がいますが、このゴールでは曖昧です。具体的にサイトで1000アクセス集める。
など明確な数値であるほうが仮説を立てやすくなります。もっと細かなゴールでもいいでしょう。)
これ僕の場合の例です。
2:リサーチによる知識、経験のストック
仮説を立てるためには、その周辺の情報収集、リサーチが
必要不可欠になります。
※仮説を立て、検証の段階でリサーチして知識を補う場合もあります。
知識や経験は武器です。剣、槍、弓、銃・・・といった武器がたくさん
あれば、それだけ戦いの幅も広がっていきます。
つまり、武器が多ければ仮説は立てやすくなります。
全く仮説が立てられないという状況の場合は、まずはリサーチをすることで知識、実践をすることで経験を蓄えることからスタートする必要があります。
(※投資資金がかかる場合は特にリサーチが非常に重要になりますが、
アフィリエイトなど資金があまりかからない場合は実践して経験値をストックするほうが早い。)
3:抽象フリー思考
次に仮説を立てる上で必要になってくるのが、抽象度を高めて高い視点で観察するということです。具体的で細かな部分しか見えていないとその範囲で仮説検証を行っても中々スピードが上がらなかったりします。
そのため、一度ゴールに対して抽象度を高めて
考える思考が必要になります。
(例:サイトアフィリの事例を出すと、「1000アクセス集める」というゴールに対して、そもそもどうすれば1000アクセスが集まるのか?そもそもどうすればSEOで上位表示出来るのか?今上位表示されているサイトはどういうサイトなのか?
Googleが何を求めているのか?自分がGoogleであればどういうサイトを上位表示させたいと思うのか?という風に少しずつ抽象度を上げていく。抽象度の上げ下げにより仮説を立てやすくなるため、行き詰まったり仮説が立てづらくなった場合は抽象フリー思考を使う。)
これも僕の例です。
データ分析
ゴールが設定出来て、仮説を立てることが出来れば、実際にその仮説が自分にとって正しいかどうかを確かめるために検証を行う。
次に、最初の仮説検証で上手く行った場合は成功要素を取り込み、失敗した場合は、「仮説を立てる3つの要素」を見直し、再度、別の角度で仮説を立て直す。
仮説、検証を行えば、成功しても失敗してもその仮説に対する「結果」が必ず生まれます。この「結果」を無視すると仮説検証を行った意味がなくなるので、この「結果」(データ)を分析して次の仮説を立てる必要があります。
この反復を続ければ必ず仮説の精度が高くなっていき、設定したゴールに近づいていきます。
続・仮説、検証の効率を上げる。
基本的には仮説を立てて検証を行う。そして、また検証結果(データ)を踏まえた上で仮説を立てる。
ということを繰り返していくのですが、効率を上げるために「複数の仮説を立てる」ことを推奨します。複数の仮説を立てることで、比較することが出来てより次の仮説を立てやすくなる。
「仮説の数」をこなすことで一気に効率を上げることが出来る。
仮説を一つずつ立てて検証を繰り返すというのは、より正確なデータが取れるので細かい部分の修正には向いていますが、
全体的な修正には不向きです。(ABテスト的な検証)
イメージとしては収益が全く出ていないサイトに対して
サイトデザイン(ヘッダーなど)の細かな修正ばかりしている感じです。
手探り状態の場合は特に
仮説を複数作って両極端と中間、を検証するほうが圧倒的に効率が良い。
歴史上の人物を覚える!
■1:ゴールの設定
「歴史上の人物を1時間で100人覚える」ということをゴールとしましょう。
■2:複数の仮説を設定
まずどうすれば、1時間で100人覚えることが可能か?を考えて仮説を立てる。
仮説A:「ひたすら紙に書いて覚える。」
仮説B:「果物と結びつけて覚える。」
仮説C:「年代別の順番で覚える。」
など仮説の案を出せるだけ出してみる。
(ここで暗記方法などの知識が乏しければリサーチして知識を蓄える。)
■3:仮説の検証
一つずつ実際に試していきます。
暗記で仮説検証の例。
■4-1:検証の結果(かなり上手くいった場合)
かりに仮説B「果物と結びつけて覚える」が上手く行った場合は、
仮説Bがゴールに一番近い所にある。という結論を出すことが出来、
他の暗記する場合でも有効な可能性が高くなります。
■4-2:検証の結果(上手くいかなかった場合)
仮説A~Cの方法では1時間で100個覚えられなかった場合、まず分析が必要になります。
Aで10個、Bで50個、Cで30個覚えられたことから、紙にただ書くよりもイメージすることで覚えやすくなるというデータが得られる。
そのため、次の仮説としてイメージと紙に書くこと組み合わせると暗記力が上がるのか?を検証。
A+B+C, A+B など。
■4-3検証の結果(全くうまくいかなかった場合)
全くうまくいかなかった場合は一つフィードバックとして捉えて
別の角度の仮説を立てる。
今回のゲームまとめ。
今回のゲームは仮説を立ててみる。という癖をつけてもらうための
簡単な練習です。気軽にチャレンジしてみてください。
■1:あなたの中での、取り組みたい目標、ゴール、
もしくは改善したい問題を一つ取り上げてみてください。
■2:そのゴールや問題を具体化させましょう。
■3:ゴール、問題をどうすれば達成出来るか?改善出来るか?
仮説を複数立ててみてください。
参考本
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