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【読書記録】人生の勝負は、朝で決まる
ピピピピッ、ピピピピッ、「んーーーーあーーーーむにゃむにゃ.....」
必死にアラームを止めて二度寝。二度寝どころか三度寝。
「はっ!やべっ!もうこんな時間!」
ドタバタ身支度を始める。
「あーひげ伸びてるな。剃りたいけど時間ない。仕事中マスクしてるしもういっか。」トースト一枚さっと食べて家を出る。
少し前までの自分です(笑)今書いてるだけでも自己嫌悪の感情を思い出す......
これまでも朝型の生活になりたくてチャレンジしてきたけど、昼間眠くなって辛かったり、気付いたらずるずる元の生活パターンに戻っていたりで続きませんでした。
そんな僕にも変化が!今の生活はこんな感じ。
毎晩11時には寝て朝6時に起床。ゆったり身支度と朝食を済ませ、6時半からは好きなホットコーヒーを飲みながら、本を読んだり、読んだ本のアウトプットをしたりしています。
家から会社が近いので7時半頃家を出て、7時40分には出社。みんなが出社してくるのは8時過ぎがピークなので、それまでは一日のやるべきことや順番の整理だったり、緊急ではないけど重要なことに時間を使うようにしています。
生活を変えてみて感じたのは、「何で今まで出来なかったんだろう?」って不思議に思うぐらい簡単で楽だったこと!僕が朝起きるのが苦手だと認識したのは小学生の頃からなので、かれこれ20数年直らなかったものが、ちょっとした意識と考え方、行動の変化でがらりと変わりました!
以下にこの本で印象に残った部分と、実際に行動してみたことを書いてみます。同じような悩みを抱えている方の参考になったらいいな。
①「目覚めが幸せな人は幸せな人生を送っている。目覚めを幸せにするコツを見つけた人が人生の勝者だ。はじめに、目覚めありきなのだ」
今の自分の生活が不幸だと感じている方は、毎朝の目覚めを思い返してみて下さい。
目覚めも良くない方が多いんじゃないでしょうか?僕も以前の生活をしているときは、最悪の目覚めでした。
起きるのが辛いけど起きないと仕事に間に合わないから仕事に起こされるという感じです。
ではどうしたら目覚めが清々しくなれるのか?ということを考えてみました。
②「生まれつき朝に弱い人はいない。目覚めが悪いのは嫌いなことをやって生きているから。どんな場合でも、好きなことなら喜んで目覚めるのが人間だ」
あ~たしかに!と思いました(笑)子供の頃、遠足の日は早く目が覚めてしまうというあれですね。
僕は釣りが趣味なんですが、明日は釣りだ!と思うとワクワクしますし、朝5時のアラームでも一発で起きて、6時の渡船に乗り込むことができます。
要するに、朝目覚めてからの楽しみを持つことが大事なんだなと思いました。
僕は読書も好きなので、毎晩、翌朝起きたら読みたい本を机の上に置いて、ちょっとワクワクを感じてから眠るようにしています。
今そういったものがすぐに見つからないという方は、まず自分の「好き」「嫌い」を見つめ直すことからしてみては?とこの本ではアドバイスしています。
今の仕事が嫌いだという方は、少しでも好きになれそうな要素は無いか?無ければ好きなことを仕事にするために何が出来るか考えてみるのもいいと思います。
③「人生のおまけとして睡眠があるのではなく、睡眠こそが人生の中心だと考えてみてほしい」
好きなことをやれば起きられると言っても、ちゃんと寝られてなければ起きるのは辛いし、日中も眠くなって大変ですよね。
僕も以前の生活では、子供達が眠ったあと、夜勉強⇒晩酌(ついつい何かを食べてしまう)⇒だらだらネットサーフィンで眠るのも遅いし睡眠の質が落ちてしまっていました。
大体1時就寝7時半起床で睡眠時間は今とあまり変わらないのですが、朝起きたときの「寝た気がしない感」がすごかったです(笑)
今の就寝前の行動は、22時頃~一日を振り返って簡単な日記を書く(5分ぐらい)⇒電気を消してグラス1杯のハイボールを飲みながら妻とゆったり会話⇒10時45分ぐらいからは睡眠用BGMを聞きながらストレッチをして11時頃就寝という感じです。
もちろん、その日の予定や仕事からの帰宅時間によっては変化することもありますが、「睡眠を中心に考える」ということは変わらず、ネットサーフィンはしない、寝る前に食べない、眠る前に気持ちを静める時間を取るなどして、睡眠の質を高めることを意識しています。
まとめ
冒頭にも書いたように、僕は子供の頃から朝起きるのが苦手で、「自分は朝に弱い人間なんだ」とずっと思っていました。
そんな思い込みのせいでずいぶん損をしてきたように思います。この本を読んで学んだことを実践することで、「人間は変われる」ということを身をもって実感できました。
もし同じような悩みを抱えている方がいれば、あなたにも「絶対変われる!」と伝えたいです。僕が感じたキーワードは「目覚めを幸せにするコツを見つける」「生まれつき朝に弱い人はいない」「睡眠を生活の中心に考える」です。
早起き出来るようになりたい、朝型生活を手に入れたいという方の参考になれば幸いです。