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やっぱり長崎に行くべきなのだ。


緊急事態宣言が初めて出された2020年4月、『るるぶ長崎』なんぞを読んで、行きたい観光地をピックアップし、何泊したら全部回れるかなんて呑気に手帳に長崎のカタチなどを模して旅行の計画を練っていた。

それから約1年半。思いは日々募り、「何月にどこに泊まる」など具体的なことはまだ決められないが、いつも通り仕事柄の選書をしていて「これはどうですか?」という候補に挙がってきたのがこの本だ。

こども向けの月刊誌で、毎回楽しいテーマ、異なる作家さんが書かれている。定期購読もしたいが、どんどん溜まって引き際がわからなくなるので、たまにチェックして欲しいものを購入する形にしようと思っている本だ。

「長崎だし」という軽い気持ちで購入してみたが、少し切なく、何かできることは無いかなと思ってしまった。7歳の息子と一緒に読んで、果たしてきちんと説明できるだろうか。母がキリスト教系の中高に通っていて、彼女を通した潜伏キリシタンの話。無宗教で都会に住んできた私にとっては、なかなか想像だにしにくい。

手元にあった生協のちらし。タイミングよく「かんころもち」が載っていたので注文してみた。長崎に一歩近づいた気がした。

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