Japan is a king of ERO in the world
平成から令和へと年号が変わりラグビーW杯に世界中が湧いた2019年、アダルト業界でも一つの衝撃的な出来事があった。
米国の某有名アダルトサイトにおける年間検索ワードの1位2位をそれぞれ『japanese』『hentai』が輝いたのである。日本の有名AV女優が中国や韓国でも日本同様の人気を誇っている程度の情報しか持ち合わせていなかった吾輩はこの結果に感動すら覚えたのである。今回は世界を取り巻くAV業界での日本のポジションについて考えていくのである。
まずは一人当たりのポルノ消費額について見てみるのである。ある米国誌の調査によると2006年基準で見た際、1位は韓国で一人当り526.76ドル。2位は日本で1人当り約166.66ドル、3位はフィンランドで114.70ドルとなった。各国のポルノ産業の総売上で考えると中国が274億ドルで1位、韓国は257億3000万ドルで2位、日本は199億8000万ドルという形になるので人口が中国に比べて圧倒的に少ない韓国がいかにポルノを消費しているかが読み取れるのである。
続いて各国のアダルト系サイト数で比較してみよう。英紙の調査によると2013年の1位は米国で420万、2位はオランダで180万サイト、3位は英国で51万2000サイトとなっている。断トツで米国が1位に輝きアダルト系WEBページ数の全体シェア約60%を占めているのである。
最後にポルノ女優(日本でいうAV女優)の数についての比較である。こちらはソースがないネット記事になるので一説として捉えて頂ければ幸いである。堂々の1位は米国で約6800人。2位は日本で約1400人。3位はハンガリーで約710人であった。
上記3つのランキングより消費者または出演者としてポルノに積極的に関わっている人口が多い国がアジア圏であり、関わる間口を広くしているが人口全体におけるポルノへの関わりが薄いのが米国・英国であるように思う。
そんな中で獲得した2019年米国検索ワード1位2位。ではなぜ日本・日本文化が世界に好まれているのであろう。吾輩なりに解釈を交えて考察していくのでお付き合い頂ければ幸いである。
若かりし頃に米国へ留学し米国・中南米・中東など各国から来ている学生と会話をした中で日本人に対しての印象を聞いたところ多かった意見が、消極的且つ内向的な印象であった。確かに侘び寂びや禅という心を少なからず遺伝子レベルで持っている日本人は各国に比べて内向的に見られる傾向にあるように吾輩思う。日本文化はクールジャパンと呼ばれる程、海外にも浸透しており良識のある方であれば皆共通して認識しているのではないだろうか。そんな特殊な文化を持つ日本人に海外の人は興味を持ち好奇心を抱いた結果が検索ワード1位2位となっている要因の一つだと思う。
また単純に男性が女性に覚える可愛らしさが海外の人にも人気なのではないかと吾輩は考える。恥じらいは可愛らしく愛くるしいものであるとよく耳にする。現実に吾輩もそう思う。日本に生まれ、日本で暮らすとなかなか実感をしないが海外の方は上述したように開放的で明るい方が多い。夏には肌の露出が多いドレスに身を包みクラブで踊っている妖艶な女性を何度も見た吾輩であるが日本人女性に覚える魅力とは少し異なっていた。どこに生まれどこで育とうが、もしくは性別も年齢も関係なく人類はギャップに心を動かされるのではないだろうか。
まとめに入るのである。好奇心の一種に特殊的好奇心というものがある。特定の目標を定め、既知の情報を深く掘り下げる状態のことをいう。これを海外の方が日本のAVを視聴するという行為に当てはめると、私生活で中々経験出来ない恥じらいをAVというフィクションの中で楽しみ、特殊な文化を持つ日本人を更に深く知っていくということになると吾輩は結論づける。
この声が海外の方へ届く事はないと思うが、あくまでAVというのはある種のエンターテイメントでありフィクションである事を念頭においてほしい。海外に日本人女性が旅行に行った際、トラブルに巻き込まれるようなことに繋がらない事をAVをこよなく愛する吾輩は切に願うのである。
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