イソップ物語はわかりやすく、そして、深い
私はイソップ物語が大好きです。
一つの話は短いのに、教訓がしっかりと伝わり
子どもたちにも、とてもわかりやすいです。
イソップ物語は動物や虫が話の登場人物で
出てくるのが面白いですよね。
子どもたちも大好きです。
次女はタイトルが出てこないのか。
「アリがでてくるやつ」
「ひつじがオオカミにたべられるやつ」
など、言って、絵本を探しています(笑)
私も子どもの頃からイソップ物語は好きでした。
何度も読んできたので、覚えているもの多いです。
一つ一つのお話も短いし、きっと、
ママたちも「お話してー」って言われたら、
話せたりしますよね。
オオカミ少年、アリとキリギリス、ウサギとカメ
北風と太陽。
この辺は有名ですよね。
子どもたちも大好きです。
大人になって、私もまた読み聞かせで
読み始めましたが、
子どもの時とは
また違った視点で気付かされる
ことも多々ありました。
今回は子どもたちが良く「読んでー」
と、持ってくるものを書いてみました。
●ウサギとカメ
ストーリは言うまでもなく、
どちらが早く木に到着するかを競争するお話です。
足が遅いカメと足が早いウサギ。
能力が低くてもコツコツ努力すれば成果を得る可能性がある。
また能力があっても油断すると負けてしまう。
こんなお話。
としか、読んでいなかったけど、
子どもたちに読んでいて、
ウサギはカメと競争しています。
カメの様子を見て、休憩し油断します。
逆にカメはウサギと競争はしていないのではと感じました。
カメはゴールを見ている。
うさぎに勝つことではなく、ゴールにたどり着くことを
目標としている。
ウサギはカメを意識したがために、遅いカメに油断し
手を抜きます。最初からゴールを目指していたら、
楽勝に勝っていたのに。
子どもは読み終わったあと、
「ウサギさんはなんで寝ちゃったんだろうね」
「途中で寝ちゃだめだよね」
と、言っていました。
またしばらくして読んだら違う見方を
するのかな。と思ったり。
●アリとキリギリス
このお話も有名で誰もが知っています。
これも昨日子どもたちに読んでーと言われ、
読んだのですが、
コツコツ働くアリたち。それを笑いながら見ている
キリギリス。
食べ物はこんなにあるのにどうしてそんなに働くの?
アリたちは冬に備えて食べ物を集めています。
冬になり食べ物がなくなり、キリギリスは困り果てます。
怠けていると、後で後悔する。という教訓ですね。
仕事でも勉強でも後で困らないように
一生懸命働きお金を稼ぎ、
テストで後悔しないよう
一生懸命勉強します。
けど、キリギリスのように遊んで暮らせたら
その時は幸せのような気がします。
アリさんのようにコツコツ将来のため遊ばずに働き、
今を楽しんでいないのなら、
そんな人生はつまらないように感じます。
バランスが大事ですよね。
コツコツ働きながら楽しみ、
遊びながら、コツコツ働く。
年取ってお金があっても
遊ぶ元気がなかったら
お金があっても仕方がないですもんね。
なんて、読み終わったあと
感じてしまいました。
次男は
キリギリスをうまく言えず、
「ギリギリス」と言います😅
「ギリギリスかわいそうだね」
と、言ってました。
「かわいそう」と思える次男が
なんだか、素敵だと私は思いました。
長女たちは
「だって遊んでばかりいたからだよ」
まー、そうなんだけどね。
それぞれの感想が面白い。
遊ぶときは遊ぶ。
働くときは働く。
そういうことかな!
●肉を加えた犬
私は個人的にこれが一番面白い。
笑っちゃいません?
肉を加えた犬、
川にうつった自分の肉が大きく見え、
それを奪おうと吠えて、
川にポチャん(笑)
ガーン。
ですよね。
欲張ってはいけません。
でも、これって
うちの子どもたちやりがちです💦
ケーキを切れば、
「そっちが大きい」
それを取ろうとして、テーブル上に乗り出し
自分のケーキをつぶす(-_-;)
・・・・やります。
うちの場合、4人なので
ホントに食べ物系は闘いなのです。
このお話を読んだとき、子どもたちが
「もう一個食べようとしたの?」
「そうだね、うつった方が大きくみえたのよ」
「口にあるをすぐ食べちゃえばよかったのに」
と、子どもたちは笑っていましたが、
(君たちのことだよ)
と、思いました(笑)
●まとめ
この他にも私が好きなお話はたくさんあります。
どれも教訓があり、
ふむふむと納得するお話が多いです。
子どもたちにも、ためになるお話が多く、
そして、親の私も学ぶことが多いです。
「嘘をついたらいけないよ」
と、言っても子どもはピンっとこないけど、
「『オオカミ少年』のようにウソ
ばっかりついてると誰も信じてくれなくなるよ。」
と言うと、
「あ、そうだ!」
という顔をします🤣
今日もイソップ物語の
絵本を読もうかな。
読んで頂きありがとうございます。
今日もみなさまがhappyな1日を過ごせますように。