私が好きな哲学の言葉 孔子:「己の欲せざるところは これを人に施さず」
これは中国の儒教の孔子の言葉です。
儒教とは神という存在はなく、人としての生きる道を説く考え方です。
自分がされて嫌なことは、他の人にもしない、とはよくしつけの中でも言われますね。
ただ、最近私は「自分がされて嫌な事を、他の人が嫌とは限らない」という言葉も発見しました。おお、そうだなぁと感じ入りました。甘えたい人、甘えたくない人、甘えられたい人、甘えられるのが嫌な人…ここにも人の個性ってあるでしょうね。
勿論、万人が嫌な事や、法律的にやってはいけないことは別ですが、人と人との関係に於いては、本人の意思を確認することが必要だ、ということでしょうか。
例えば本人が「家から出たくない」時。もちろん、体を動かしたり、日光に当たったり、人と話したりすることは大切です。それは「正論」です。ただ、もし私の心が付いていってない時に正論の理屈で外に引っ張り出てされも、私は屈辱や裏切られた感じ等、人間不信になってしまうかもしれません。二度と、その引っ張り出した人とは会いたくないでしょうね。
「あなたの為よ」という言葉を相手に押し付けないように気を付ける必要がありますね。
支援者は、本当に相談者のことを考えて関係を作っているのでしょうか?
相談者は支援者にそれをして欲しいと思っているのでしょうか?
私はいつも、そのことを気に留めていないといけないなぁ…と思っています。
あなたと一緒に
花音と共に
やすらぎを感じて生きたっていいじゃない
